goo blog サービス終了のお知らせ 

農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

広がれ「復興ツーリズム」

2025年03月11日 12時41分19秒 | 
  東日本大震災から14年目を迎え、被災地では震災の記憶が薄れるのを懸念する声があがっている。
  新型コロナウイルス過を挟んで増加傾向だった主な伝承施設の来訪者数は前年を下回り、活動の継
  続に不安を抱く団体は多い。  自治体などは東北を旅しながら被災地を訪れる「復興ツーリズム」
  を掲げ、震災の学びと観光振興の両立を模索する。

  2月、福島県浪江町の震災遺構として保存されている請戸(うけど)小学校を台湾から訪れた学校関係
   者ら8人が見学した。  当時、速やかな判断で校内にいた教員と児童全員が1.5㌔離れた山に避
   難した経緯を案内役が説明。 津波で壊れた校舎や体育館を回った。 3泊4日で伝承施設やス
   キー場などのレジャー施設を巡るツアーは県観光物産交流協会が主催。 震災遺構だけでなく、
   串に刺した魚を炭火で焼く「浜焼き」など地元の食文化や産業を体験するプログラムを組む。

 福島県は「ホープツーリズム」と題し、津波や東京電力福
 島第1原子力発電所事故からの復興の歩みを学ぶツアーに
 力を入れる。2016年から県と同協会が実施し、企業の
 研修や修学旅行をはじめとするツアーの参加が増えてきた。 
 24年度の県内の実施件数は400件を超える見通しで、
 19年度(45件)から大きく伸びた。24年に英国の学校
 が同県双葉町を訪れたこともあり、今後は欧米などからの
 教育旅行の誘致も視野に入れる。訪日客を呼び込むには外
 国語への対応が課題として、案内役などの育成を進める計
 画だ。復興復興ツーリズムの意義を「観光客の減災・防災
 意識を高め、交流人口の拡大や地域経済に貢献する」とし
 ている。岩手県や宮城県などはウェブサイトで震災遺構を
                     巡るコースを紹介している。

  旅行会社が伝承活動を担う複数の団体と連携し、参加者が求めるテーマに応じてツアーを組むこと
   もある。 岩手県大槌町の一般社団法人「おらが大槌夢広場」は企業研修や修学旅行で訪れた参
   加者らが課題について議論する「探究型学習」を取り入れ、震災機構を残すことの是非など復興
   の過程で実際に話し合われたテーマを扱う。
  公益社団法人「3・11メモリアルネットワーク」(宮城県石巻市)の集計によると、岩手、宮城、福
   島3県の伝承施設を訪れる人はコロナ過を除けば右肩上がりで増えてきた。 23年の来訪者数
   は37施設で計約156万人だった。  ただ24年は約151万人(39施設)で、前年から3.2%
   減少。 震災から14年がたち、人材や資金面で活動の継続に不安を感じる団体は少なくない。
   同法人の"石川専務理事"は「行政が民間と連携して来訪者を誘導したり、互いにノウハウを共有
   したりする仕組みを整えることが必要だ。 より多くの施設に、内容に工夫が必要という認識を
   持ってほしい」と課題を指摘する。

  観光で訪れる外国人に注目される場所もある。 復興事業の一環で整備され、青森県八戸市から福
   島県相馬市までの約1000㌔を結ぶ自然歩道「みちのく潮風トレイル」は三陸沿岸の震災遺構
   に加え、豊かな自然と景勝地が並ぶ。 海外向けに積極的に発信を重ねてきたこともあり、欧米
   などからの観光客の人気が高い。

  管理や情報発信を担うNPO法人「みちのくトレイルクラブ」(宮城県名取市)の"相沢常務理事"は
   「道中に津波到達高の表示や慰霊碑があり、歩いていると目に入る。 地元の人との交流も含め、
   旅の中の学びを大切にしてほしい」と期待する。 金沢大の"井出教授(観光学)"は事前の知識がな
   くても「来てみたら勉強になったと感じる仕掛けを被災地の側で用意することも大切だ」と話す。
   俯瞰(ふかん)した視点をもつ専門家の案内に語り部ら個人の経験を組み込み、「来訪者が災害や
   復興の全体像を把握し、教訓として受け継げる仕組みづくりが望ましい」とする。

   遠い昔に訪ねたことがある三陸海岸沿線を体が動けば再びゆっくりと旅をしたいと思っています。

古墳と添い寝する宿

2025年01月28日 12時41分17秒 | 
  古墳で眠るのが夢だった‥‥。 そんな言葉をきっかけに、古墳の上からの眺めを楽しみ、
  そのふもとで寝るという民泊施設が誕生した。 古民家を改装した宿は名付けて「Cof
  unia(コフニア)」。 今秋に始まったプレオープンへの評価は上々で、来年3月から
  の本格的な営業に向けて準備が進められている。

