今日は二十四節気の「啓蟄」です。 今年はまだまだ“寒い日の連続”で、「大地が温まり、冬眠していた虫らが穴から出てくるころ」には・・まだまだ?
暦便覧にも「陽気地中に うごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。 (二十四節気は、中国伝来なのでもともと季節感のズレはあります)
今日の「啓蟄」=啓は“ひらく”、蟄(ちつ)は“土中で冬ごもりしている虫”の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくるころ・・。
〔実際には、動物・虫が冬眠から目覚めるのは、最低気温が5度を下回らなくなってから、平均気温が10度以上になってからだそうです〕
菰(こも)はずし(注・1)を啓蟄の恒例行事にしているところが多いですよネ。
〔注・1 マツカレハなど虫害から守るために、松の幹に藁でできた菰を巻き付けること。 庭園などで冬に入る前に巻きます。よく見られますョ〕
まだまだ寒い時節ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきます。 春雷がひときは大きく成りやすい時季でもあります。
昔なら、八百屋さんの店先に“山菜”が並び始めましたが、現在は「旬」がなくなり一年中? 食材で春の訪れを味わう!なんてことは遠い昔の話?残念
・ ・
暦の上の「春」ですから“違和感”を感じる人は多いと思います。 二十四節気と現実の四季とのズレ、繊細に移りゆく日本的季節感とはやはり違いますよネ
近年はそうでなくても、地球温暖化の影響なのか?四季への移行ペースが、えええっと思うほど狂っているように思えてなりません。
そのような状況ですもの、二十四節気の表現と現実の季節感には、より差を感じるのは当然のことなのかも知れません! 二十四節気好きでも思います
ところで、「二十四節気」とは
二十四節気は、太陽の位置を基準に1年を24等分した季節の分け方。 中国伝来なのでもともと季節にズレあるんですョ
国立天文台のHPによれば、明治時代、太陽の動きを基準に採用された『新暦』の直前に使われていた「天保暦」を一般的に『旧暦』といいます
月の満ち欠けを基準にする「太陰暦」は、ひと月平均29.5日で年約354日となり、季節と日付がずれるため「閏月」を設けて調整したのが「旧暦」
あまり関係ないですが、二十四節気は「農業」に結びついていることが多いとも言われています。 私の菜園の先生(専業農家の方)もそうでした!
私は専業農家ではなく、あくまでも暇つぶしの「家庭菜園者」なんですが、なんとなく二十四節気に興味があってよく注意してみています
先日・新聞に「二十四節気」の記事が掲載されていました。 馴染みのあるor馴染みのない「二十四節気」はなんですかというものでした
馴染みのある二十四節気ランキング=①冬至 ②立春 ③夏至 ④春分 ⑤啓蟄 ⑥大寒 ⑦秋分 ⑧立秋 ⑨立冬 ⑩立夏
〃 ない 〃 =①小満 ②芒種 ③清明 ④雨水 ⑤白露 ⑥寒露 ⑦穀雨 ⑧霜降 ⑨処暑 ⑩小雪
南北に細長く標高差も大きい日本では、四季の移り変わりも、北海道と九州では約2ヵ月の差があります
前後につながる季節を織り込みながら、移行していく。 その推移のさまのこまやかさが、日本型の四季の特徴だと思います
【大地の季節変化を推移ごとに映すの細やかな表現に込められた美意!大切にしたいです】
〔人工物に囲まれ日常を送っている都会人の皆さんは、なおさらそう思いますが・・・〕
暦便覧にも「陽気地中に うごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。 (二十四節気は、中国伝来なのでもともと季節感のズレはあります)
今日の「啓蟄」=啓は“ひらく”、蟄(ちつ)は“土中で冬ごもりしている虫”の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくるころ・・。
〔実際には、動物・虫が冬眠から目覚めるのは、最低気温が5度を下回らなくなってから、平均気温が10度以上になってからだそうです〕
菰(こも)はずし(注・1)を啓蟄の恒例行事にしているところが多いですよネ。
〔注・1 マツカレハなど虫害から守るために、松の幹に藁でできた菰を巻き付けること。 庭園などで冬に入る前に巻きます。よく見られますョ〕
まだまだ寒い時節ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきます。 春雷がひときは大きく成りやすい時季でもあります。
昔なら、八百屋さんの店先に“山菜”が並び始めましたが、現在は「旬」がなくなり一年中? 食材で春の訪れを味わう!なんてことは遠い昔の話?残念
・ ・
暦の上の「春」ですから“違和感”を感じる人は多いと思います。 二十四節気と現実の四季とのズレ、繊細に移りゆく日本的季節感とはやはり違いますよネ
近年はそうでなくても、地球温暖化の影響なのか?四季への移行ペースが、えええっと思うほど狂っているように思えてなりません。
そのような状況ですもの、二十四節気の表現と現実の季節感には、より差を感じるのは当然のことなのかも知れません! 二十四節気好きでも思います
ところで、「二十四節気」とは
二十四節気は、太陽の位置を基準に1年を24等分した季節の分け方。 中国伝来なのでもともと季節にズレあるんですョ
国立天文台のHPによれば、明治時代、太陽の動きを基準に採用された『新暦』の直前に使われていた「天保暦」を一般的に『旧暦』といいます
月の満ち欠けを基準にする「太陰暦」は、ひと月平均29.5日で年約354日となり、季節と日付がずれるため「閏月」を設けて調整したのが「旧暦」
あまり関係ないですが、二十四節気は「農業」に結びついていることが多いとも言われています。 私の菜園の先生(専業農家の方)もそうでした!
私は専業農家ではなく、あくまでも暇つぶしの「家庭菜園者」なんですが、なんとなく二十四節気に興味があってよく注意してみています
先日・新聞に「二十四節気」の記事が掲載されていました。 馴染みのあるor馴染みのない「二十四節気」はなんですかというものでした
馴染みのある二十四節気ランキング=①冬至 ②立春 ③夏至 ④春分 ⑤啓蟄 ⑥大寒 ⑦秋分 ⑧立秋 ⑨立冬 ⑩立夏
〃 ない 〃 =①小満 ②芒種 ③清明 ④雨水 ⑤白露 ⑥寒露 ⑦穀雨 ⑧霜降 ⑨処暑 ⑩小雪
南北に細長く標高差も大きい日本では、四季の移り変わりも、北海道と九州では約2ヵ月の差があります
前後につながる季節を織り込みながら、移行していく。 その推移のさまのこまやかさが、日本型の四季の特徴だと思います
【大地の季節変化を推移ごとに映すの細やかな表現に込められた美意!大切にしたいです】
〔人工物に囲まれ日常を送っている都会人の皆さんは、なおさらそう思いますが・・・〕