農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

なぜにその色

2017年05月31日 13時20分10秒 | 私事
  以前、買ってきた歯ブラシの封を切って、磨きはじめてすぐに落胆することがある。
  もったいのでしばらくは使いますが、いずれまた遠からず掃除用になることが多かった。
  買うときは自分に合うものかを探すが、店を覗いてよく見て見るが、試すことができない
   商品につき、毛の植え方がどうのテーパーがどうのといった説明を熟読して購入するが
   残念ながらそのつど使用感は期待を下回ることがほとんどでした・・。
 その後、理想の使用感の歯ブラシには、出会うことができた。
 それはまだ現役時代に通っていた歯科医にすすめられたもの。
 毛先の細さは、かゆいところに手が届くような感じで、当たりは
 あくまでやわらかいが、微妙なしなりで汚れをかき出す。
 それを使い始めてから、ホテルに備え付けてある歯ブラシは、
 すみずみまで磨けぬばかりか、硬くて歯と歯ぐきを傷つけそうで
 これほどにも違うものかと驚いたものでした。
     「だったらどうして別のを探す必要があるの」と思われるでしょう・・が
     その訳は「色」です。 私メ、実は歯と頭(顔もかな)が弱点です。
     以前にかかった歯医者の先生から“歯の状態にあった歯磨きをしないとダメですョ”と
     指摘されたので以降上記の写真のように何本かの歯ブラシが必要になったんです。
     従って、できれば分かりやすく?と思い「色」に、こだわるようになったんです。

     歯ブラシの色に関しては、作り手のみならず・売り手も無頓着の感じがあります。
     昔は、ネットで探し買おうとしても「色は選べません」があ結構ありましたが 
     今は改善され色もサイズ等もきめ細かくなったので助かっています。
     使用感と色との両立問題。 歯ブラシ以外の日用品などでもあるような気がします。

     きょうはこう書きこみましたが、実はここ数日「歯痛」に」悩まされているんです。
     普通にしていれば何ともないんですが・・ものを食べるとズッキンズッキン痛い!
     若い時から歯磨きなどの管理がキチンとしていなかったのが原因だったかも・・?
     (ヒョッとすると子どものころの貧乏生活で成長期に何かが足りなかったのが歯に?かも)
     昔の言い訳は別として、手入れ等々の処置が遅かったのが要因・・反省しています。

     今朝も朝食後の歯痛が治まってから“ウォーキング”そして菜園へ“土遊び”に
     きょうは先日紹介した、葉が枯れ収穫OK状態の「じゃが芋(メークイン)掘り」ヘ
     掘る前は毎度ながら、できはどうかな?と少々ドキドキ?期待!しながら開始
         
          掘り作業進行中         今日収穫したメークイン
       やや小粒ながらそこそこ掘れて、カミサンとよかったよかったと一安心・・。
       残りの2種類(男爵・北アカリ)は現状では1週間後くらいになる感じ?
      こちらはどうなっているかな? 心配or期待をしつつ待ちたいと思っています
       
     5月のウオーキング集計(31日)
            歩けた日  27日  歩けなかった日 4日(すべて雨)     

伊香保の石段

2017年05月30日 13時20分45秒 | 地域
   今朝は予報通り、朝は少し涼しかったが、歩いているうちに暑くなってきた!
   きょうは一部の「じゃが芋掘り」を済ませようかと思っていたが暑さで予定変更・・?
   だいぶ成長してきた「ナス」を守るために支柱を組む作業とイチゴのネット外し作業
           
    ウォーキングで一汗掻いた後のせいか? これだけの作業でも暑い! 暑い!
    これもやっておかないと風が強い時や実がたくさん付いたとき?に役立つためです。
    やっておけば一応一安心! だが、その後のネット外しは少々複雑な感じでした
    風と虫避けのための「オクラ」や収穫の終わった「キャベツ」は淡々とできたが・・
    「イチゴ」はとっても残念だった。 野鳥避けにと思い連休前にネットを掛けたが
    収穫できたのはほんの2~3回・・それもわずかな量で全くの期待外れでした。
    当たりもあるが、このように期待外れもよくある。 これが農業の難しさでした。 

   毎度ラジオの話題で申し訳ないですが、きょうも・・です。
   きょうは朝から暑く、終わる10時半を過ぎると本当に暑い! 暑かった!
   するとラジオから流れる話題は、温泉で有名な「伊香保」 特に涼しい場所だ
   自分が作業している環境からみたら、とっても羨ましいような話題でした!