  コフニアが立つのは、奈良県天理市の「山の辺の道」沿いにある西山塚古墳のふもと。
   全長約114㍍の前方後円墳で、6世紀前半の築造とみられる。 明治時代に後円部で
   石棺が見つかり、勾玉や管玉などが出土した記録があるが、それらは所在不明となって
   いる。
  宮内庁は約200㍍南東にある西殿塚古墳を、6世紀初めに皇位についた継体天皇の妻・
   手白香皇女(てしらかのひめみこ)の墓だとしている。 ただ、この古墳の築造は3世紀後半。
   考古学者の間には、年代が合う西山塚古墳こそが手白香皇女の墓だとの通説がある。
 そんな西山塚古墳のふもとに、古い空き家があっ
 た。市内で植物の食用利用などを研究するアトリ
 エを営む"前田さん"が、知人の農家から「空き家
 をもらってほしい」と持ちかけられたのは202
 1年だった。見に行くと、建物はぼろぼろだが、
 古墳に上れば自然や街並みが遠くまで見渡せる。
 最高の眺めに「ポテンシャルを感じた」という。
 市街化調整区域で商業施設にはできない。SNS
 に「古墳もらっちゃった」と書き込み、活用のア
                    イデアを募集すると、大きな反響があった。
  協力を申し出てくれた人たちと、古墳に上って活用法を話し合っていた時、考古学ファン
   の一人から「古墳で眠るのが夢だった」との言葉が飛び出した。 「日本で一番、古墳
   に近い場所で眠れる宿」にすれば、泊まりたい人は多いのではないだろうか。 民泊施
   設にする計画が始まった。
  前田さんと元ITエンジニアの"高野さん"が共同経営者となり、建物の改修工事は、各地
   で古民家の改修の設計や施工を手がけてきた人たちに依頼した。 インターネットでつ
   ながった人もボランティアで加わり、協力者は最大で100人ほどになった。
  4棟の客室は、前田さんが関心を持つ東洋思想の五行にちなんで、それぞれ「木」「土」
   「水」「金(こがね)」と命名。 建物の古材や、中に残っていた道具類なども生かした。
   「土」の棟は、まるで洞穴のような内装だ。

  12月末までは「試泊」モニターとして、2人まで泊まれる「1棟貸し」を、朝食付きで
   平日2万5千円、週末3万2千円で受け付けた。 予約は、ほぼいっぱいになった。
  本格オープンに向けて前田さんは「古墳でのピクニックを楽しむ日帰りプランなども検討
   していきたい」と話している。 問い合わせはコフニアがメール(reservation@cofunia.
   co.jp)で受け付けている。 関心のある方はいかがでしょうか‥。

年末年始の国内旅費最高!?

2023年12月23日 12時40分34秒 | 
  年末年始の需要期に、旅行や外食消費が新型コロナウイルス過前を上回る傾向が出ている。
  旅行費用は過去最高になる見通しで、JR東海は東海道新幹線で過去最多の本数を運行する。
  居酒屋の12月の予約件数は19年比で上回る。 物価高でも「リベンジ消費」が下支え
  しているが、堅調な消費の維持には、持続的な賃上げが欠かせない。

 JTBは5日、2023年度の年末年始(23日~
  24年1月3日)
の旅行動向見通しを発表した。
 国内旅行は1人あたりの費用が4万1000円と2
 2年度から4000円増えて過去最高となる。
 旅行者は4%増の2800万人とコロナ禍前の19
 年度と比べて96%の水準に回復する見通しだ。
 5月に新型コロナの感染症法上の分類が「5類」に
 変わり、訪日客の増加も相まって宿泊料金は高騰す
 る。それでも久しぶりに旅行を楽しみたい消費者心
 理もあり、高価格プランの需要は強いという。

  楽天グループの旅行予約サービス「楽天トラベル」では23日~24年1月8日の星付き
   ホテルなど「高級宿」の予約件数が19年同期比約5割増だ。 西武・プリンスホテル
   ズワールドワイドが運営する「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」では、1棟建てタイプが3
   世代家族に人気なんだそうだ。 年末年始は1棟20万円を超える日もあるが、ななん
   とほぼ満室だという!!
  JR東海は今年度の年末年始期間(23年12月28日~24年1月4日)に1日平均では過去最多
   となる434本の東海道新幹線を運行する。 約20年ぶりに全席指定となる「のぞみ」
   も同287本で最多となる見込みだ。 新幹線利用は観光を中心に想定を上回って推移
   しており、旺盛な需要に応える。

