寿命シリーズの最後はインプラントです。
当院の用いているストローマンインプラントについての残存率のデータがあります。
10年で96.2% (1999年、Buser)
10年で99.2% (2003年、Lambrecht)
と高い数字が出ています。
また、1995年に出された日本人(森田、石村、石川ら)によるデータでは
10~15年の寿命は上顎で90%、下顎で94%
となっていて、すべて90%を超えています。
ブリッジの寿命が8年で50%、入れ歯の寿命が4年で50%でした。
それらに比べるとインプラントの寿命はかなり長いです。ブリッジや入れ歯よりもインプラントの方が長くもつという点において、実際に臨床においても同じような実感があります。
きちんと適応症を選べば、インプラントが最も長持ちする治療と言えます。
小幡歯科医院