「ショカツサイ」は色々な名前を持つ。「ムラサキハナナ」「紫金菜」「ハナダイコン」「オオアラセイトウ」など。本来は春(4-5月)に花を咲かせるが、高崎観音山の探鳥コース入り口の辺りの道路脇、日当たりの良い場所に群生しており、このうち1本だけが花をつけていた。
図鑑やネット上など同じようなことが解説されている。A=育ちやすく、各地を転戦した中国の武将「諸葛孔明」が、食料用に栽培した(ショカツサイの由来)B=江戸時代には栽培されていた記録があり、昭和に入ってから南京の紫山から持参して種を増やした(紫金菜)-など。花の名が色々あると言うことは、色々なところにどこにでも咲いているということだろう。
アブラナ科オオアラセイトウ属というから、正式な名はオオアラセイトウなのかもしれない。越年の一年草。野生化しており道端や土手など、春になれば、郊外ではどこでも見られる。名前に「菜」がつくように食べられるのだろうが、山菜としての評価は余り無いようだ。