農業じゆう人

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“春”・・間近?

2014年03月13日 15時49分31秒 | 話題
   ちょうど一週間前の6日は、二十四節気の『啓蟄』でした。 先般書いた通り“土の中で冬ごもりをしていた虫(蟄)が、戸をひらいて地上に這い出る”という意味
   多くの虫たちは日中の気温が15度を超えるころに動きはじめるので、実際は3月末ごろの風景だとか?そう言えば「桜」が開花してくるのも15度くらいでは?
   暦上の季節感とはいえ、すっかり冬が抜けきらぬ状態の今年・・きのうくらいからやっと“暖かくなってきた”が、明日からまた一度、冬の寒さに戻るんだとか・?
   気象庁や民間の気象情報会社の“さくらの開花時期予想”も当初の予想より少し遅れるんじゃないか?と修正しているようです。

   二十四節気をさらに三つの季節に分けたのが「七十二候」。(これに関する本をブログの読者の“あひるさん”から教えていただいて買い読んで勉強しました)
     啓蟄をさらに細かく分けると、「蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく」 これがまさに今の季節。
                        「桃始笑 ももはじめてさく」 桃が咲くのを「笑く」と表すのは、花を愛でるとみな笑顔になることからのようです。
                        「菜虫化蝶 なむしちょうとなる」 菜虫とは大根やキャベツなど春に旬の野菜につく虫のこと
                      厄介ものではありますが、葉を食べてやがて蝶になります。いつの季節も、動植物は、季節の移り変わりを気付かせてくれる

     我が家なんぞは、旬の野菜から季節を感じることが結構あります。  スーパーについて行ったら並んだ野菜も冬から春へ移り変わってきていました・・。
     春の野菜にはビタミン類が多く含まれていると言われ、寒い冬の間に滞っていた代謝を促したり、疲労回復の効果があるそうです! そう教えてもらいました
     代表する「春キャベツや菜の花・新玉ネギ」などは・・甘みたっぷりで瑞々しく、生のままでも結構おいしくいただけますよネ。 我が家ではもう少しです。
     また、「ふきのとう・うど・ぜんまい」などの山菜に含まれる苦味成分は、肝臓の働きを助け、解毒作用があるとされています・・これこそ大人の味ですよネ。
     「春には苦味を盛れ」というのはこのことからだといわれているそうだ! どっちにしても「旬のもの」をいただければ、体は自然と元気になるでしょうな~

       そんな「春」を待っているんですが今年は‘きのう・きょう’を別としても、あともう少し我慢すると平年並みかそれ以上の暖かさになるとの予報です
       こんな天気での「春を待つ」とは違って「受験・進学・進級」などがある小中学生から高校生など“わくわく・どきどき”し「春を待つ季節」でもある
       そんな子どもたちにとって、春は新しい地平が広がる季節だろう・・。 蛇足ですが3月3日に出版された『こども歳時記』(小学館)を見た。(立ち読みですが)
       古今の名句とともに、当時の寒風を忘れさせてくれるような、子どもたちの「句」が並んでいました。  内緒でそれらの一部を・・・
          “シャボン玉 ストローはなれ たびに出る”・“赤ちゃんの 大きなあくび 風車”・“ぶらんこで 近づく雲へあと一歩”など
                 〔そういえば、シャボン玉も風車もぶらんこも、みな春の季語なんですよネ〕
          “春風は 一年生とやってきた”・“背中押す はりきりすぎの 春風よ”・“トランペット 高いソでたら 風光る”
                 〔子どもにしか詠めない句でしょ!大人たちの中に潜む‘子どもの目’を呼び覚ましてくれる句でのあると思いません・・?〕
       この歳時記のページをめくっていると、一つの季語に目が留まった。 生まれてほしくなかった季語。この国の時のめぐりにしっかりと刻みたい言葉です
       「東日本大震災忌」です。 震災の年に小学校に入った茨城県の女の子は、校庭での「黙とう」を詠んだものだそうです!
          “おいのりの 2時46分 春の雲”   まだ春遠い被災地に、届いてほしい春の祈りではないでしょうか! 考えさせられる「句」では・・

          “春”・・間近・近し・・・長ぁ~い冬から、全国各地の皆さんが今年こそは“明るく・希望のある・持てる春へ”そう願いたいものです。

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                     ご近所の「ロウバイ」もやっと                      きょうも別の方の“土遊び”

         我が家の付近では「白梅」は一部の品種は咲いていましたが、他はやっと「蕾」が膨らんできてもうチョッとで咲くまでになってきています。
         菜園の方は、今日は昼前から雨の予報だったので、降らないうちにと急ぎ“土遊び”(耕し)を行ってきました! できてホッとしています
         ただここはチョッと狭いので、耕し作業もスコップでの手作業です。2人共明日が心配です・・多分・足腰にドッとくるのでは・・ヤレヤレどうしよう
         そういえば、きのう植え込んだ『じゃが芋』・・聞かれました!品種は何って・・「男爵・メークイン・十勝こがね・キタムカイ」の4種類です。
            〔今年は例年の‘北アカリ’が売り切れだったので、別のものに変えました〕