  一方で海外旅行は回復が遅れているという。 JTBによると、年末年始の旅行者数は22
   年度比2.6倍の58万人。 19年度比では70%の水準だそうだ。 円安のほか、航空
   運賃の上昇や座席不足が原因のようだ。 全日本空輸(ANA)は年末年始の国際線の便数
   は1381便と前年同期比で34%増えるが、19年同期比65%の水準だそうだ。
  エイチ・アイ・エス(HIS)によると、年末年始の予約はソウルや台北など近場のアジア圏
   が上位に並んでいるという。 担当者は「格安航空会社(LCC)が就航する観光地の需要
   が高い」と話している。

  SMBC日興証券の"牧野チーフエコノミスト"によると、コロナ禍で積み上がった余剰貯蓄
   は6月時点で1世帯あたり77万円。 昨年末から7万円ほど減り、足元でさらに減少し
   ているようだ。 牧野氏は「消費意欲の高い商品やサービスには余剰貯蓄を取り崩して消
   費している」と話している。
  ソニーフィナンシャルグループの"宮嶋シニアエコノミスト"は、来年にかけて「リベンジ」
   要素が薄くなり、「徐々に所時環境の環境の改善の重要性が高まる」とみているそうだ。

  皆さん結構なご身分で羨ましい限りです。 年金生活者にとっては「旅」などは無理な話。
   せめて近場をふらっと出歩くことくらいが唯一の楽しみです。

要介護者も気楽に旅して!

2019年07月22日 12時50分27秒 | 
  体力の落ちた高齢者や介護などの支援が必要な人でも無理なく旅行を楽しめるユニバーサルツーリズムの
   サービスが年々広がってきているといわれている。 受け入れ体制の整備に力を入れる観光地が増え、
   現地でのサポートが充実したツアー商品も登場しています。 
   「家族に負担を掛けるのでは」と心配せずに気軽に旅行に出かけられる環境が整いつつあるようです。

  「リフト付きバスで巡る!初めてのスイスを楽しむ旅8日間」、看護師が同行する「芸術と音楽の都ウイ
   ーン6日間」 ・・ 大手旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)が、介助が必要な高齢者などを対象
   に企画している旅行ブランド「たびのわ」の一部だ。 海外だけでなく国内旅行も多数用意されていて
   年間で70~80本のツアーを催行しているそうです。
  移動には車いすのまま乗り降りできるバリアフリー車両を用意する。介助に必要なトレーニングを受けた
   添乗員が同行し、同行した家族といっしょに車いすで移動する手助けをしたり、宿泊先で介助者に必要
   な道具を用意したりと気を配る。 なかには社会福祉士や介護関係の資格を持つスタッフもいるという。
  1回のツアーの参加者は10人程度と少なめだ。 移動時間も余裕を見て「通常のツアーに比べてゆっく
   り観光して回るようにしている」と、HISのユニバーサルツーリズムデスクを担当する“薄井シニア
   セールスマネージャー”は説明している。 これは当然のことでしょうな
  国内では、ユニバーサルツーリズムの推進や障害者支援に取り組むNPOなどと協力して、旅行先での手
   助けにも力を入れているそうだ。 例えば入浴の手助けが必要な参加者には、入浴の時間だけ地元にヘ
   ルパーさんに手伝いに来てもらえる。 ひとりで参加したい人は介助者のツアー代金を負担すれば、H
   ISが契約している介護資格を持つ登録スタッフに出発地から同行してもらうことも可能だそうだ。
   ただ1人当たりのツアー代金は少し高めで「通常のツアーの1.3倍程度」だという。

  観光庁が2019年3月にまとめた「ユニバーサルツーリズムの促進業務報告書」によると、介護が必要
   な人など向けの旅行の取り扱いをしているとした旅行会社は回答した442社のうち38%。 今後取
   り扱いしたいの11%を加えるとほぼ半数になる。
  ユニバーサルツーリズムの広がりに刺激されて観光地の施設でも対応する動きが広がってるんだそうだ。
  HISがツアーを開催している上高地の温泉旅館では、貸し切り風呂をバリアフリー化しただけでなく、
   入浴の手助けをする体制まで整えたという。 鹿児島県の奄美大島の施設では、車いす利用者向けのエ
   レベーターを設置した船も整備し、車いすの必要な人でもダイビングやカヤックなどを楽しめるように
   しているそうです。  こういった施設の整備が進むことで「個人旅行も受け入れやすくなってきた」
   と薄井さんは話している。  ユニバーサルツーリズムに取り組む観光地が連携する日本バリアフリー
   観光推進機構のように、バリアフリー対応の施設や介助支援などの情報を提供しているところもある。

  風景を楽しんだり、温泉を満喫したりする旅行は、健康維持にもつながる期待があるといわれている。
  介助が必要な人やその家族も、思い切って旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