   後半の‘われひとりうれしきことをおもいはむ/五月の朝のしののめ’は、疎覚えでも、
    ‘ふらんすへ行きたしと思へども/ふらんすはあまりに遠し/せめては新しき背広きて’
    というフレーズは、日本人の大人の殆んどが知っていたそうだ。
   “萩原朔太郎”の「旅上」の、この三行の言葉は、日本人が、知ってるだけでなく何時
    ともなく諳んじていて、口ずさむことの出来る詩としてかなり上位にあるように思う?

   ところで今なら・・と書きたいが、今だってフランスは遠いところですよネ~!  
   せめて新しい背広を着て、あぁ私はJRの時刻表を持って、ふらりと何処かへ行こうか。
   六月なら背広の必要はなく、四月ならまだ薄いコートが欲しいかな。 
   「五月」は肉体に最も快く、緑はいろいろ整い花が咲き満ちる季節でもある。
   私の家のチョッとの、まさに狭庭にも、新緑が生え名もない小さな白い花がいっぱい
    咲いている。  ‘目に青葉・・’の言葉がピッタリの季節だ。
 そして、「いちがつ・にがつ・さんがつ・しがつ」ときて、
 「ごがつ」は唇を尖らすのが愉しい。
 だからだろうか、「聖五月」という季語はとても俳人に
 好まれているようです・・・が・・
 日本人の殆どの人にとっては、ほぼ関わりのないこと
 であろう「聖五月」は、お洒落な季語として俳句を嗜む
 皆さんには好まれているようです。
 俳人の“池田澄子さん”はこの季語を使ったことはない
 そうですが、「聖五月」と配された途端、一句がお洒落
 に感じられるようになるという。
     そう言えば“萩原朔太郎”は五月に逝った。
     その前年に彼が滞在していた伊香保に、今は新宿からバス一本で行ける。
     あの有名な石段を上り、あの高台に立って温泉旅館街を見下ろしつつ
     緑がいっぱいの山々から聞こえる各種の野鳥のさえずりなどを静かに
     ゆっくりと聞きながら“朔太郎”の詩を詠みたいものです。

藻塩(もしお)

2017年05月29日 12時40分18秒 | 
     万葉集に「夕なぎに藻塩焼きつつ・・・」と歌われた「藻塩」。(もしお)
    海藻を使ってつくるベージュ色の塩には、海水と海藻のうま味がつまっているという。
     瀬戸内海に浮かぶ広島県呉市の上蒲刈(かみかまがり)島では、古代の藻塩づくりが
     体験できるという。
           

     日本の塩つくりの原点ともいわれている藻塩づくり。 上蒲刈島での製塩は、
      1983年に「県民の浜」の造成工事が始まったのかきっかけだそうだ。
     古墳時代以降の製塩遺跡が見つかり、文化財保護に尽力した“故・松浦宣秀氏”が
     試行錯誤の末、海藻のホンダワラを使った藻塩づくりの再現に成功したという。
     この塩づくりを残そうと、有志が「藻塩の会」を結成。
     “さらに外部の人にも体験してもらおうとの動きに広がった”と話すのは、
     会の“松浦宣洋代表”。
     浜の一角に塩づくりの作業場と古代製塩遺跡復元展示館があるという。    

    体験者はかん水を煮詰めることから始めるんだそうですが、実はその前の準備が大変
    “こぼさないようにね”。  藻塩づくりに参加した女なの子たちに、
     指導する「藻塩の会」の“柴崎さん”はあっちこっちに声をかけるという。
    地面に設けた敷石炉の炭火に並べた土器の中では、茶褐色のかん水(濃縮した海水)
     沸騰し始めると、子たちは、時折、ひしゃくでかん水を少しずつ加える。
     噴きこぼれるのを抑え、蒸発分を補う。
    かん水が煮詰まり、表面に薄い結晶状になった塩分が浮かび始める。
    するとかん水全体がみるみるシャーベット状になっていく。
    土器を火から離し水分を飛ばすと、ベージュ色の藻塩が完成する。 約1時間半ほど

      実はこの煮詰める工程で、子たちがやっていた、かん水の追加、温度管理など
       単純なことだが、気の抜けない丁寧で細かい作業が続くんですよネ。
      松浦さん曰く「『手塩にかける』という言葉があるくらいですから・・」
      いずれにしても、おいしいものをつくるには何でも手間はかかるものです。
      手間がかかったものほど、この藻塩を含め大事なもののようです・・。
     
      私共も健康を第一に家計の足しにもと思って菜園で“土遊び”をしていますが
      どうせなら採りたてのおいしものを食べたい!と生意気に考えています。
      それにはやはり、それなりの手数?手間?がやはりかかるものです。
      きょうは先日植付けた「トマト・きゅうり・いんげん」などに「防鳥ネット」
       張りを済ませました。 +(間もなく収穫となる「じゃが芋・タマネギ」の確認も) 
     
