岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

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5月23日 総社市で、新生活交通「雪舟くん」 & 放射性物質検査に取組む学校給食、の勉強

2018-05-23 | おにき日記




 総社市新生活交通「雪舟くん」の勉強にいきました。写真は雪舟くん予約センターです。交通空白地をなくすために2011年にスタートしました。
 ワンボックスカーでの乗り合いで、戸口から戸口まで。一人1乗車300円(中学生以上。小学生、障がい者、要支援・要介護認定者など200円)。もっとも遠いところからだと、タクシーを利用すると5,000円以上かかるそうです。
 市民の皆さんの意見・要望を導入前から絶えず聞きながら、「めざせ利用者満足度向上」といろんな改善が今も行われています。

 2010年に市議会に「新交通システム調査特別委員会」が設置され、市長とも一丸となって進められました。バス・タクシー事業者からの反対が当初ありましたが、話合いのなかで、合意に至って進められています。「雪舟くん」の運行事業者はこれらの民間事業者です。

 デマンドタクシー。一部エリア導入という自治体はあるようですが、総社市全体が利用エリアです。利用者の8割以上がメインターゲットの60代以上です。高齢社会のなかで利用者目線での運行、いいですね。
 大塚愛さん、光吉ひとしさんと。そして、前総社市議の大熊公平さんに同行いただきました。

新生活交通「雪舟くん」(総社市HP)
http://www.city.soja.okayama.jp/kotsu/kurasi/shin_seikatu_koutuu/shin_seikatu_koutuu.html




 総社市では、学校給食での勉強も行いました。総社市役所玄関受付では、市内小学校の給食カレーを販売していました。懐かしの味です。思わず購入しました。
 総社市は、県内で唯一、学校給食で使用する食品の放射性物質検査を、2012年から行なっている自治体です。
 東日本大震災で総社市へ移住をされた保護者からの要望があり、保護者の皆さんと教育委員会の学校給食担当&東調理場所長が何度も話し合いを重ねて、実現。子どもたちの食の安心のために、です。

 これまでずっと不検出ということです。毎月の学校給食予定献立表に検査結果が掲載されています。同行してくださった大熊前議員も議会質問も含めて取り組んでこられました。
 今は、1週間分のおかずの全量検査で、1品検査は保護者からの要望があったときに特定食材の検査を行うということです。
 総社市には、東と西に二つの共同調理場があり、東の共同調理場で、両所長さんとお話をしました。来年9月からは新しく一つになるそうです。
 総社市が県内学校給食の安心の拠り所になっています。


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