小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

糖質制限食は本当に腎臓へ負担を掛けるのか

2013-06-14 06:37:00 | 栄養

糖質制限は糖質を控える結果高タンパク、高脂質の食事になります。

 

そのため

 

1 長期的安全性が示されていない

2 カロリーオーバーになって体重増加が生じる

3 脂質オーバーになり脂質プロファイルが悪化し動脈硬化症が生じる   

4 タンパク質オーバーになって腎機能の悪化が生じる 

 

ということが懸念材料としてあげられます。

 

 

そのことに明確に答えている北里大学の山田先生の記事が

ありました。

http://kenko100.jp/news/13/06/06/01?fb_action_ids=476330382447804&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B596538090380435%5D&action_type_map=%5B%22og.likes%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

 

 

答えは「糖質制限の食事によって腎機能は悪化しない」

とのことです。

 

 

ただ、糖尿病になり腎臓の状態が悪くなると糖質制限を勧められ

なくなることがあるそうです。

 

 

糖質制限は健康なうちに行うことがコツです。

 

 

ちなみに制限すべき糖質量には個人差があり、一概には

言えないものです。

 

 

健康な人がダイエットや病気の予防として行う分には厳密な

制限は必要ありませんが、糖尿病やそれにまつわる病気が

ある人は専門家の指示を仰ぐ必要があるでしょう。


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