小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

ラッキー食材

2013-04-15 06:51:00 | 栄養

日常的な食料は、魚貝類、小動物や動物の肉・内臓・骨髄、

野草、野菜、キノコ、海藻、昆虫などです。ときどき食べること

ができたのは、木の実、果物、球根(山イモなど)でしょうか。

(江部 康二著 「主食をやめると健康になる」 より)

 

 

原始の時代、木の実や果物、球根などは出合った時にたまたま

食べることのできるラッキーな食材でした。

 

 

 

現代の我々はそれらのものをいつでも食べることができます。

 

 

 

このラッキー食材は特に血糖値を上げる食べ物です。

 

 

 

血糖値が上がると、人は膵臓からインスリンを出して血糖値を

下げようとします。

 

 

 

本来人間が常食するものではないので、身体はそれについて

いけなくなります。

 

 

 

つまりインスリンを必要以上に出すことによって膵臓が疲弊して

いき、ついには血糖値を下げる力が弱っていく危険があります。

 

 

 

果物や甘いものはラッキー食材です。

 

 

 

たまの楽しみにするようにしましょう。


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人類の歴史からみた糖質制限

2013-04-12 23:41:56 | 栄養

人類は700万年前に誕生しました。

 

 

当時の食事は狩猟によるものやたまたま巡り合った野生の

植物でした。  

 

 

日常的な食料は、魚貝類、小動物や動物の肉・内臓・骨髄、

野草、野菜、キノコ、海藻、昆虫などです。ときどき食べること

ができたのは、木の実、果物、球根(山イモなど)でしょうか。

(江部 康二著 「主食をやめると健康になる」 より)

 

 

 

この時の食生活は糖質制限食そのものです。

 

 

 

人類が農耕によって安定的に食料を手にすることができる

ようになるのが今から1万年前です。

 

 

 

農耕を行うようになって、初めて人類は定期的に糖質を口に

するようになりました。

 

 

 

人類の歴史の中で糖質とつきあうようになった期間は

1/700なのです。

 

 

さらに白いパンや白米などの精製された炭水化物を口にする

ようになったのが200~300年前。

 

 

人類の歴史の中ではおよそ1/20000です。

 

 

人類はそのほとんどの期間糖質制限を行っており、最近の

わずかな期間に糖質を摂るようになったのです。

 

 

 

歴史の流れからみても、人間は糖質に慣れていないことが

わかります。


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