今回は記事の訂正から始めたいと思います。
生まれつきの能力 - 小幡歯科医院歯科話 (goo.ne.jp)
虫歯を防ぐ力が唾液にはありますが、それは先天的に決まっているもので後から努力して変えることはできない,
とこの記事では書いています。
これは間違いでした。虫歯を防ぐ力(唾液の緩衝能といいます)をアップさせることは可能であると今は考えています。
体の中でつくられる唾液の質のことなので、その材料が揃っていないと質が落ちてしまいます。
その材料でポイントとなるのが、亜鉛です。
唾液の緩衝能と食事回数 - 小幡歯科医院歯科話 (goo.ne.jp)
亜鉛が不足すると虫歯になるリスクが増える、逆に言えば亜鉛が体の中に足りてくれば唾液の緩衝能が高まり虫歯に対する抵抗力が増す、ということです。
亜鉛はタンパク質を多く含む食材に含まれていますから、タンパク摂取を意識していると自然に充足していくものです。
また、食事においてよく噛んで食べることは唾液が出ることを促しますから、虫歯の予防につながります。
また、ストレスが溜まり交感神経が緊張している時は、唾液の出る量が減ってしまい虫歯に対する抵抗力が落ちます。
食事とストレス管理。
歯磨き以外にも、虫歯を防ぐのに大切なことが生活習慣の中にあります。
小幡歯科医院