膝関節は、体重を支え、いろいろな動きによって生じる衝撃を受けとめる役割を果たしています。
中高年になると「膝が痛い!」という声をよく聞きます。 (私も昨年くらいから左膝が時折痛くなることがある)
私の場合は時折くらいなのでまだいい方のようです。 なかには痛くて歩くことすら辛いという人も
最近は、市民マラソンの準備?(やっても無駄だが・・)とかで歩きと同じ程度でやっていますが・・
それでも“痛いな~”と感じることがある。 整形外科の先生曰く“加齢です”と一刀両断
先日、整形外科の先生に聞いたら「外傷以外で膝が痛いという人の多くは変形性膝関節症」だそうだ
その「変形性膝関節症」とは、長年の膝への負荷により、クッションの役目をしている半月板・・
これが傷んだり、関節軟膏が少しずつすり減ったりして、膝関節に炎症が起こる現象だそうです。
ちなみに、日本で膝の痛みがある人は約780万人くらいいらっしゃるそうだ。
X線写真で膝に変形が見られる潜在的な人を含めると約2530万人と推定されるとか!
★変形性膝関節症になりやすい人は体質にもよるが、
「肥満・50歳以上・女性。脚の筋力が弱い、運動不足の人」だそうだ・・!
(また、激しい運動などで膝関節を傷めたことがある人も変形性膝関節症になりやすおそうです)
これら一度すり減った関節軟膏も、傷んだ半月板・・これらは自然には再生しないそうです!
ただ、「膝を穏やかに動かす運動で、痛みを抑えることができます」
軟膏自体は神経がないので、すり減っても痛みを感じない。
初期・中期に起こる痛みは炎症によるものだそうで、すり減った軟膏からはがれた摩耗分が、
骨膜(関節を覆う袋の膜)などを刺激して炎症を起こす。すると「その炎症が、周囲の細胞にも
広め、さらに強めたりする。結果、痛みなどの症状を招く。ところがこの炎症を起こしている
細胞は一定範囲内の穏やかな力が作用すると、炎症の広がる作用が抑えられる・・。
炎症が治まれば痛みの多くは消える!と言われました。
運動療法の入り口に当たるのが「足スライド体操」(左の写真)
イスに座って片足ずつゆっくり前後に動かすというもの
(動かすのには靴下をはくとスムーズになるそうです)
(一往復5~6秒くらい)
左右20往復ずつを3セット。一日に2回
個人差はあるが、1~3週間で痛みの緩和を感じるそうだ
「脚上げ体操」(同・左) 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)や裏側
(ハムストリングス)を伸ばし筋力を強くする。痛みや再発の予防にも
片足ずつ水平にあげ、まっすぐ伸ばす。左右20回ずつ 一日2~3回
膝を動かすと、潤滑剤などの役割を果たしている関節液の循環もよくなる
すると、関節液から関節軟膏に栄養や酸素が滞りなく届くようになる
大事なことは、痛みが治まってもこれらをすぐには止めないこと!