  見えにくいですが手前に見える赤いネットを張りました  収穫前のじゃが芋・タマネギ

      藻塩づくりは通年体験できるそうですが、にぎわうのはこれからだという
      私も物好きなので近くなら絶対やってみたいで~す

「一強」

2017年05月28日 13時14分10秒 | 話題
   きょうも朝のうちは曇っていたが、太陽が顔を出すと暖かくなってくるという天気   
   さぁ~きょうも頑張るぞ!と思ってもやる事は毎日ほとんど同じです。
   朝から「歩き」、そしてその後は菜園での「作業」をするだけのしょうもない年寄り
   今朝も歩いた後は、菜園へ向かい「さつま芋苗(2種類)の植え付け作業」を済ませる
   帰った後は、猫の額のような小庭にゴーヤー苗を植え付けネット張り・・です。
   
  さつま芋の苗の植え付け    先日の分と合わせこうなりました   ゴーヤーの植え付け
  さつま芋は先日の安納芋+きょうの「ベニハルカ・パープルスイートロード」各30本ずつ植え付け
  庭先には、先日のコロタン(小メロン)+きょうの「ゴーヤー」の植え付け(緑のカーテン用)
    
  きょうのお土産は「ズッキーニ・きゅうり・タマネギ」です。 きゅうりは初収獲・先日のものは整枝前の物
 
   私共は、家でゆっくりする時は「新聞」を読むことと「ラジオ」を聞くことが常なので、
   当然ながら作業中も「ポケットラジオ」が手放せません。(チャンとは聞けませんがネ)
   私共は2人とも田舎者で「無識者」です。 従って難しいことは分からないという夫婦
   そんな私共がどうも理解できないようなニュースを新聞やラジオが伝えている  
   私共のような無識者は、政治を云々いう資格は無いですがどうも変に思えてなりません。

  これで官房長官のいう「怪文書」から、最初の1文字が取れることになるのでしょうか?
   特区での獣医学部の開設をめぐり「総理のご意向」などと記されたペーパーのことです。
   文部科学省の前の事務次官が記者会見し‘自分が担当課から説明を受けた際に示されたもの’
    と認めたとした報道が一斉になされた。
   鑑定団風の“本物に間違いございません”という宣言のようなものでしたですよネ。
   これ明らかに一強政権の看板である岩盤規制の打破策といえるものと思えた。 
   公平性を保つとともに、手続きに落ち度があってはならないハズなのに・・・
   それなのに首相の親友がトップに就く法人が学部新設の方向となったら、認可への圧力が
    かかったのだという。 会見で“疑問を感じつつ仕事をしていた”と会見で述べている。

   奇妙なことにその数日前から。前次官は東京・新宿の風俗関連の店に出入りしている・・?
    などという情報が一部の政府系の新聞から流れた。
    その新聞には「昨秋、首相官邸の幹部に呼ばれて注意された」と明かされているもの。
    まさか、平清盛が都に放ったという「かむろ」のごとき密偵が、東京の盛り場を
    うろついているわけでもないでしょうが・・ネ~
   その後の定例会見等でも女房役の某官房長官が退職に至った経緯などのプライバシーを
    堂々と述べているのも変なものだ。

   首相や周辺は学部新設の件で「指示」を否定しています。
    ならば堂々と野党が要求している国会での喚問をOKし議論すればよいと思う。
    それを拒否している理由が「民間人」というなら、その民間人を公式な会見で堂々と
    個人のプライバシーや攻撃をするという姑息な事をするのか・・? 
    こういうことをすればするほど「裏があり」と言っているようなものに思えます。
    「総理のご意向」を背景に「行政がゆがめられた」という主張。
    そんな主張は首相への侮辱では・・? 喚問しなくていいんですか! 与党の皆さん

   規制緩和は今後の成長に欠かせぬ政策であるだけに、その経過を開示して透明性を高める
    必要があるのではないかと思います。
   折しも首相や側近の皆さんは「G7サミット」が開かれたイタリア・シチリ島にいらした。
   ローマにも赴(おもむ)き、ウソつきは手が抜けなくなるという彫刻「真実の口」のまえで
    潔白を証明してはいかがでしょうかネ  そう思いません・・・。

   今は「自分たちがやる事はすべて正しい、他は違っている!」という感じの進め方に思う
   一強ならば、国民の意見・意思や他党の意見にも耳を傾ける(形式的ではなく)という
    謙虚さと寛容さが必要ではないかと思っています。

筋肉のメンテナンス

2017年05月27日 13時50分07秒 | 健康
   体の動きには人それぞれ癖があり、よく使う筋肉とあまり使わないものがあり、
    本人が気づかないうちに知らず知らず偏りが出てくるといわれています。
   それを知らずに放置すると血行不良による不調や腰痛、ひざ痛などを招くという。
   その対応は、ゆるほぐし」体操で筋肉バランスを整えるとよいそうだ・・?

