小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

ロフトのオーラルケア商品は充実している

2019-01-15 06:00:14 | 予防

久しぶりに渋谷のロフトに行きました。

     

そこで、オーラルケアグッズのコーナーを見てきました。     

         

       

実は、当院で販売しているものがほとんどここで手に入ります。元々、歯科専売のもので、一般的には手に入りにくいものでした。

           

ご紹介していきましょう。

                 

上の写真は歯ブラシのコーナーですが、専門的な歯ブラシが並んでいます。

             

       

こちらは一般的な歯ブラシです。

             

              

                    

中でも、専門的なメーカーである「プロスペック」は当院でも販売しています。

https://blog.goo.ne.jp/obatadc/e/115dd47a02390e0d4ebcc69f91a098bf

                    

これが絶対お勧めというわけではありませんが、私自身気に入って使っていて、患者さんにもお勧めしているものです。

                   

                 

こちらは歯間ブラシ、フロスのコーナーです。

              

           

やはり、「プロスペック」の歯間ブラシは当院でも販売しています。

                

              

「ジョンソン&ジョンソンン」のフロスは当院でお勧めのフロスです。これは普通のドラッグストアでも売っていることが多いです。

           

           

歯磨き粉のコーナーです。

        

           

この「サンギ」というメーカーのアパガードリナメルを当院でも販売していますが、こちらにも同じようなものが売っています。以前、東急ハンズにも置いてありました。

https://blog.goo.ne.jp/obatadc/e/39873f8bb4d81d8dac88e996785f9cbd

 

歯の着色を防ぐのに一番効果を感じた歯磨き粉でお勧めしています。。もともと、歯科専売の商品でしたから、歯磨き粉としては割高ですね。

 

        

コンクールというクロールヘキシジンが含まれた含嗽剤も売っていました。当院では最近は使用していませんが、歯周病菌を叩くのに有効とされているものです。一時期、専門的に取り寄せて患者さんに販売していました。

                 

           

東急ハンズにも専門的なアーラルケアグッズが売っていましたが、ロフトの品揃えにはビックリしました。

        

口の中のケアに必要なものはすべてここで揃います。

             

歯科専売だったものが、市販で売られるようになっているようです。

        

当院は物販には力を入れていませんが、それにしても商売あがったりです(笑)

        

             

                

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/


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インプラントに歯をいれても噛めない

2019-01-13 20:55:54 | インプラント

インプラントは顎の骨にチタンのボルトを埋め込み、自分の歯のように噛めるようにする治療法です。

             

実際は、自分の歯よりも強く咬めてしまうので、咬み合わせの調整はシビアになります。

                    

インプラントは歯のないところに埋め込むので、ある日いきなり歯ができることになります。

              

いきなり歯ができて噛めるようになるかというと、そうではない場合もよくあります。

              

向かって左側の歯のないところに、インプラント治療を行いました。

           

              

インプラント手術の後、2か月で仮歯を入れました。

                 

さあ、これで噛めるようになりますよ、と言っても「あまり噛めません」と言われることがあります。

               

なぜ、噛めないのでしょうか。

               

食べ物を噛む時には、歯だけではなくほっぺたや舌も使います。

        

ほっぺたや舌を使って歯の上に食べ物を乗せて、上下の歯で噛み砕いたり噛みつぶしたりします。

                 

歯がなかった期間が長いと、このほっぺたや舌がうまく動かなくなっていることがあります。

             

そのため、食べ物をうまく歯の上に乗せられないのです。

                    

また、ずっと反対側で食べていると顎がそちらの方にずれてしまっていることもあります。

                 

顎がずれてしまっていて、歯を入れた方では噛めなくなっているのです。

               

噛めるようになるにはリハビリという名の練習が必要です。

           

歯科でのリハビリを「オーラル リハビリテーション」と言います。

                

 

リハビリは数か月から半年くらいかかることがあります。

               

