農業じゆう人

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能と狂言

2014年03月30日 15時08分29秒 | 趣味
   私が考える「古典芸能」と言えば・・もう「落語」しかない! 興味を持ち始めたのは中学生頃からでした。
   自分から進んで興味を持ったわけではなく、当時・ラジオから流れるものを聞かされたからです・・
   私が子どもの頃はテレビはなくラジオのみ そして選局選権は“父親” 我々はそれに従うのみ
   昔はそんな状態でした。 従って殆んど親の影響で聞いたのが興味を持った始まり・・でした。
   興味を持ったor持たされた?のが「落語と浪曲・講談」でした。 (準日本風のものばかり)

   最近になってある人から、そんなに“古典芸能”が好きなら“能と狂言”は?と聞かれて・・えっ!と
   「能・狂言」と聞くと、とにかく敷居が高いもの!なので、まったく興味を持っていませんでした
   聞けば、ともに室町時代に確立した舞台藝術。 母体は古代の大衆芸能をルーツとする猿楽です
   どちらも神社風の屋根、松が描かれた鏡版・橋懸りという通路等をもつ独特の能舞台で演じられる

   私なんぞ、観たことがなく、その違いなど明確に知りません。私のような人結構いるのでは・・・
   無知な私は、「能と狂言」は兄弟のような関係でしょ・・? どう分化したのか知りたくなった
   聞いたら、わかりやすく例えれば・・[能=ミュージカル 狂言=コント]なんだとか・・へぇ~でした
   つまり能は笛や鼓(つづみ)の伴奏と謡(うたい)に合わせて舞い踊りながら物語を展開する歌舞劇   
   狂言は風刺的でコミカルなせりふ劇  なんだそうです。 (わかったような?わからないような?)

                                ・
                           大成者である観阿弥・世阿弥親子が芸術性と様式美を高めた能は、幻想的で悲劇的な内容が多いそうです。
                           主人公のほとんどが、古典や歴史上の有名人物の亡霊なのも特徴的なんだそうです。
                           これに対し、狂言の主な主役は、生身の名もなき庶民だそうです。
                           明るく滑稽な一般庶民の日常を、軽妙なセリフとしぐさで描き、笑いを誘う寸劇でもある!と言われているそうです。
                           ところで、能の主役はたいてい「面」を付けているが、狂言の主役は素顔が基本。
                           喜怒哀楽をあらわにしない無表情な能面は、超常的な世界を演出する重要な小道具だそうです。
                           一方、狂言は現実世界の身近な人間を、素顔でいきいきと表現しているんだそうだ!

                           対照的な「能と狂言」だが、「伝統芸能」だからと堅苦しく考えず、気軽に観賞したらどうだい?と勧められました。
                           そうは言ってもやはり“敷居が高い感は歪めない”  どうしたら‘とっつきやすい’のか・・頑張ってみよう・・かな?
                           今度・近くの街で公演される「人形浄瑠璃・文楽」 見に行こうと思いつきました! そうそう「講談」もだな~
                           「落語」ばかりじゃ能がないのでネ     「古典芸能」っていろいろといいものがあるんですネ~