日常的な食料は、魚貝類、小動物や動物の肉・内臓・骨髄、
野草、野菜、キノコ、海藻、昆虫などです。ときどき食べること
ができたのは、木の実、果物、球根(山イモなど)でしょうか。
(江部 康二著 「主食をやめると健康になる」 より)
原始の時代、木の実や果物、球根などは出合った時にたまたま
食べることのできるラッキーな食材でした。
現代の我々はそれらのものをいつでも食べることができます。
このラッキー食材は特に血糖値を上げる食べ物です。
血糖値が上がると、人は膵臓からインスリンを出して血糖値を
下げようとします。
本来人間が常食するものではないので、身体はそれについて
いけなくなります。
つまりインスリンを必要以上に出すことによって膵臓が疲弊して
いき、ついには血糖値を下げる力が弱っていく危険があります。
果物や甘いものはラッキー食材です。
たまの楽しみにするようにしましょう。