   いつも同じ方の肩でカバンを持つ!座り作業ばっかり!という人は要注意だそうです。
   腰椎が前後や左右へたわみ始め、骨盤の背中側の真ん中にある仙腸関節がずれるなど
    といった骨格のゆがみへと発展すれば、腰痛や膝痛・血行障害による冷えや不調に
    つながりかねないそうです。
   こうした状況を治すものとして、筋肉バランスを確認する方法とメンテナンス法
    「ゆるほぐし」がいいとわれています。
   まずは「体は応える」ことを体感。 体の不思議を体感しよう!というもの
    
   上記図の左から、直立の状態から上体を前に倒してみる「手先はどこまで下ろせるか」
    「どの程度のこわばり具合か」をみる。次に、イスに腰を下ろして足裏をさする。
    拳を握って足裏をつま先から踵にかけて30回程度、左右同じようにさすってみる。
    その後、もう一度直立から上体を前に倒すと、先ほどより前屈しやすくなるなるなど、
     変化を体感できましたか? 簡単なことで「体は応える」ものです・・ョ
    その上で「ゆるほぐし」体操を実践してみてください。(上記図2段目)
     ■一つ目は「お尻上げチェック」。  片方ずつ、尻を浮かしてみる。
      体を横方面に動かす時に使う脊柱起立筋や腹斜筋・大腰筋など、体の奥の
       「インナーマッスル」の左右差がわかるという。
      左右で「やりやすさ」に違いがないだろうか?
      「やりやすい」方があれば、そちら側だけ5秒間尻を持ち上げ、ストンと下ろす。
      3回程度繰り返した後、先ほど「やりづらかった」方をやってみると、先ほどより
      動きやすくなっているハズ・・・。その後何度か左右交互に動かしておく。
      脊柱や骨盤を左右均等な位置に保つためです!
     ■二つ目は「上体ひねりチェック」。
      体を水平方向にひねる動作で、体幹まわりの筋肉の左右差をみる。
      「やりやすい」方だけ、ゆっくりと息を吐きながら実施し、5秒程度保つ。
      その時に伸び上がるようにすると効果的だ! その後、静かに戻すのを繰り返す。
      先ほど「やりづらい」と感じた方も、よくひねることができるようになっている?
     ■3つ目は「前後倒しチェック」。
      背面(背中と太もも裏やふくらはぎ)の筋肉と前面の腸腰筋や大腿四頭筋などの
       バランスをチェックする。 ゆっくりと体を前に倒し、次に腕を伸ばして軽く
       体を反らせる。 「やりやすい」方だけを3回程度繰り返す。
       同様に「やりづらい」方もよく動くようになっているハズ・・?
       
     なぜ「やりやすい」方だけをまず繰り返すのか・・?
      やりやす方の筋肉は強くてこわばり、鬱血状態のことが多い。 
      これを緊張させると、筋肉が太く短くなり中の静脈が押され老廃物が押し出される。
      その後、力を抜くと動脈に血液がドッと流れ筋肉の弾性が取り戻せると考えられる
       からだといわれています。
      運動する際には今・自分が動かしている筋肉に意識を集中し、息をこらえず、
       ゆったりとする。 手入れすれば「体は応えてくれる」・・。
      筋肉をほぐして変化する体を感じ、継続してメンテナンスをしていけば、
       腰痛なども次第に軽くなる・・と言われています。

    筋肉の強化やメンテナンスなどは「ゆっくり」「継続」してやることが大事です!

しゃもじ

2017年05月26日 12時50分27秒 | 世間
  きのうからの雨のせいでしょうか ・・ 今朝は目が覚めて起きたら寒く感じました!
  これ私自身の体調のせいかな?  きのう雨の中の植え付け作業をしたので少々風邪気味
  その後はベットに入りず~っと寝ていましたから、今朝は特にそう感じたのか知れません
   (こう気温・天気の変化が大きいと体調管理は大変です。 (ただ今回の私は違いますがネ)

  そう言えばお勤めをされている皆さん、きょうは「プレミアム フライデー」ですよネ
  もう4回目になりますが、だんだんと薄れてきてはいません・・か?
  初回の2月24日で結構話題になり早帰りもあり楽しめたようでしたが以降はサッパリ・・
  だって2回目の3月は31日ですから、官庁の皆さんでさえ年度末で大忙しとてもとても無理
  そして3回目の4月は28日は大型連休の直前で休み明けの仕事に支障のないようにと、その
   処理等に忙しの時。 などなどが重なってだんだんと薄まっているようですが、きょうは?
  考えてみればこれができるのは大手や一部の会社、大半の中小では難しいと思います・・が
  皆さんのご家族ではいかがでしょうか?  きょうは早帰りの日ですか・・?

