啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

ジョウビタキ

2011-01-19 07:58:00 | 野鳥

「ジョウビタキ」の写真が撮れた。ピントがあまいが“足で稼いだ一枚”とお許しいただきたい。この時期、バズーカ砲みたいにゴツいレンズや、立派なフィールドスコープを担いだバードウォッチャーを良く見る。「あんなレンズがあれば・・」とも思うのだが、かなり高額なようだ。リサイクルショップでも探してみよう。

幸いにも、私には時間の余裕がある。昨年、至近距離で一番撮りたい「アカゲラ」に遭遇したこともある。数メートル先の「ウグイス」と睨めっこになったこともある。散歩が日課だ。足で稼げば“10倍程度のレンズ”でもチャンスはある。

ツグミ(ヒタキ)科ジョウビタキ属のジョウビタキ。冬に北(ロシアや中国)からわたってくる鳥で、開けた林、公園などでよく見かける。昆虫や蜘蛛など捕食して食べるが、冬場には木の実も食べるという。羽の部分の白い斑点が特徴。腹の部分のオレンジ色が目立つ美しい鳥だ。写真はオスで、雌は腹の部分の色が薄く、そのせいか目が可愛く、優しく見えるのは気のせいか。飛ぶと、余計に綺麗に見える。

人が近付いても比較的平気?で、小枝に泊まってこちらの様子を窺ったりする。この写真は、庚申山総合公園の南面。ブルーベリー畑のある付近。この場所にいることが多く、カメラウを用意していた。先方を老人が歩いており「もう逃げてしまうな」と諦めていたが、5メートルほどの至近距離で小枝に止っていた。3回ほどシャッターを切る時間をくれた後に飛び去った。