岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

5月15日 臨時議会に向けての勉強(専決処分された承認議案) & 「浅田裁判」 & 「福居いきいきサロン福寿会」

2018-05-15 | おにき日記




 朝一番に市役所に行きました。議会では私が一番乗りでした。市民ネット控え室の窓から見えるサツキはこれからです。わたしたちにとってのベスト・シーズンです。

 5月17日は5月臨時議会です。専決処分された承認議案が4件あり、その勉強にきました。その一つが、3月に岡山地裁で岡山市が敗訴した「浅田裁判」への控訴についてです。
 重度障がい者の浅田さんが65歳になるときに、介護保険を申請しなかったことを理由に、市が公的なヘルパーサービスをすべて打ち切ったことについて、浅田さんが岡山市を訴えている裁判です。
 障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)は、65歳以上の障害者に介護保険の適用を優先する原則を規定しました。介護保険を利用すると、これまで障害者福祉サービスのもとでは無償だったものに、浅田さんの場合、月額15,000円の費用負担が生じました。浅田さんは、引き続き、障害者福祉サービスの継続を求めていたのです。
 厚労省は柔軟対応を通知しており、地裁はこれを追認した形で、岡山市の対応を違法としました。
今回の控訴について、本来は、議会の承認を得て行わないといけませんが、市は議会招集の時間がなかったと、市長の専決処分で控訴をし、今回、議会の承認を得るものです。
 厚労省は、この4月1日から、「高齢障害者の方の利用者負担軽減制度」を始めました。いくつかの要件はあるものの利用した介護保険サービスの利用料の払い戻しをするというものです。「浅田裁判」の影響だと思います。
 実質的にも、窓口対応は変わってきているのです。たとえ不承認になっても、そのままで控訴が失効されるわけではありませんが、審議をしっかり、市を問うていきたいと思います。




 5月の福居いきいきサロン福寿会。北区北保健センター、包括支援センター、京山公民館から職員の皆さんが来られました。
 筋トレをしたり、介護予防センターの話を聞いたり、公民館での関係する講座の紹介を受けたりです。
 年度始めに、こうして職員の皆さんの顔が見えるのはいいですね。保健福祉委員会で審議をしたことが、こうして展開されていることを知るのは何よりです。



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