コンドロイチン硫酸とグルコサミン。
最近よく知られるようになった栄養素です。
膝をぐるぐる回して「グルコサミン♪」と歌うCMの影響が大きい
かもしれません。
どちらも関節や軟骨の材料となる栄養素です。
歯科的には顎の不調(顎関節症)にとって有効な栄養素です。
もう一つコンドロイチン硫酸とグルコサミンには重要な役割が
あります。
それは組織の水分の保持、つまり保湿に関わってきます。
皮膚のコラーゲンの保湿にも関わっていて、それを応用した
化粧品も売り出されています。
(実際は、外から塗るよりも体内に入れた方が保湿効果が
現れるのは当たり前なことですが。)
そしてコラーゲンといえば歯ぐきの保湿にも関わっています。
歯ぐきもコラーゲンがダメージをうけると皮膚のように
かさつき、傷ついたり脹れやすくなったりします。
コンドロイチン硫酸とグルコサミンは、両者を摂って相乗効果に
よって機能を発揮します。
これらは食品から摂ることが難しく、サプリメントで補うことが
推奨されています。