心筋梗塞や狭心症は、心臓の筋肉に行く血液が減少することによって胸の痛みを
覚える病気です。
心臓が健康な人でも歯科治療を行うと血圧や脈拍が上がるので、これらの虚血性
心疾患のある方にはさらなる注意が必要です。
重要なのは胸痛発作を起こしてどれくらいの期間が経っているか、です。
狭心症の発作を起こして6ヶ月以内は外科処置は避けなければなりません。
心筋梗塞の発作を起こして6ヶ月以内は歯科治療自体を避けたほうが無難です。
また発作を起こしそうな方であれば、血圧や脈拍数などをモニターしながら歯科
治療を行う必要があります。
担当の内科医と密接に連携して歯科治療を行う必要があります。