 国土交通省国土交通政策研究会が2016年にまとめた「車いす、足腰
 が不安なシニア層の国内宿泊旅行拡大に関する調査研究」によると、1
 人当たりの年間宿泊旅行の平均回数は80歳以上で0.50回と、全体
 平均の1.26回に比べて大幅に少ない。 同じシニア層でも60歳代
 は1.41回、70歳代は1.33回と全体平均を上回っていて、80
 歳代になると急に落ち込んでいることがわかる。
 旅行に行かなかった理由としては、70歳以上の高齢者の場合は「健康
 上の理由」が約3割で最も高い。
  69歳以下は「経済的余裕がない」や「時間的な余裕がない」が多く、健康上の理由は1割弱にとどまる
   のとは対照的。 ユニバーサルツーリズムの普及で高齢者の旅行市場が拡大すれば、ツアーの充実や選
   択肢の多様化も期待できそうだ。  旅行業者の皆さんの思いは高いようです。

旅行直前 航空券払い戻せる?

2019年07月02日 12時52分47秒 | 
   もうすぐ夏休み。 海外旅行をしようと計画をたて予約をした皆さんもいるのではないでしょうか!
   ところが旅行に出発する直前に体調を崩し、キャンセルせざるを得ないことになったなんてことに
    なった場合、「航空券の払い戻しなどは受けられない」と思い込んでいる人もいるという。
   こうしたやむを得ない事情は、航空会社によっては一定の条件のもと「救済」されることもある?

   飛行機で予定通り移動できないケースとしては、天候などによる不可抗力、機材トラブルなど航空
    会社に起因するもの、旅行する本人の都合によるもの・・の大きく3つがあります。
   格安航空券など運賃のタイプにもよるが、不可抗力の場合は便の変更や払い戻しが受けられること
    が多く、航空会社に起因する場合はさらに宿泊費などの補助が受けられることもあるそうだ。
   一方、「急に仕事が入った」といったような本人の都合によるキャンセルや変更は通常、一定の手
    数料を支払うことになる。 出発日が近づくほど手数料はかさみがちです。
   出発日に急に体調が悪くなり、キャンセルせざるを得なくなった場合はどうなるのでしょうか?
    こうしたケースでは、特例的に手数料なしで航空券の払い戻しが受けられたり、別の便に変更で
    きたりすることがあるんだそうです・・? (私、飛行機の利用は殆んどないのでし分からない)
       
   払い戻しの手続きは①出発時間より前に航空会社の公式サイトや電話などでキャンセルや変更の手
    続きをする ②病院で受診して医師の診断書を取得 ③航空会社に診断書を提出する。
    診断書の提出は後日でも構わないし、郵送でもOK。  ただ、診断書の取得には数千円かかる
    ため、本当に特例を受けるのが有利かどうかは一考したいものです・・ネ
   本人ではなく同行者が病気になった場合、こうした対応はあるのでしょうか? 日本航空によると
    「例えば大人5人のグループで出かける予定で、1人が病気になり旅行を取りやめた場合、他の
    4人についても航空券の払い戻しなどの特例措置を適用する」(広報グル-プ)という。

   複数の航空会社がキャンセルなどについて「人道的な配慮に基づいて特例措置をとる可能性がある」
    としている。 子どもが病気になったり、自分が病気になってしまい子ども1人で搭乗させるわ
    けにはいかなかったりするケースなどでも、特例措置を受けられる可能性は高いそうです。

   格安航空会社(LCC)では、購入した時点でキャンセルできない運賃のタイプもあるそうだ。
   一方、事情によっては対応してもらえる場合もあるため、早めの連絡・相談が重要になるという。
   また、ピーチ・アビエーションは「Peachチケットガード」という保険商品を用意しており、別途
    保険料を払うことで、万一の際に航空券の代金の補償を受けることができる。 というのもあるとか

   航空会社の払い戻しなどについて、各社の公式サイトに国内線の記載はあるが、国際線は明記され
    ていないこともあるそうです。 国際線は購入窓口や運賃のタイプによって対応の内容や、対応
    が可能かどうかが別れるため、個別に相談する必要がある。 記載がないからといって対応して
    もらえないわけではないようです・・。

   鉄道ではどうだろうか? JRは出発日当日の急病などを含め、本人の都合に対する特例措置は設
    けていない。 有効期間が長い乗車券と、指定席特急券券を別々に購入することができるうえ、
    指定席で乗る予定だった特急列車に乗り遅れても、当日中は後続の特急列車の自由席に乗車する
    ことができる。 そもそも、この対応が特例措置ともいえるのではないでしょうか!