 皆さん左の写真を見て「何?」と思った人などは
 いませんネ。言うまでもなくこれは「しゃもじ」です。 
 [40~50代くらいの皆さんは、ひょっとするとこう思うかも?]
 [それはヨネスケ師匠の「隣の晩ご飯」での「しゃもじ」?]
 [師匠が大きなしゃもじを持って各家庭を訪れるという番組]
 [今でも続いているんでしょうか・・終わったかも?]
 左は我が家の「しゃもじ」です。左から=芋羊かんなどを
 作るとき:真ん中=ジャムを作るとき:右=ご飯を盛るとき


   さて本文ですが・・・
   近ごろは殆んど見なくなってしまったが、かつては白い割烹着を着こんだ女性の皆さんらが
   手に手に「しゃもじ」を持って「公共料金値上げ反対」などと書かれたプラカードを掲げて
    よく街中をデモ行進をしたものでした・・。

   この「しゃもじ」を漢字で書くと「杓文字」となるんだそうですが、この場合の「文字」は
    口にしにくい事物や概念を婉曲にぼかしていうための表現といわれ、このようなものを
    「文字ことば」と呼ぶんだそうです・・? 勉強になりました。

   世はまさにグルメブームで、食に関する情報が氾濫しています。   
   食事はおいしいものを、仲のいい人たちと楽しく食べたいものだと現代人はいいます。
   だが、かつての日本では、ものを食べるのはいじましくあさましい行為と考えられていた。
   特に身分の高い人は、なるべく人前ではものを食べないように、と躾けられていたという。
    〔実は、昨年亡くなられた“永さん”は人前&カメラの前では絶対食べなかったそうです〕
   室町時代に御所に仕えていた「女房」(「妻」の意ではなく、かつての天皇の身辺で種々の仕事をしていた官職名)
    とっては、食事とはきわめて恥ずかしく、つつみ隠さねばならない行為だったそうだ。
   彼女たちはそんな「あさましく恥ずかしい」行為に関する事柄をそのままでは口にせず、
    婉曲的なことば作りだして表現したという。

   その時代では「空腹である」ことを「ひだるし」といい、漢字では「饑し」と書いた?
   「饑」は「飢」の異体字で、「飢餓」といえばずいぶんと大げさに感じられますが、
   「饑」は「空腹である」ことをいう漢字なんだそうです。
   人間であれば誰だってお腹がすくものです。  しかし「私はいま空腹である」とは、
    やんごとない女房たちは口が裂けても言えないことだったとか・・?
   それでも空腹であることはどうしようもない事実であることには違いない。
   だから女房たちは遠回しに「私はいま、あの『ひ』という文字ではじまる状態なのよ」と
    いう言い方で「ひだるい」ことを表したんだそうです・・?
   それが「ひもじい」、すなわち「ひ文字い」なのだったと漢字学者の“阿辻先生”はいう。

   「しゃもじ」は食事に使う「恥ずかしい道具」であり、軽々しく口にできるわけがない。
   それで「しゃ」という文字からはじまる「杓子」を「しゃもじ」と呼んだんだという?
   「しゃもじ」なんて簡単に考えていた能転気な私、いい勉強になりました!

草間彌生展

2017年05月25日 12時52分25秒 | 世間
      今朝は予報に反して朝から雨。 起きてみたら道路が濡れているので“あれっ雨?”
      予報では当地は‘降ったり止んだり’の予報だったので作業はできるな~・・と
      理由は、待ちに待っていた「さつま芋苗(安納芋)」がきのう到着したので助かった!
      だったが思いと反対に雨・・小雨だったので少々大変だが植えてしまおう・・と
       (明日になるとまたそこそこの雨の予報なので決断)
      小雨の中出かけて行って、手分けして畝立てから苗の植え付けまでを実施
       
          畝立て作業中     サツマイモ苗(安納芋)の植え付け  里芋には雨の露が
      しかし期待は大外れ・・途中からは結構な降りに見舞われてしまった! 
      途中で止めるわけにいかないので雨の中「30本」を植え付け・・ホッと
      やっと作業も一段落し帰ろう! 片付け・整理をしているとお仲間が通った
      “雨ん中よく頑張るな~ 風邪ひかないようにな!”と言いかけて通り過ぎるのか
        と思っていたら・・雨の中止まって振り返って“先日・息子と一緒に高尚なものを
       見てきちゃったよ!”と自慢話が始まった。 ‘なになに’と聞くと・・
      “あんた好みの展示会を見に行ってきたんだよ”という
      ‘何よ!’と聞くと、“俺はそんなに興味なかったが今話題になっているという
      「草間彌生さん」という人の展示会を見に行ってきたんだよ!”と自慢げに・・
            
