啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「フユノハナワラビ」

2011-11-12 08:26:46 | 山野草

昨日は寒く感じたので、今朝は浅間山の冠雪が見られるかと思ったが、頂上付近が雲の中で見えないものの、雪は降らなかったようだ。今朝は暖かい朝だ。気象予報士のHさん(NHKで午後7時前に良くでてくる)の大袈裟な“脅し調”と言うか“自己弁護調(「私は警告しましたよ」と言う風な)”の予報が外れた感じ?

「フユノハナワラビ」は昨年はじめて知った植物。赤城山麓の自然園で教えてもらった。意外にもというか、今まで殆ど気にして見ていなかったというのか判らないが、この植物は身近に結構ある。初めて見た時は何か異様な形容が気に掛かり、珍しかった。この花は高崎自然歩道の金井澤碑付近でとった。

ハナヤスリ科ハナワラビ属のシダ植物。根元のグリーンの葉の部分を栄養葉と呼び、やや茶色に見える先の部分は花ではなく、胞子葉になっている。ワラビの名が入っているが、食べることはできないようだ。葉の部分、胞子葉の部分ともどこと無く春の山菜のワラビに姿が似ている。冬の花が少ない季節に、床の間を飾る盆栽として愛好家がいるという。
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