患者さんがリハビリするのに合わせて歯科医は歯の形を噛めるように調整していきます。

             

仮歯である程度噛めるようになったことを確認したら、本歯にします。

             

インプラントを入れてもすぐに噛めないこともあるのです。

      

       

                 

小幡歯科医院

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レントゲンよりも大きくなっている虫歯は最近できた虫歯

2019-01-08 21:56:07 | 虫歯

長たらしいタイトルになりました。

             

レントゲンで確認した虫歯の大きさよりも実際の虫歯の方が大きくなっている場合は、最近進行した虫歯であるということです。

             

                                                                                      

レントゲンで虫歯が発見されました。

                    

中の下、つまり中くらいの虫歯で小さい方であると、レントゲンでは診断されました。

                  

               

しかし、実際に削ってみると中くらいよりも大きい虫歯でした。

                  

進行している途中の虫歯に、こういうことが起きます。

                  

できたばかりの虫歯はレントゲンには写らないということなのです。

              

虫歯で歯が溶けても、レントゲンに写るようになるにはタイムラグがあり、レントゲンでは実際よりも虫歯が小さいように写ります。

                

逆に古くからある虫歯で進行が止まっているような虫歯は、レントゲンと実際の虫歯の大きさが一致します。

                 

現在進行形の虫歯があるということは、現在砂糖や異性化糖などの甘いものを口にしているということです。

                  

虫歯があっても進行している様子がないのは、甘いものをそれほど口にしていないということです。

                  

レントゲンと虫歯を削った感触で、その人が最近どういう食生活をしているかがわかります。

             

             

                 

小幡歯科医院

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季節の知覚過敏

2019-01-04 22:58:49 | 歯がしみる

知覚過敏は虫歯ではないのに歯がしみる状態のことを言います。

              

シュミテクトのCMで認知されて、多くの人が知っている言葉となりました。

               

その原因には様々ありますが、体調不良による知覚過敏というものがあります。

            

例えば、風邪をひいた後に歯がしみるようになるというものです。

         

体調が落ちて体の抵抗力が落ちて、歯がしみるようになってしまいます。こうなる人は、歯がしみやすい体質が素因としてあります。どんなに体調を崩しても歯に問題が起きない人もいますので。

                  

さて、表題にもある通り季節的な影響で知覚過敏になる人がいます。

                  

11月~2月

冬の寒さによって歯がしみるようになる人がいます。寒さに弱い人です。

風邪やインフルエンザになることも原因の一つです。

空気や水道の水も冷たくなっているので、歯がしみる人にはつらい季節です。

              

3月、4月

本来さわやかになる季節ですが、花粉症によって歯がしみる人がいます。

花粉症で体力が落ちたところに、知覚過敏がやってきます。

            

6月

梅雨時に歯がしみるようになる人がいます。湿度が高いと体調が悪くなる人です。

そういう人は台風にも敏感で低気圧になると歯がしみるようになったりします。

            

8月、9月

夏の暑さに弱くて、歯がしみるようになる人がいます。

夏バテによる知覚過敏です。

                  

10月

あまり季節的な知覚過敏は見かけませんが、一部の人がこの時期のスギ以外の花粉症によって知覚過敏を起こします。

              

年末

年末の知覚過敏は多いです。一年の疲れが年末にどっと出る人がいます。

紅白歌合戦を観ながら歯が痛くてつらかった、という話をよく聞きます。

         

            

興味深いのは、毎年同じ時期に知覚過敏になる人がいることです。

              

カルテを見直すと、いつも同じ月に歯がしみるということで来院されています。

              

季節的な知覚過敏は、その苦手な季節が過ぎると治ります。

              

塗り薬を塗るくらいは行いますが、基本的に治療は必要ありません。

               

自分の弱い季節を知り、体調管理を行う方が有効な手立てとなります。

            

                  

               

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/

                 

                 

         

                   

 

 


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