   なお、新幹線が2時間以上遅れた場合は特急券が全額払い戻しされることや、列車の運休によって
    5日以上使用できなくなった定期券や回数券などは、延長や払い戻しの措置があることも見落と
    しがちな対応です

   楽しみにしていた旅行に予定どおり出かけられるのが一番だが、急病などの不測の事態に対する金
    銭面での対応をきちんと把握しておけば、残念な気持ちも少しは和らぐのではないでしょうか。

    ★以前、航空券などの払い戻しではありませんが、JRの駅でこんな体験がありました。
     早朝JR大宮駅で新幹線の特急券を購入しようとしたら窓口対応は一人で長蛇の列・・。時間がかかりそう
     なので券売機で購入しようとしてお金を投入したら機械がストップ。 すぐに係員ボタンを何度も押したが
     誰も来ず、やむなく窓口にも故障の旨を伝えたが、目の前の対応だけで誰にも連絡することなく知らんぷり
     そうこうしているうちの予定の列車が到着してしまい乗ることができず旅を断念することになった。
      諦めたのは、その列車に乗らないと下車駅から目的地までのバスに乗車できないためです。
      田舎のバスのためそれに乗車できないと本数もなく目的地まで行けないからでした。
     その後抗議しに駅の管理室へ行ったが、出てきた人は朝から何? といったような態度がありあり。
   今日のテーマとは少し違いますが、トラブル等に対する初期の対応の重要さを勉強させられました。

コインロッカーの未来

2019年03月30日 12時49分37秒 | 
   旅先やレジャー施設などで身軽に動きたい。 そんなとき便利なのがコインロッカーです。
   普段は目立たない存在ながら、登場から半世紀で機能は着実にアップしています。
   「手荷物を預ける」にとどまらない実力派に育ってきているようです。 

   主要駅で増設が続くコインロッカー。 大きなスーツケースを預ける外国人も多くいる。
   日本の安心・安全な街を象徴する光景だが、その原点はいつごろだったのだろうか?

     
   東京五輪が開かれた1964年のこと。 シリンダー錠製造・販売の国産金属工業(現
    アルファ横浜市)が米社と組みコインロッカーの展開を始めたそうだ。
   新宿駅に「セルフサービス(携帯品)一時預かり」と大きく書かれた“箱”の集合体が出現。 
   縦5段、横12列の小箱が並ぶ様子は近未来的に映ったに違いない?? 
   当時の荷物預かり所といったら有人だったので、使い方がわからない人が多くいらして
    説明係がいたという・・?  (当時、私はもう東京にいましたが気づきませんでした)
   普及に弾みがついたのは夏のプールだったという。 「必ずみな水着に着替えるので、
    服をしまう所が必要だった」。 アルファロッカーシステム(横浜市)の“柳内社長”は
    そう説明しています。 当然、夏しか需要がないが、くしくも世の中はスキーブーム
    の幕開け期だった・・!
   ロッカーのアフターサービスなど関連事業を手掛ける勇気屋エンタープライズ(東京・中央)
    “内田取締役”は、夏の営業を終えたコインロッカーをスキー場へ運んだ当時の経験を
    振り返る。 「神奈川県の葉山のプールから新潟県内のスキー場まで約300㌔。
    箱を運ぶので『ハチミツ屋』と呼ばれていたものです」・・と。

   70年の大阪万国博覧会などを経て、その後もコインロッカーは広がりを続けたそうだ。
   沖縄の那覇空港にはサーフボードをまるごと預けられる超大型のロッカーも登場。
   標高1400㍍の南アルプスにある山小屋にもロッカーが備え付けられています。

   コインロッカーの仕組みを少し見てみましょう。 荷物を収め、紙幣を投入して鍵をか
    ける・・。シンプルなようだが、実は奥深い。 駅のロッカーは当初、終電から始発
    までは人の手で施錠していた・・が、60年代半ばに、終電を過ぎると翌日分の追加
    料金が加算される「日送り」の仕組みができ、荷物を複数日預けられるようになった。
   近年はICカードを鍵代わりに、認証や決済できるシステムや、駅構内の空きロッカー
    を時間差なく確認できるサービスも始まりました。
   「手荷物を預ける」という本来の用途を超えた使い道も出てきそうだ。 アルファロッ
    カー社とKDDI、西武鉄道が実証実験中の「ラクトル」はその一例。 ネット通販
    で買い物した食品や生活雑貨を、最寄駅のコインロッカーで受け取れるというもの。
    郊外暮らしで帰宅が遅い人でも、地元の店の閉店時間を気にせずに買い物することが
    できる。 預ける店と受け取る消費者を取り持つのはスマートフォンのアプリに届く
    6桁のパスワード。 コインロッカーがICカードなどのデジタル技術に積極対応し
    てきたことが役立った形のようです。 やり取りする商品は様々に広がる可能性があ
    る。 通勤・通学で毎日朝晩使う駅に近い将来、多忙な現代人の時間を節約する魔法
    の箱が現れるかもしれませんな~・・。

   アルファロッカー社の柳井社長は「ニッチだが日本の社会に不可欠なインフラ。 付加
    機能を取り込み、多くの人が使えるサービスを提供したい」と話しています。
   コインロッカーの歴史は、まさに日本の「セルフサービス」化の流れと重なる。 誰も
    が気軽に使える利便性は、様々なトラブルへの対応など、緻密なサポート体制によっ
    て支えられてきました。 半世紀を歩んだコインロッカーからは、日本人のニッチで
    もキッチリのサービス精神までも伺えるのではないでしょうか・・。

海外旅行の備え

2018年10月06日 13時23分11秒 | 
  きょうはこの秋になって3度目の三連休。 またまた家族そろってお出かけになるんでしょうか?
  お出かけなされる皆さんは、国内外を問わず羨ましい限りです。 私共にはあり得ませんから。
  あるところには、あるもんなんですネ~・・私共なんぞチョッとした小旅行でさえないです。
  きょうは先週に引き続いて孫の運動会です。 (先週は小学校・きょうは幼稚園です)
  台風の影響で菜園の手直しをせねばならないし、孫たちの運動会もあるし結構忙しいもんです。

  先日会った知人などは“今度の休みを利用してチョッと海外に行ってくるんだョ!”だってさ!!
  “今は、最後の確認と備えをしているんだと言っていました。”

  飛行機でのエコノミークラス症候群は広く知られてきたが、他にも注意すべきことがあるという。
  手術後やダイビング直後は一定期間、飛行機に乗ってはいけない・・そうなの? 
  また、妊婦や乳児は航空会社の承認が必要な場合があるんですって・・。  へぇ~です。
  糖尿病や心臓病などの持病がある人は主治医と相談した方がいいという

 現地では暑くても短パン、タンクトップなどは避け、長袖。長ズ
 ボンを着る。 国立国際医療研究センタートラベルクリニックの
 “金川医長”は「日焼けや虫刺されだけでなく、肌を露出した服
 装による宗教上のトラブルなどを避けることにもつながる」と話
 す。 宿泊先のベットなどで、ダニや害虫が心配な時は、入る前
 に防虫スプレーで追い出すとよいそうです。
 サラダや刺し身などの生ものは汚染の恐れがある。 できれば目
 の前で火を通してもらったものが無難だという。 おなかを壊し
 たら、脱水にならなうように水分を取り、熱や嘔吐などの症状が
 出たら、我慢せずに現地の現地の病院を受診する。
 常用薬の紛失や、睡眠薬を持ち込めない国など、薬は意外にトラ
 ブルになりやすいという。 金川さんは「持病の薬などは旅行期
 間中の分を2セット用意して、別々に保管するとよいでしょう」
 とアドバイスしている。 必要な予防接種や、旅行保険の加入は
                必ず済ませましょう。

   現地の状況を事前に調べるのも重要なことだそうだ。  外務省の「海外安全ホームページ」
   (https://www.anzen.mofa.go.jp)では、最新の感染症の発生状況や注意喚起などを確認
   できます。 同省は、マンガ『ゴルゴ13』と連携、普段は口数の少ない主人公が、注意点な
   どをマンガや動画でわかりやすく解説してくれる。

   ページからたどれる「世界の医療事情」では、国や主要都市ごとに衛生、医療の状況や、かか
   りやすい病気などを紹介。 同省の担当者は「海外に危険があるから行かないのではなく、旅
   を楽しく安全にするために、ぜひ事前の情報収集をしてほしい」と話す。

   私は、海外に出かけることはまずないと思いますが・・出るとなれば意外とやるかも?
   若い時に、国内の旅(旅行ではない)に出る時でもふら~っと出かけることはなく、事前に時間の
    チェックをし現地の情報などを収集してから行ってましたから・・。
    (時間を徹底して調べるのは‘時刻表マニア’だったからかも知れません)

「一筆書き」

2018年08月26日 12時36分24秒 | 
   これも「小さな旅?」 いや相当なモノ好きで暇人でない限りやらない旅だと思います。
   都市部の鉄道・バスを乗り継ぎながら最安料金で小旅行を楽しむ方法が「一筆書き」です
   最初から最後まで同じ経路を通らないのが原則・・。
   私は鉄道ファンで旅好き!但しお金がないという乗り鉄である記者が体験したものです。
    (私も遠い昔、経験がありますが、何せ50数年前のことで記憶が薄れてしまっていますが、
     記憶をたどれば今回の記者の方の体験と出発駅が違うだけでほぼ同じような気がします)
   
  JRは東京、大阪、福岡など5都市圏で「近郊区間」を設定していて、その区間内であれば
   実際に乗車する経路にかかわらず最も安い経路で計算した運賃で乗車できます。
  例を挙げると、JR東日本の山手線で渋谷から1駅離れた恵比寿へ行く場合、外回りに乗っ
   てぐるっと1周しても運賃は1駅分で計算されます。 暇人でないとやらないでしょ
  「一筆書き」はこの途中経路を近郊区間内にできるだけ広げ、初乗り運賃で鉄道の旅を思う
   存分楽しもうというものです。
  もちろんルールはあります。 有効期間は1日。乗車経路が重複したり、同じ駅を2度以上
   通ったりするのはダメです。

  この記者の方が時刻表を見ながら作成したルートは上図の右のように、出発駅は日暮里駅
   (東京都)から千葉、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川を経由し西日暮里に着くと
   いう経路。移動距離は約450㌔㍍、運賃はICカード利用で133円だったそうだ。
  この計画は6月下旬で休暇を取りその一日を使い一筆書きにチャレンジしたという。
  所用時間は約12時間。 途中下車はできないので自宅から豚の生姜焼き弁当を持参。
  車内で弁当が食べられるように、最初の常磐線は別途980円のグリーン券を購入して
   午前9時16分に乗車したそうだ。 (少々贅沢)
  この日はあいにく梅雨空だったそうだが、車窓に広がる常磐路の緑を楽しめたという。
  土浦(茨城県)に近づく辺で弁当を広げた。 高崎(群馬県)からは非電化区間を走る気動車に
   乗車。出発時のすざましい音にビックリ! 特段、名所が見えるわけではないが、平日に
   都会を離れ、渡良瀬川や荒川ののどかな風景を眺めるだけで心が和んだそうだ。

  平日の鉄道の旅は様々な土地の人々に出合い日常の風景を見ることができて楽しいもの。
  栃木県内の路線では外国人労働者を多く見かけ、埼玉県では部活帰りの高校生を多く見たが
   殆んどの生徒は皆スマホを見ていて会話も少ないのには驚いたという。
  東京・八王子では工場や物流拠点からの帰宅ラッシュで車内がかなり混雑したそうだ。

  ゴールの西日暮里駅に着いたのは午後9時過ぎ。 途中の乗り換え駅で1時間近い休憩も
   あったので疲労はあまり残らなかったが、駅ナカが充実する駅でもっと食べ物を調達し
   ておきべきだった反省したそうだ。  今は便利になったんですネ~

  最後に、改札を入って一定の時間が過ぎると、改札から出るときにエラーが発生すること 
   や途中で検札にあうこともあり得ます。 そのような場合は、駅の係員や車掌さんに、
   どのような経路をたどって一筆書きをしかのかを説明できるようにしておくこと。

   「一筆書き」は乗り鉄にとっては楽しいものですが、結構体力がいるものです。
    経路だけでなく食べものにも注意しておきたいものです。
    都心近くには便利な駅ナカなるのもがありますが北関東の方ではないところもある。
    以前はキオスクがありましたが、今はこれもない駅がありますので注意を!

これも旅番組・・?

2018年07月23日 12時43分26秒 | 
   きょうは二十四節気の「大暑」 例年なら本格的な夏の到来なんですが・・・
   今年はもうとっくに来ちゃっているというより暑すぎます。 酷暑です。
   我々人間が暑い!水が欲しい!と思うのと同じように菜園の野菜類も同じです。
   特に「きゅうりやナスなどの夏野菜類」は、水が不足すると影響が出ます
    (水がなくても元気なのは雑草だけで・・これにも困っています)
   雑草に水分を取られないように草取りや草刈りをするのは午前9時ころまで・・
   そして水分の補給(水撒き作業)は午後5時以降にとわけてやっています。
    
   これらがその成果の一部です(左から、トウモロコシ・冬瓜・小玉スイカ・かぼちゃ)
   作業終了後は、汗を流し水分や少々の塩分をとるなどしたりして休みます
   夜はエアコンなどで室温を抑えてテレビなどを見ながら早々に就寝します。
    (ちなみに私共の街でも昨夕、熱中症で亡くなられた方が出たと聞きました)

   土曜日の晩、NHKのテレビの「ブラタモリ」という番組を見ることがよくある。
   単なる‘著名な観光地を巡る’とか‘食べる’といったよくある旅番組とは違う
    少々着眼点が異なるものなので新発見を期待しながら見ることが多い。

   先週だったか、この楽しみにしていた番組の放映がなかったので早々に寝ようかと思い
   地デジ・BSやチャンネルボタンを操作していたら、いま話題となっていると聞いたこ
    とのあるテレビ東京系列の『出川哲郎の充電させてもらえませんか?』という番組に
    あたった。見られている方はご存知かとおみますが、タレントの“出川哲郎さん”が
    電動バイクに乗って全国各地を旅する番組です。
   ちょっと見ただけだったが、結構面白かったので、その後は「ブラタモリ」を見た後の
    時間から20時45分のニュースまでの間、よく見るようになった。