   ‘   面白かった?’と聞くと・・“正直言って俺 あまりわかんなかった”といい
       “ただただ疲れた! 何しろ人・人・人 だけしか印象ない” 言っていた。

   今週の22日(月曜日)まで、東京・六本木の国立新美術館で開かれていた「草間彌生展」
   見に行かれた他の皆さんに聞くと、皆さん大盛況だったという・・!
   平日の昼にもかかわらず、まず外の入場券売り場で並び待つこと約30分前後。  
   展示室入り口でもほぼ同じようにおおよそ30分程度待ち。 だったそうだ
   2度の行列を経て会場に入ると、なぜか観客の手元からシャッターがしきりに
    鳴り響いていたそうだ。

   催しの中心となる大きな展示室の作品は今は撮影自由となっているからだとか?
   くっきりした造詣、カラフルな色使いの草間作品は、彫刻も絵も写真に映えるという
   会場での写真はスマートフォンから時にその場でネットに送られて友人知人などの
    目にふれ、さらに鑑賞者を呼び寄せるという流れになるようです。
   こうした口コミ効果も集客に拍車をかけているという。
   「ここで写真を撮り、ネットに載せてください」。 新しく開業した商業施設では、
   そんな写真映えする一角をわざわざ設ける例も目立つそうだ。
   投稿・閲覧・感想のコメント記入と、写真を介したコミュニケーションが盛んになる
    裏に、楽しさ・新鮮な驚き・感動などのプラスの体験を多くの人と分かち合いたい
    心理が垣間見えるような気がする。

   心の病と闘いつつ渡米し、斬新な試みの数々が世界で評価された“草間さん”
   エネルギーに満ちた絵は見ていて元気になる!との声が多くあるという・・。
   作者の生き方と作品の楽しさ!  この2つの魅力に加え、訪れた人々による
    写真のやりとりがファンをさらに広げているようです。
   絵やハガキなどの売り場も待ち時間約4~50分かかるとの話も聞いた・・。
   この行列の長さ・・ご覧になった皆さんの感動の深さを物語っているようです。

   今回の展示私共も予定をしてはいたんですが最初のころは寒さで体調不良が多くあり
    暖かく感じられるようになってからは、“天候と土遊び”の関係で時間が合わなくて
    せっかくのいい機会を逃してしまいました。  残念でなりません。


     私、雨に中で作業をしたせいで背中まで雨でビッショリ・・帰ってきたら寒い
     知り合いに“ヤッパリ風邪ひいちゃったようだよ”といったら
     “それ見ろ! 若いと思ってむりすっからだぞ!”と叱られてしまいました~

東京の法隆寺宝物館

2017年05月24日 13時00分00秒 | 私事
  東京・上野の森といえば・・今年はもう終わってしまいましたが「花見」の名所・・?
  お子さんがいらっしゃる方なら「動物園」と応えるのではないでしょうか?
  しかし上野の森は他にも「美術館・博物館やオペラ・バレーのホール」などがひしめく
  我が国きっての一大文化ゾーンでもありますよネ・・。

 その一角に、東京国立博物館(東博)
 構内に「法隆寺宝物館」があります。
 名前からして法隆寺の東京出張所と
 勘違いしそうですが、もちろん保有・
 管理しているのは寺ではなく国です。
 そちらは文字通り法隆寺が守り伝え
 てきた、主に7世紀の金銅仏や伎楽
 面・絵画・書跡・染織など319点
             収めている。
(うち国宝は10件、重要文化財が64軒です)
     なぜ東博に・・。 もともとは1878年に法隆寺から宮内省に献納した一連のものだ。
     幕末から明治にかけての動乱期に、千石余の寺領を失い法隆寺は困窮したという。
     難局克服のため、法隆寺は宝物の一部を献納。 代わりに1万円を下賜されたそうだ。

     宝物は戦後、大半が国に移管されたそうです。これらを専門に収蔵展示する施設として
     1964年に東博内に開館したのが法隆寺宝物館です。(現在の宝物館は99年に建て替え)
     東博に収まったおかげで宝物は散逸を免れたといわれる。
     “青柳前文化庁長官”もおっしゃっているように「明治期に各地の寺院から名品が
      相次ぎ海外流出し、米ボストン美術館やパリ・ギメ東洋美術館などの収蔵品に厚みを
      与えたことを思えば、国内に一括してとどまった意義は大きい」

     先人たちの寺宝への思いが幸となり、法隆寺としては、宝物の収蔵・管理を一部国に
      肩代わりしてもらったうえ、首都圏での法隆寺の存在を主張する拠点にもなった!
     今も奈良・斑鳩の寺には、なお「国宝38件・重要文化財144軒」が残っている。
     文化財保護の使命とは何か?  
    東京国立博物館では毎年「法隆寺文化講演会」が開かれ、多角的な視点を提供しています。
      (今年は東博・平成館大講堂で4月19日に開かれました)
     機会がありましたら私も是非一度聞いてみたいと思っております!

    また、斑鳩の地を訪ね法隆寺だけでなく法輪寺や法起寺などに足を運びたくなりました。
    特に法輪寺では、保存されていた円形の鉄板が仏舎利を納めるための塔心礎のくぼみを
     ふさぐ「舎利孔蓋」と分かり、同寺などが昨日(23日)発表。
     27日から7月2日まで斑鳩文化センターで展示されるという。 見たいな~・・・

           

豊かな生活と論語

2017年05月23日 13時47分55秒 | 世間
    一昨日・昨日の暑さから見ればきょうは気温も下がり風もあって過ごしやすい?
    それでも直接日が当たる所や場所ではまだまだ暑いです。
    朝はまだ多少はよかったが、作業が終わる頃になるとやはり暑かったです。
    暑さのため2日間休んだので余計そう感じたのかもしれません・・・。
     
        トマトの整枝作業          各種苗への虫除け作業
    上記の作業のほか、もう一つは草取り これ難儀なこと?戦い!終わらない作業なんです
    2人とも黙々と作業するだけ。 救いはポケットラジオから流れる情報のみです
    ず~っと真面目に聞くことはないが・・時には‘ハッとする’ような時もある
    今朝は少々小難しいような?私には難しいような!話題が流れていました。 
    詳しくは理解できなかったが、無知な私には流し聞きでも勉強になりました・・?

    昔のことですが、論語は、孔子と弟子たちとの問答集だと聞いた記憶がある。
    しかつめらしい道徳論や国家論ばかりと思われているが、そんなことはないという。

    なかに、孔子が弟子を集めて、どこかの国がおまえたちを用いることになったら
     どうするかと聞いたことがあった(先進第十一)。
     ■ある弟子は強い立派な国にしたい!と答えたそうで、
     ■またある弟子は礼儀を執り行う助けをする者になりたい!と答えたそうだ。
     ■最後の弟子が水辺で涼んで歌いながら帰ってきたいと答えたところ
      孔子はああと感嘆して「私はそれに賛成するよ」と応えた。

     孔子が言いたかったことは、国を治めるのも最後は人々の心豊かな生活のため
      ではないかということであろうと推測
     そのような生活があってこそ理想の国家だというのが孔子の思いだったという。

     論語というと、まず出てくるのは「仁・義・礼・智・信」。
                「父子・君臣・夫婦・長幼・朋友の関係の大切さだと。
     そして、それらを国家統治のために最も大切だと考える朱子学が有力になった
     韓国の李王朝や徳川幕府が、その観点から朱子学を採用したといわれる。
     しかし我が国では、ほかにも陽明学や古楽など様々な解釈が行われてい一色に
      染まることはなかったという。
     古楽の一派“荻生徂徠”は、朱子学を憶測にもとづく虚妄の説にすぎないとした
     陽明学者の“大塩平八郎”は、飢える民のために乱を起こしたと・・。

     このように様々な解釈がなされるのも、孔子が弟子によって様々な教え方を
      したからだと言われています。
     ぶらぶらして何もしないよりは双六などの賭け事でもしているほうがましだと
      教えてこともあったといわれる(陽貸第十七)。

     心豊かな人々の生活のための国を実現する鍵が人創りだすとすれば・・
      孔子が弟子によって教え方を変えたのは当然のことだったといえると思う。

     文科省や各都県市町村等で教育に携わる皆さんはご一考を願いたいものです。
      

時間栄養学

2017年05月22日 12時38分20秒 | 健康
  近年、年齢や運動量にあったカロリーと、バランスのよい栄養の摂取を心がける人は増えてきた。
  さらに最近、いつ何をどのように食べるのがより健康にいいかを調べる研究が活発になっている
  生体のリズムを調整する体内時計の働きに着目した「時間栄養学」の考えが広まってきている。
  このような最新の成果から、どんな食べ方が体によいと分かってきたのか・・知りたい!

