サクラもチラチラと散り始め、ご覧のように花筏(はないかだ)を楽しむころに
なりました。 春爛漫がすぐそこに来ているようです。
しかし、世の中はコロナの第4波がささやかれていて、春爛漫はまだのようです。
先日、神奈川県鎌倉市に住む知人から、鶴岡八幡宮内で,マスク姿で鎮座する狛犬の
写真が送られてきた。 かなり大きめのマスクをしつつ、威厳を持って佇(たたず)む
姿に思わず心が和んだ。 他に赤べこに大きなマスクをした写真なども見ました。
コロナ禍という未曾有(みぞう)の時代、神さまのお使いも共に耐え忍んでいるよう
で気持ちがほんのちょっぴり温かくなったような気になった。
今やマスクは、日常生活において、切っても切れない大事な必需品です。
元々日本では乾燥する冬や、花粉が飛び交う時期など、マスクをする習慣が根付い
ていました。 私なんぞ前歯が欠けているのでアホがお隠しに普段から使っています。
そのせいか、マスク常備の日常は個人的にはそれほど抵抗を感じてはいなかった。
しかし、欧米ではそうもいかなかったようだ。 顔を隠すのを良しとしないお国柄
では仕方ないことだが、最近の海外ニュースでは、ほとんどの人がマスクを装着
しているようだ。 感染症の脅威が国の生活習慣まで変えてしまったことになる。
マスクは、会話で相手の口元が見えないという難点がある。 必然的に相手の目を
見て会話するハメに・・。 「目は口ほどにものを言う」ということわざもあり
ますが、真意は伝わりにくいものです。 真に親しく古くから付き合いのある人
であるならば、マスク越しでも目の動きや表情で意思の疎通は図れるという?
ただ、重要な話をするには、お互いにマスクを外してする人が多いそうだ。
首脳会議とは、各国の思惑が見え隠れするものだといわれている。 今後の希望は
自国の利より、世界の利を優先する決議が必要ではないでしょうか。 いま世界
にある危機は互いに乗り越えてこそ意義があるものだ。 国の外交もマスク越し
に秋波を送り合うだけでは効果がないと思う。 自国の威信というマスクは外し
膝を突き合わす距離で議論を重ね合う覚悟が必要な気がしてならない。
これからの世界が、より良い方向に進むことを祈念するのみです。
3月のウオーキング集計(31日)
歩いた日 28日 歩かなかった日 3日 (いずれも雨)