「ヤマシロギク(シロヨメナ)」と「シラヤマギク(ムコナ)」という区別のつけにくいノギクがあることは知っていた。いずれもキク科シオン属の多年草。“知ったかぶりをするな”“どっちでも良いではないか”と叱られるかもしれないが、結構真面目なのである。かなり調べて特定したつもりだが、間違っていたら厳しいご指摘を是非とも・・・。
花が白いノギクはこの他にいくつもあるが、この両種が一番遅くまで咲いているような気がする。見分け方はいくつかあるようなのだが、写真に撮って後から調べるとなると難しくなる。両種とも里山から低山まで普通に、どこでも似たような場所に咲いている。
私なりに、ネットで調べて区別のポイントとしたのは①ヤマシロギクのほうが舌状花の枚数が多く、シラヤマギクはやや花びらの間に間隙がある②シラヤマギクのほうが標高の高いところまで咲いている③ヤマシロギクには葉柄が無いが、シラヤマギクには短い葉柄があるー。
両種とも若芽は食べられるのだそうだ。別名がありヤマシロタイプは「シロヨメナ(嫁菜)」、シラヤマタイプは「ムコナ(婿菜)」。何となく??元気の無さそうなのがムコナというような・・見方はできませんか?。後の写真がシラヤマギクです。