中高生の薬物汚染が拡大しているという。 大麻関連の摘発は2019年から倍増。
入手が困難とされるコカインでも若年層の使用が見つかり、深刻さが増している。
多くはスマートフォンでSNS(交流サイト)を通じて売人と接触。 誤った身体への
影響情報があふれ、数千円で買える薬物もあるといった環境も助長し、関係機関が
警戒を強めている。
「うちの生徒が逮捕されたらしい」。 岐阜県各務原市の山を望む、のどかな住宅
街。 一角にある中学の学校関係者の間では4月、違法薬物の話で持ちきりにな
った。
男子生徒ら2人がコカインを使用した疑が浮上し、県警が麻薬取締法違反容疑で逮
捕した。 同級生によると、2人は先輩と後輩で一緒に公園にいるところを、よ
く見かけたという。 ある男子生徒は「先生に何があったのか聞いても答えてく
れなかった」と話す。
湘南医療大の”船田教授”は「未成年でも高依存性のコカインを入手できる状況は非
常に深刻だ」と分析。 捜査幹部は「中学生が手を出すとは」と驚きを隠せない。
若者の薬物汚染は急拡大している。警察庁
によると、大麻取締法違反や大麻に関する
麻薬特例法違反容疑で全国の警察が23年
に摘発した20歳未満は1252人(うち中
高生は235人)で、19年の609人(同1
15人)から倍増した。危険ドラック乱用者
の20歳未満の摘発は23年が37人で19
年の1人から急増した。
今年3月、兵庫県明石市の当時中学2年生の男子生徒が、市内の親族宅で大麻草約0.
3㌘を所持したとして逮捕された。 千葉市の当時高校2年だった少女は覚醒剤の
錠剤2錠を所持したとして4月に逮捕された。
インターネット上には違法薬物の安全性を強調する情報が広がり、若年増では売人と
の接点はネット経由が多い。 大麻所持容疑で摘発された10~20代の約4割が
SNSを通じて入手先を知ったという警察のお調査もある。
警察幹部などによると、薬物の売人は、X(旧ツイッター)などで「野菜(大麻)」「チャ
リ(コカイン)」といった隠語を並べ購入希望者を募り、一定時間でメッセージが消
え秘匿性が高い通信アプリ「テレグラム」などに誘導。 購入者は場所や金額の指
示を受け、公園など指定された場所に出向き薬物を入手するケースが多いという。
元関東甲信越厚生局麻薬取締部部長で国際麻薬情報フォーラムの“瀬戸副代表理事”は
「時代に合わせたネットリテラシーを学び、危機感を持ってもらう教育が必要だ。
指導する側にも認識不足の問題があり、啓発活動の見直しも求められる」と指摘。
こういった小中高生の諸問題。 家庭で親との接触を深めることが大切だと思います。
子どもさんが学校から帰ってから、就寝するまでのちょっとした時間でいいので
どんなことでもいいので会話を交わすことが大事だと思います。
7月のウオーキング集計(31日)
歩いた日 27日 歩けなかった日 4日 (雨・3日 農作業・1日)
入手が困難とされるコカインでも若年層の使用が見つかり、深刻さが増している。
多くはスマートフォンでSNS(交流サイト)を通じて売人と接触。 誤った身体への
影響情報があふれ、数千円で買える薬物もあるといった環境も助長し、関係機関が
警戒を強めている。
「うちの生徒が逮捕されたらしい」。 岐阜県各務原市の山を望む、のどかな住宅
街。 一角にある中学の学校関係者の間では4月、違法薬物の話で持ちきりにな
った。
男子生徒ら2人がコカインを使用した疑が浮上し、県警が麻薬取締法違反容疑で逮
捕した。 同級生によると、2人は先輩と後輩で一緒に公園にいるところを、よ
く見かけたという。 ある男子生徒は「先生に何があったのか聞いても答えてく
れなかった」と話す。
湘南医療大の”船田教授”は「未成年でも高依存性のコカインを入手できる状況は非
常に深刻だ」と分析。 捜査幹部は「中学生が手を出すとは」と驚きを隠せない。
若者の薬物汚染は急拡大している。警察庁
によると、大麻取締法違反や大麻に関する
麻薬特例法違反容疑で全国の警察が23年
に摘発した20歳未満は1252人(うち中
高生は235人)で、19年の609人(同1
15人)から倍増した。危険ドラック乱用者
の20歳未満の摘発は23年が37人で19
年の1人から急増した。
今年3月、兵庫県明石市の当時中学2年生の男子生徒が、市内の親族宅で大麻草約0.
3㌘を所持したとして逮捕された。 千葉市の当時高校2年だった少女は覚醒剤の
錠剤2錠を所持したとして4月に逮捕された。
インターネット上には違法薬物の安全性を強調する情報が広がり、若年増では売人と
の接点はネット経由が多い。 大麻所持容疑で摘発された10~20代の約4割が
SNSを通じて入手先を知ったという警察のお調査もある。
警察幹部などによると、薬物の売人は、X(旧ツイッター)などで「野菜(大麻)」「チャ
リ(コカイン)」といった隠語を並べ購入希望者を募り、一定時間でメッセージが消
え秘匿性が高い通信アプリ「テレグラム」などに誘導。 購入者は場所や金額の指
示を受け、公園など指定された場所に出向き薬物を入手するケースが多いという。
元関東甲信越厚生局麻薬取締部部長で国際麻薬情報フォーラムの“瀬戸副代表理事”は
「時代に合わせたネットリテラシーを学び、危機感を持ってもらう教育が必要だ。
指導する側にも認識不足の問題があり、啓発活動の見直しも求められる」と指摘。
こういった小中高生の諸問題。 家庭で親との接触を深めることが大切だと思います。
子どもさんが学校から帰ってから、就寝するまでのちょっとした時間でいいので
どんなことでもいいので会話を交わすことが大事だと思います。
7月のウオーキング集計(31日)
歩いた日 27日 歩けなかった日 4日 (雨・3日 農作業・1日)