小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

キシリトールの害

2013-01-18 06:22:00 | 予防

キシリトールは虫歯にならない糖分(糖アルコール)です。

 

 

虫歯にならない糖分はキシリトールだけです。

 

 

ですから最近は多くの歯科医院でキシリトールを扱っています。

100%キシリトールは歯科医院でしか販売できないからです。

 

 

 

当院でもキシリトールを販売していますが、これは飴やガム、グミ

などをやめられない人に対して売っています。

 

 

甘いものを食べる習慣がない方にわざわざ虫歯予防のために

売ることはありません。

 

 

なぜなら、キシリトールにも害があるからです。

 

 

キシリトールは血糖値を上げます。

 

 

GI値(血糖値をどれくらい上げるかという数値)でいうと

砂糖の半分くらいの値があります。

 

 

砂糖の半分も血糖値を上げるのです。

 

 

つまりキシリトールは将来の糖尿病の原因になり得るのです。

 

 

ましてやキシリトールはとても甘いですから、舌が甘いものを

覚えてしまって甘いもの好きにしてしまう危険もあるのです。

 

 

ですから、当院でキシリトールをお売りするのは最後の手段です。

 

 

どうしても甘いものをやめられなくて虫歯になりやすい人。

 

 

 

この方々がキシリトールをお売りする対象です。 

 

 

小幡歯科医院

http://www.obatadc.sakura.ne.jp/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビタミンD(身体に必要なビタミン)

2013-01-16 06:28:00 | 栄養

ビタミンDは骨の代謝に関わる栄養素です。

 

 

ですからカルシウムのバランスを整えたり、骨の健康を保つ

働きをしています。

 

 

ビタミンDが不足するとクル病や骨粗しょう症になるリスクが

ありますが、それ以外にも糖尿病やガン、そしてうつ病との

関連も示唆されています。

 

 

ビタミンDは、日光に当たって紫外線によって身体の中で

つくられるのはよく知られていることです。

 

 

ですから日に当たらないとビタミンD不足になる恐れがあります。

 

 

 

その必要な時間は夏で15分くらい、春と秋で30分くらいです。

が、冬はかなり日光量が減ってしまい十分なビタミンDがつく

られない恐れがあります。その場合は、サプリメントで補う必要

が出てきます。

 

 

ビタミンDを多く含む食品はキノコ(キクラゲ、マイタケ)、海藻類

など植物性のもの(ビタミンD2)とサケ、カツオ、イワシなど

動物性のもの(ビタミンD3)があります。

 

 

ビタミンD2よりもビタミンD3の方が効果が高いため魚を摂ることが

推奨されます。

 

 

ビタミンD不足チェックリスト

1 インフルエンザを予防したい

2 花粉症が気になる

3 ガンの治療や予防

4 血糖コントロールが不良

5 骨粗しょう症を予防したい

6 うつ病、統合失調症である

7 自閉症、発達障害である

8 アルツハイマー、パーキンソン病が気になる

オーソモレキュラー.JP http://www.orthomolecular.jp/ より


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コエンザイムQ10(身体に必要な栄養素)

2013-01-14 10:28:00 | 栄養

コエンザイムQ10は今では誰でも知っている栄養素では

ないでしょうか。

 

コエンザイムQ10はユビキノンともいいますがかつては

ビタミンQと呼ばれた補酵素です。

 

 

お肌に塗ると若返るという宣伝を最もよく目にするのでは

ないでしょうか。

 

コエンザイムQ10の身体の中での役割は、「エネルギー産生」と

「抗酸化(サビ取りあるいは若返り)」です。

 

 

もともとは心臓の薬として開発されたコエンザイムQ10ですが、

アルツハイマー、ガン、慢性疲労症候群の改善、動脈硬化予防、

糖尿病改など様々な病気の治療に応用されています。

さらに、コエンザイムQ10(CoQ10)は細胞レベルから体を活性化

するため、健康の維持・増進だけでなく、抗加齢や美容、スポーツ

などにおいてもその効果が注目されています。

 

 

さて、歯科でのコエンザイムQ10の応用は歯肉炎や

口内炎の治療です。

 

身体がエネルギー不足になったり、酸化が進むと必ず歯ぐきに

影響が現れます。

 

 

コエンザイムQ10によって歯ぐきの細胞がエネルギー不足に

ならないようにし、歯ぐきの老化を防ぐわけです。

 

 

抗酸化といえばビタミンEですが、コエンザイムQ10はビタミンEの

働きを助ける作用もあるので両者を一緒に摂ると効果が高まります。

 

 

CoQ10を含む食品としてはイワシなど青背魚、肉類

(牛、豚など)、大豆、くるみ、アーモンド、ほうれん草、など

があります。が、足りない場合はサプリメントで補う必要が

あります。

 

 

コエンザイムQ10不足チェックリスト

 1 動悸、息切れがする

2 疲れやすい

3 足がむくむ

4 冷え症で困っている

5 低血圧が気になる

6 免疫力の低下が気になる

7 トレーニングの効果が出ない

8 運動しているのに体脂肪が減らない

9 歯ぐきからの出血が気になる

10 肌のシワが気になる

オーソモレキュラー.JP http://www.orthomolecular.jp/ より


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする