戦後犯罪史に残る出来事のひとつに「光クラブ事件」というのがありました。
1948年から翌年にかけて、東大生の山崎晃嗣という人が仲間の医大生らとともに
ヤミ金融で荒稼ぎし、社会問題になった事件です。
モラルなきエリートの所業は焼け跡のすさんだ世相を映し、人々の耳目を引いた。
経済産業省のキャリア職員2人が、自らの役所が手がける新型コロナ対策の給付金を
詐取した疑いで捕まった。 2人は高校の同級生で、前後して経産省に入省した。
うち1人は東大を出ているというから私からみたらエリート中のエリートだ。
詐取の受け皿にしたペーパーカンパニーはかねて設立済みだったという。 以前の
「光クラブ」も顔負けの、なんともゆがんだ才知ではないだろうか。
背景には何があるのだろうか、捜査を見守らねばなるまい。 ただ、このような容疑
をかけられる者たちが中央省庁の総合職として採用されていたという事実を思うと
暗たんたる気分になってしまうには私だけだろうか。 もし発覚しなければ、2人
は「副業」をこなしつつ仕事を続けたのか・・・。 出世の階段を上がり、日本の
将来を動かす立場になったかもしれない?と思うとゾッとした気持ちになる。
光クラブ事件の山崎は、やがて服毒自殺を遂げたという。 近年見つかった日記には
「二束三文の生命だから色々なことをやってみるのも面白い」などとあって、痛々
しいほどの虚無感が漂う。 70年後のいま、世相はまるで違うはずだが、社会の
どこかに共通する心情が潜んでいるのだろうか。 そう考えると、なお暗い気持ち
になってしまう。 そんな世の中にならぬようトップの舵取りを願いたいものだ。
そんな複雑な世の中とは違い単純な私共の日常生活でもチョとした癒やしがあった。
今朝 恒例のウオーキングをしていたら用水路で泳ぐカルガモの親子を発見!
親に懸命についていく11羽の子たち 今朝取れた枝豆 おいしい!
今のせわしない世の中・・こんな風に暮らせたらいいんですがネ~
6月のウオーキング集計(30日)
歩いた日 25日 歩けなかった日 5日 (すべて雨)
1948年から翌年にかけて、東大生の山崎晃嗣という人が仲間の医大生らとともに
ヤミ金融で荒稼ぎし、社会問題になった事件です。
モラルなきエリートの所業は焼け跡のすさんだ世相を映し、人々の耳目を引いた。
経済産業省のキャリア職員2人が、自らの役所が手がける新型コロナ対策の給付金を
詐取した疑いで捕まった。 2人は高校の同級生で、前後して経産省に入省した。
うち1人は東大を出ているというから私からみたらエリート中のエリートだ。
詐取の受け皿にしたペーパーカンパニーはかねて設立済みだったという。 以前の
「光クラブ」も顔負けの、なんともゆがんだ才知ではないだろうか。
背景には何があるのだろうか、捜査を見守らねばなるまい。 ただ、このような容疑
をかけられる者たちが中央省庁の総合職として採用されていたという事実を思うと
暗たんたる気分になってしまうには私だけだろうか。 もし発覚しなければ、2人
は「副業」をこなしつつ仕事を続けたのか・・・。 出世の階段を上がり、日本の
将来を動かす立場になったかもしれない?と思うとゾッとした気持ちになる。
光クラブ事件の山崎は、やがて服毒自殺を遂げたという。 近年見つかった日記には
「二束三文の生命だから色々なことをやってみるのも面白い」などとあって、痛々
しいほどの虚無感が漂う。 70年後のいま、世相はまるで違うはずだが、社会の
どこかに共通する心情が潜んでいるのだろうか。 そう考えると、なお暗い気持ち
になってしまう。 そんな世の中にならぬようトップの舵取りを願いたいものだ。
そんな複雑な世の中とは違い単純な私共の日常生活でもチョとした癒やしがあった。
今朝 恒例のウオーキングをしていたら用水路で泳ぐカルガモの親子を発見!
親に懸命についていく11羽の子たち 今朝取れた枝豆 おいしい!
今のせわしない世の中・・こんな風に暮らせたらいいんですがネ~
6月のウオーキング集計(30日)
歩いた日 25日 歩けなかった日 5日 (すべて雨)