   2時間の充電で20㌔㍍しか走れないので、いろんなところでバッテリーの受電をさせ
    てもらいながら目的地をめざしていくというもの・・・。
   他愛のないものだが、それでいてなかなかあじわいがある。 充電場所の店や一般の
    家庭の人たちの温かさが伝わってくるからだ。
   古くさい言葉ながら、人の情けを感じさせてくれるような気がします。
   充電が終わって出発するだんになると、SNSの時代である、出川さんらを見ようと
    大勢の人が集まって取り囲んでいる。
   彼らといやな顔をひとつせずにいっしょに写真におさまる出川さんからはどことなく
    人柄の良さがにじみ出ている・・そう感じてならない。

   もうひとつ、朝から見るともなく見ている番組がある。
    NHKBSプレミアムの「にっぽん縦断こころ旅」です。
    こちらは俳優の“火野正平さん”が自転車で全国各地を回る番組だ。
    出発地と到着地を定め、その間。視聴者からの手紙に書かれた思い出の場所をめざし
     ながら銀輪の旅をする。 ふるさとの山や川を思い出し、郷愁をさそわれる。

   ふたつの番組を見ながらいつも思うのは、町や村に人がいないことでは・・?
    商店街みたいなところを駆け抜けても人影はまばらです。
   もうひとつ感慨をもってみているのは地方の道路の立派なことではないだろうか。   
    火野正平さんが走るなかには田んぼのあぜ道みたいなところも時にはありますが、
    そんな道路も簡易舗装されています。

   全国津々浦々までこんなに立派にした道をこれからどうやって維持していくのだろうか
    我田引水のあとは引鉄そして引道。 カネのない国と自治体、人のいなくなる地方。
   窓の代に“出川さんや火野さん”の通った道はどうなるのだろうか・・?
   この国の将来について、道ばかりでなくすべてについ考え込んでしまいます。
   本当に、このままでいいんでしょうか ・・ よ~く考える時期ではないでしょうか。

大和路への誘い

2017年02月02日 12時30分15秒 | 
   最近、正月の舎利講をはじめ寺で執り行う諸行事に出かける人が増え、大変混み合うそうだ。
   日本人ばかりでなく、外国から来られる方も多くいらっしゃるんだそうです。
   そかし、年間を通じた参拝者の総計は、以前に比べて確実に減っているんだそうだ。

   先日、法隆寺官長の“大野玄妙さん”が、インタビューにこう答えていました。
    参拝者数のピークは50~60年前だそうです。 
    聞いてみて、私と同年代の人達が修学旅行で奈良や京都を訪れていたころでは・・と思う
    今は、少子化が進み?加えて、修学旅行の行き先が多様化し、団体で子どもたちが
     参詣してくれる姿は確実に減っていると話していました。
    代わりに、家族で参詣してくれる皆さんが増えているいるそうだ・・。
    、こうした傾向は良いことではないかと考えているとも言っていました。

    というのは、修学旅行で法隆寺を訪れてくれた子供たちから、御礼のハガキや手紙をよく
     頂戴するなかに、東大寺の大仏と春日大社の鹿と法隆寺の夢殿の絵が同居して描かれ、
     どこがどこやら分からなくなっているものが散見されるからだそうです。

    せっかく奈良を訪ねてくれてもスケジュールに追われ、社寺を幾つも駆け足で見て回って
     いるからではないか?と考えているとおっしゃっていました。
     一つ一つの印象が薄れ、混乱してしまっているのではないかと心配しているという。

    奈良にお出かけの際は、ある程度の予備知識を持ってきていただいた方がよい!と助言
     その方が歴史や宗教や古(いにしえ)の人々の思いが、より深く体感できるからだという 

    とはいえ、“お参りに行くのですが、前もって何を勉強していけばよいのですか”と
     改まって尋ねられると答えに困って“何もせず、空っぽで来てもらえればいいですよ!”
     と答えてしまうことがあるそうです。

    まっさらな状態で何かを感じていただくことも、貴重な体験と思いますと結んでいました。

    私も奈良・京都は大好きな街で、少しだけ意識を入れてよく出かけました。
    私共はツアーでの参加は嫌いで、カミサン共々“自分達で見たいところをゆっくり見る”
     これが基本的な考えです。
    様々に、ゆっくりと、歩くorレンタサイクルを利用してのんびりと楽しむのが一番です
       (今は飛鳥のキトラ古墳を見に行くことを楽しみにしています)