膝関節は適度に使い続けることによって機能を維持しやすくなる
★その他にも、こんなストレッチを日頃から少しずつをすると良いです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f9/0a2819ba27dcfa9be2ca27f462ac4e5c.jpg)
脚を上げる 前太ももを伸ばす 太ももの裏側を伸ばす
・5秒で上げてゆっくりおろす ・横向きに寝て行う ・上体をゆっくり前へ
2~3秒休んでまた上げる ・ももの裏側をピンとさせる
・左右20回1日2~3回 ・1回5~15秒姿勢を保つ
●平たんな場所での「ウォーキング・水中ウォーキング・スイミング(平泳ぎ以外)・太極拳
スローな社交ダンスなどを楽しく続けることなも一つ・・。
●普段の生活の中でも、ジッとしていないで積極的に動くようにする
●靴は膝関節に負担がかかりすぎないように履きやすいクッション性のよいものを選ぶ
いずれの場合でも、あくまで膝が痛くならない範囲で、無理をし過ぎないように注意すること
鎮痛剤(抗炎症薬)などの‘飲み薬’や、ヒアルロン酸などの関節内注射・・などといった薬物療法
これらは「痛みを一時的に緩和させるだけのも・・進行防止にはならない」と言われました
また、足底板や杖などの装具で膝への負担を軽くする方法などもあるが、治療法はピラミッド型で
左の図のように・・予防と治療の土台は運動と減量 (土台は運動療法)
底から順に・・減量(肥満を防ぐ) ・負荷を減らす
病気を理解し・・適切な運動をする ・炎症が治まる ・膝を強くする
薬物療法・装具 最後が手術 となります。
土台になるのが体重管理・・これは膝の痛みを防ぐ重要なポイントです
「膝は体重を支えるうえに、体が倒れないよう、膝の回りの筋肉が
上下に引っ張り合う。その分の負荷も加わる」からだと先生
例として、階段の上り下りのことを教えてくれました
階段をゆっくり下りるとき、先におろした脚の膝への負荷は、体重の約3.5倍になるんだと
体重60㌔㌘の人で約210㌔㌘に。 体重を3㌔㌘減らせば、負荷は約10㌔㌘軽くなる計算
そんこともあって「太っている人は減量を。運動だけでは難しいので食事によるダイエットを」と
「間食は控え・野菜・タンパク質の順にとり、糖質を少なくする」とよいなど
ただ、ストレスがかからないようにするのが、途中でやめないコツだと強調していました。
当然と言えば・当然なのかも知れませんが、私もまさしくその通りだと思っています・・!
さてさて、私の診療結果ですが“加齢のため&やり過ぎ 運動は結構だが、年相応に”でした
このように年も考えずにやることは愚の骨頂・ダメと・・及ばざるは過ぎたるに勝れり 反省!
・ ・
2月のウォーキング集計(28日)
歩いた日 27日 歩かなかった日 1日(雨:1日)
中高年になると「膝が痛い!」という声をよく聞きます。 (私も昨年くらいから左膝が時折痛くなることがある)
私の場合は時折くらいなのでまだいい方のようです。 なかには痛くて歩くことすら辛いという人も
最近は、市民マラソンの準備?(やっても無駄だが・・)とかで歩きと同じ程度でやっていますが・・
それでも“痛いな~”と感じることがある。 整形外科の先生曰く“加齢です”と一刀両断
先日、整形外科の先生に聞いたら「外傷以外で膝が痛いという人の多くは変形性膝関節症」だそうだ
その「変形性膝関節症」とは、長年の膝への負荷により、クッションの役目をしている半月板・・
これが傷んだり、関節軟膏が少しずつすり減ったりして、膝関節に炎症が起こる現象だそうです。
ちなみに、日本で膝の痛みがある人は約780万人くらいいらっしゃるそうだ。
X線写真で膝に変形が見られる潜在的な人を含めると約2530万人と推定されるとか!
★変形性膝関節症になりやすい人は体質にもよるが、
「肥満・50歳以上・女性。脚の筋力が弱い、運動不足の人」だそうだ・・!
(また、激しい運動などで膝関節を傷めたことがある人も変形性膝関節症になりやすおそうです)
これら一度すり減った関節軟膏も、傷んだ半月板・・これらは自然には再生しないそうです!
