スギ ヒノキ アマリリスの花粉
「宇良宇良尓照流春日尓比婆理安我里情非毛比等里志於母倍姿」 なんじゃこれと思われるでしょうが・・・
一見すると‘お経?or呪文’みたいにだが、これれっきとした和歌なんだそうです。 万葉集第19巻の最後をかざる一首なんだそうです。
東大寺の大仏が開眼した翌年、万葉集の編者とされる“大伴家持”が詠んだそうです。 今から1200年以上も昔のこと。 私なんぞが知るわけない!
漢字ばかりが並んでいるように見えるのは、万葉仮名を使っているからだそうです。 それにしても、私のレベルでは非常に難しくて分らないです。
これを平仮名に入れ替えて読みやすくすれば、広く知られた歌の姿になるョ!と・・そう言われて現代風にしてもらったのがこうでした。 次の分です
“うららに照れる春日に雲雀(ひばり)あがり心悲しも独りし思えば、春の日差しの下で自然は華やいでいるのに妙にもの悲しい”
近代的なメランコリーとも評される気分を伝えているそうです。 平仮名に入れ替えても・・やはり私には理解できませんでした。 (ダメだこりゃ)
名門貴族の御曹司だった“家持”と違って感傷とは縁がないという人でも、春が来て憂鬱になるのが今現代の様相のようですネ~ どうでしょうか?
戦後に大量に植えられた「スギ」を最大の元凶とする「花粉症」が、今年も早くも猛威をふるい始めている。 皆さん、影響はどうでしょうか?
私は今のところ大丈夫のようなんですが・・?、我がカミサンを含めて花粉症の患者さんは「2000万人」を超えているんだとか・・? 大変でしょうネ
世間では「ゼロ歳」から苦しむ子どもさんもいるんだとか?とも聞いた・・。 新たに国民病と呼ばれて、もう30年です。
「スギ」が花粉を大量に飛ばすようになるのは、樹齢30年を迎えるころからだといわれていますよネ
そうした成熟期のスギを毎年5%ずつ伐採するだけで、この国民病がもたらす被害はずいぶん和らいでいたんじゃないか? 単純に思います
けれども、霞が関や永田町の住人達は、なんの実のある手を打ってこなかった! やろうともしていなかったです。 (いつも己の懐の事だけ)
「無為無策無芸大食無能力・・・」 「我身我懐我人生」 このような本当の呪文ができちゃいそうです