  女子栄養大学の“香川副学長”は、生体のリズムを生む時計遺伝子の研究をもとに時間栄養学を  
   早くから唱えてきたそうだ。「健康に一番よい食べ方は何か」と聞かれると、必ず言うのは
   「毎日朝食をとること」と答えているそうです。 (これは私も大賛成です)
   理由は明確です。体内時計の周期は約25時間で24時間より少し長く、朝の日光を浴びて
    リセットしているからです。  目覚める前に覚醒を促すホルモンが出て体温が上昇して
    カロリーと栄養をとろうと内臓などの働きが徐々に活発になる。 朝食は日光と共に一連の
    活動を支えリズムを整える。香川副学長は「朝食をとらない人は、とった人に比べてみると
    勉強や運動の効率が悪くなりがち」と強調しています。
   朝食を抜いても違いは無い・・・。そう考えている人に対し、香川副学長は「食べる習慣を
    身につけると、本人が違いに気付く:と説得。  朝食をとらない生活を続けていると
    生活習慣病にかかりやすくなることも分かってきたという。 
    米国の追跡調査では、毎日朝食をとる人は朝食を週に3回までしかとらない人に比べると
    糖尿病を発症するリスクが2割ほど低いという結果が出たそうだ。
    朝食を抜くと1日の血糖値の上下動が激しくなり、調節機能が徐々に低下することも・・?

    神奈川県厚木保健福祉事務所は新入社員や大学生に「朝食を必ずとろう」と呼びかける
    分かりやすいパンフレットをホームページで紹介している。 同事務所の“栗原主査”は
    “まずは一品から。食べるきっかけを作りたい”という。 (ここまでするの・・?)
    これまで生活習慣病の予防に力を入れてきたが「若い時から心がけていればよかった」
     との意見が多く届き、朝食の重要性に目をつけた。 
 文部科学省が2006年度に「早寝早起き朝ごはん」運動を
 始め、小で中学校で朝食をとる生徒の割合が増えた?
 そんなことで今後も継続して訴えていくという。
 しかしよく考えると、今はここまでやらないとダメなの?
 思っていましたが・・違うんですネ~ 驚きました。
 見にくいグラフですが、上部の■=全く食べていない・
 □=あまり食べていない!があるとは・・
   次に、3食の比率はどうすればよいだろうか・・
 時間栄養学的にはカロリー比で朝昼晩を3・3・4
 するのが適切なようです。 昼食は短時間で軽く済
 ませてしまいがち。 それでも構わないが早稲田大
 学の“柴田教授”は「晩の高いカロリーな食事はで
 きるだけ避けた方がいい」と説いています。
 体は夜間の方が栄養をよく蓄積する。 昔からよく
 「夜食は肥満のもと」といわれる原因です。
 朝食に比重を置くためにも、遅い時間帯の食事は
 禁物で、朝食と晩ご飯は12時間以内に収めるのが
 目安です。晩の比率を高くしないよう早めの時間帯
 に分けて食べる方法もある。
                  (私共は量的には5:3:1にしています)
       しかし働いている皆さんはそう思うようにいかないことがほとんどだと思います。
       接待や会食などがあると、毎日規則正しい生活がおくれるとは限らないことが多い。
       しかし柴田教授は「1~2日ならあまり心配しなくていい」と言っています。
        (私も、表のような食べ方ができるようになったのが現役を退いてからです)

     海外旅行で時差が気にならなくなるように、体内時計は1週間程度の時間をかければ調整
      可能です。逆にいえば1~2日のリズムの乱れは、もとの生活に戻せば解消できる。
     運動も生体リズムの調整に役立つ。 うまく組み合わせるとよい!とさてています。
     夜間の警備など時間帯がずれた人も、そのリズムにあわせた食事をすればよい・・。
     ただ断続的に時間帯が移動するシフト勤務の方は難しいのではないでしょうか・・?

     食事は人間が生きていくためには非常に大切なものです。
     表にあったように、体によい食べ方の5カ条(食べ方・理由)を参考にしてみてください。
      私共はこの表のようなことを守って食事をとしています。  

   時間栄養学とは
    昼に活動し夜に休息する生体のリズムを考慮し、適切な栄養摂取を研究する分野を指す。
     約25時間周期でホルモンの分泌や栄養素の代謝などを調整している「時計遺伝子」の詳しい
     仕組みが分かりはじめた2000年ごろから注目度が高まっている。
     住民の健康を追跡する世界各地の調査と動物実験などから、同じ栄養やカロリーを摂取しても、
     時間帯の違いで健康に差が出ることがわかってきた。糖尿病など生活習慣病の発症リスクを
     左右する要因とみられ、食事指導にもこういった考え方が取り入れられるようになった。