ただ、「膝を穏やかに動かす運動で、痛みを抑えることができます」
軟膏自体は神経がないので、すり減っても痛みを感じない。
初期・中期に起こる痛みは炎症によるものだそうで、すり減った軟膏からはがれた摩耗分が、
骨膜(関節を覆う袋の膜)などを刺激して炎症を起こす。すると「その炎症が、周囲の細胞にも
広め、さらに強めたりする。結果、痛みなどの症状を招く。ところがこの炎症を起こしている
細胞は一定範囲内の穏やかな力が作用すると、炎症の広がる作用が抑えられる・・。
炎症が治まれば痛みの多くは消える!と言われました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6f/81d4a8a416a46727caf5692ce7301b8a.jpg)
イスに座って片足ずつゆっくり前後に動かすというもの
(動かすのには靴下をはくとスムーズになるそうです)
(一往復5~6秒くらい)
左右20往復ずつを3セット。一日に2回
個人差はあるが、1~3週間で痛みの緩和を感じるそうだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/05/522fe5bed2186d36f4d8b54b608a789c.jpg)
(ハムストリングス)を伸ばし筋力を強くする。痛みや再発の予防にも
片足ずつ水平にあげ、まっすぐ伸ばす。左右20回ずつ 一日2~3回
膝を動かすと、潤滑剤などの役割を果たしている関節液の循環もよくなる
すると、関節液から関節軟膏に栄養や酸素が滞りなく届くようになる
大事なことは、痛みが治まってもこれらをすぐには止めないこと!
膝関節は適度に使い続けることによって機能を維持しやすくなる
★その他にも、こんなストレッチを日頃から少しずつをすると良いです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f6/c4e5c11f9cd2848d410460df848a7942.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/38/482c5276c219b103e446b9c687cc541f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f9/0a2819ba27dcfa9be2ca27f462ac4e5c.jpg)
脚を上げる 前太ももを伸ばす 太ももの裏側を伸ばす
・5秒で上げてゆっくりおろす ・横向きに寝て行う ・上体をゆっくり前へ
2~3秒休んでまた上げる ・ももの裏側をピンとさせる
・左右20回1日2~3回 ・1回5~15秒姿勢を保つ
●平たんな場所での「ウォーキング・水中ウォーキング・スイミング(平泳ぎ以外)・太極拳
スローな社交ダンスなどを楽しく続けることなも一つ・・。
●普段の生活の中でも、ジッとしていないで積極的に動くようにする
●靴は膝関節に負担がかかりすぎないように履きやすいクッション性のよいものを選ぶ
いずれの場合でも、あくまで膝が痛くならない範囲で、無理をし過ぎないように注意すること
鎮痛剤(抗炎症薬)などの‘飲み薬’や、ヒアルロン酸などの関節内注射・・などといった薬物療法
これらは「痛みを一時的に緩和させるだけのも・・進行防止にはならない」と言われました
また、足底板や杖などの装具で膝への負担を軽くする方法などもあるが、治療法はピラミッド型で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a2/c5496c4ec67de556bbd5f56045947c41.jpg)
底から順に・・減量(肥満を防ぐ) ・負荷を減らす
病気を理解し・・適切な運動をする ・炎症が治まる ・膝を強くする
薬物療法・装具 最後が手術 となります。
土台になるのが体重管理・・これは膝の痛みを防ぐ重要なポイントです
「膝は体重を支えるうえに、体が倒れないよう、膝の回りの筋肉が
上下に引っ張り合う。その分の負荷も加わる」からだと先生
例として、階段の上り下りのことを教えてくれました
階段をゆっくり下りるとき、先におろした脚の膝への負荷は、体重の約3.5倍になるんだと
体重60㌔㌘の人で約210㌔㌘に。 体重を3㌔㌘減らせば、負荷は約10㌔㌘軽くなる計算
そんこともあって「太っている人は減量を。運動だけでは難しいので食事によるダイエットを」と
「間食は控え・野菜・タンパク質の順にとり、糖質を少なくする」とよいなど
ただ、ストレスがかからないようにするのが、途中でやめないコツだと強調していました。
当然と言えば・当然なのかも知れませんが、私もまさしくその通りだと思っています・・!
さてさて、私の診療結果ですが“加齢のため&やり過ぎ 運動は結構だが、年相応に”でした
このように年も考えずにやることは愚の骨頂・ダメと・・及ばざるは過ぎたるに勝れり 反省!
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2月のウォーキング集計(28日)
歩いた日 27日 歩かなかった日 1日(雨:1日)