農業じゆう人

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チョッとした機転

2014年03月07日 16時16分38秒 | 私事
   昨日は、二十四節気の「啓蟄」でした。 大地が温まって 冬眠していた“虫”らが、穴から出てくる!と言われていますが、昨今の陽気では出にくいですよネ
   今年は、3月になってもまだこの寒さですもん・・出てきたいと思っても出にくいんでしょうネ。 〔人間社会だって私ような年寄りなんぞ“虫以上”に寒さを感じてジッとしていますもん〕

     三月・・。“カエル”が鳴く季節はまだ先だが、カエルは他のカエルと鳴くタイミングをチョッとずらして、自分の声がかき消されないようにしているんだそうだ?
     理化学研究所脳科学研究センターなどの調査で分かった・・とか。   間を取ることで自分の声を残し、縄張りを主張することができるという?
     これが「カエルの合唱」の正体なんだとか・・?  なんだかわかるような?わからぬような!・・話だが・・これ真実のようです。
     人間の中には、己の考えを押し通そうと、人の意見をさえぎったり、強情に叫び続ける人もいるが、これはこれで疲れるし、恨みも残る。
     カエル式に人の意見を聞いた上で自分の意見を述べる。自分の意見を守りたいのであれば、こっちの方がよほど効果的だろう。

                         

     別の合唱。 今日、またまた買い出しに? 通勤通学時間の過ぎた空いた時間に電車を乗り継いで「築地場外市場」へ出かけてきた。
     ちょうど乗換えた地下鉄の中で“赤ちゃん”泣きだした。 困った母親がこの子のお気に入りか「カエルの合唱」を囁くように歌いだしたんです。
     カエルの歌が聞こえてくるよ・・・ 母親は何度も歌ったが・・なかなか泣き止まない。 すると隣にいた女性がその小節を引き続いで歌った
     でも“赤ちゃん”は泣き続けていた。するともう一つ隣ののおばさん2人も歌いだした! たまたま近くでスマートホンを操作していた人まで加わった・・?
     え・え~っ 気が付くと周りにいた数人の方が小声ながら、その“赤ちゃん”のために「カエルの合唱」を輪唱・・私もつられて歌っちゃいました。
     ビックリしたのか・驚いたのか?“少し、ぐずるようだったが泣き止んだ” 皆さんホッとしたような雰囲気になり、その女性は恐縮しつつ途中で下車した
     私は驚きました!こんな殺伐とした感じの都会でもこんな事ってあるんだ!と  最初の女性の方の機転がとっても素晴らし結果になりました!

     それだけでも凄い出来事に出くわした!と思っていましたが、帰りにもう一回素晴らしい機転・勇気or発想を見させてもらいました。 今日は何だろう・・?
     帰りの電車は下りなので普通なら時間からいって混雑はない時間帯ですが、今日は乗ったら結構混んでいた。 私も立って新聞眺めをしていた。
     途中で、私がいた後ろの方で座っていた小さいお子さん(声でわかった)が席を譲っているような気配がした。 へぇ~立派なお子さんだな~と
     後ろを振り向くと譲ったのは、おばあちゃんらしき人と一緒の幼稚園生くらいのお子さん・・譲られたのは妊婦さん(お腹大きかったんで)
     妊婦さん“ありがとう!ボク、お姉さんは大丈夫ですから、座っていていいですョ”といって遠慮してました。 一緒のおばあさんも“どうぞどうぞ”と・・・
     そのうち、そのお子さん“ボクはおばさんじゃなくて、お腹の中にいる赤ちゃんへ譲るんだョ”て・・・大人たちでもこのような事咄嗟に言えます・・?
     私、この会話を聞いて非常に情けなくなりました! 俺にできるかって?とてもできません! 大人失格 キッと周りにいて何もせず座っていた人もでは?
     一緒のおばあちゃん・ご両親・・どちらかはわかりませんが、こんな機転を利かせた行動がとれるなんて・・私は深く反省させられました

      世知がないこのような世の中・・古いイタリア映画のようで、にわかに信じがたいと思われるかも知れませんが、私もホントに驚きました・・2回もなので
      殺伐とした?とげとげしい都会の空間でも、チョッとした「機転と勇気・配慮」で温かくなるものなんですネ  改めて考えさせられました!
        〔このような話・以前  新聞or雑誌・ラジオ・・?何かで聞いた?見た?ことがあったような気もしたが ・・ ホントにあるんですネ~〕