小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

補食のコツ(その3)

2012-06-15 06:28:00 | 栄養

補食はお腹が空く前に、時間を考えて摂ってください。

 

お腹が減ってからでは糖質でないと満足できなくて、チョコレートやクッキーや

糖分の入った飲み物に手がでてしまいます。

 

そして補食にはタンパク質の豊富な食べ物を選んでください。

 

タンパク質が多く含まれた食材であれば血糖値が急激に上がることはなく、

結果血糖値の安定につながるからです。

 

 

それはどのような食べ物かといいますと

 

チーズ、ナッツ、ゆで卵、プロテイン、などです。

 

 

プロテインは水に溶くのが一番ですが、無糖ヨーグルトに溶いてもかまいません。

 

プロテインを牛乳に溶くのもいいのですが、乳糖によって血糖値が上がって

しまうこともありますので向かない人もいます。

 

これらが比較的簡単に用意できる食材です。

 

もちろん肉や魚、納豆、豆腐なども理想的な補食材なのですが、なかなか

食事以外の時間帯に用意するのは難しいですね。

 

 

チキンを焼いて職場に持っていっている女性の話を聞いたことがありますが、

そこまでするくらい補食は糖質制限にとって大切なことです。

 

「補食を制するものが糖質制限を制す」

 

とまで考えています。

 


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補食のコツ(その2)

2012-06-14 08:12:11 | 栄養

血糖値を安定させるためには低血糖状態にならないようにすること

が大切です。

 

そのためにはお腹が減る前に食べる必要があります。

 

それが補食です。

 

血糖値が安定している人は一日3回の食事で快適に過ごせます。

 

血糖値が安定していない人は食事と食事の間にお腹が減って

(低血糖になって)しまいます。

 

ここで多くの人がに手チョコレートやクッキーのような糖質に

 手をだすので、血糖値はますます安定しなくなるのです。

(その1をご参照ください。)    

 

ここで重要なのはお腹が減ってからの補食ではタイミングが

遅いということです。

 

お腹が減っているということはかなり血糖値が下がった状態なので、

どうしても糖質に手がでてしまうのです。

 

お腹が減る少し前に補食をする。

 

これは簡単なことではありません。

 

自分の血糖値の変動を把握していなければなりませんから。

 

 

食事をした後、何時間後に低血糖症状が現れるのかを把握して

その前に補食を摂る必要があるからです。

 

医師の診断を必要とする場合も多いです。

 

 

そして、補食で何を食べるかも血糖値の安定に大切なことです。

 

キーワードは「タンパク質」です。


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補食のコツ(その1)

2012-06-13 14:11:36 | 栄養

ずっと、血糖値の安定が大切なことを強調しています。

 

血糖値は高くても低くても身体に害があります。

 

高血糖は身体の組織を壊し、低血糖は身体や精神に変調をきたします。

 

 

 

 

血糖値が高くなるとその反動(インスリンが作用して)で血糖値は下がります。

 

低くなった血糖値を上げるために糖質を摂ると再び血糖値は高くなって

しまいます。

 

これを繰り返すと血糖値が安定しない身体になってしまうのです。

 

お腹が減っている時に糖質を摂って欲しくない理由がここにあります。

 

 

 

 

糖質制限はこの「食事の後の血糖値を高くしない」ことが一番の目的です。

 

ですが、血糖値を安定させるためにはもう一つコツがあります。

 

血糖値を低くしないことです。

 

そのために必要なことは補食です。


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