岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

3月18日 「春色コンサート」 by たんぽぽネットワーク & 議案検討の一日

2012-03-18 | 議会





」 今日は、〈たんぽぽネットワーク(支援の必要な子どもたちの教育を考える会)〉主催の「春色コンサート/しょうがいのある子どもたちのためのコンサートへ。支援学校の先生方による「はあとふるコンサート」です。支援学校の児童生徒とのふれあいから生まれたあったかなオリジナル曲が多かったです。
 コンサート前には、ペットボトルでキラキラのマラカスなどを作り、コンサートのなかでみんなで演奏して、とても楽しかったです。こんな工夫はいいなぁ。

 その前には、JDS(財団法人日本ダウン症協会)岡山支部の相談会に。私自身は、皆さんとお昼ご飯を食べにいった感じとなりましたが、お母さんたちが子どもさん方と一緒に寄って、賑やか(^^)。今日は就学前の皆さん方のご相談が多かったです。

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 今日は、明日の議運を前に、2月議会に上程されている議案や陳情への最終的な検討をいろんな資料を整理しながら行ないました。
 その一つが、「岡山市市税条例の一部を改正する条例」です。2014年度から10年間、市民税の均等割が年額500円加算されるなどの条例改正案です。この500円は、東日本大震災を教訓として、岡山市における緊急に実施する必要性・即効性のある防災・減災事業(例えば、耐震化改修のスピードアップ)にあてられます。これだけ書くと増税ではありますが、国のメニューに対して、自治体としてそもそも自主的に出されたのなら、納得ができます。
 私が違和感を感じるのは、この500円アップが、政府が復興増税としてあげている19兆円のなかに組み込まれているということです。被災地復興だけでなく、ここに1兆円程度の全国的な緊急防災・減災事業を含み、そのうちの8000億円程度を、地方団体自ら財源を確保する地方負担分として、税率もその期間も「標準」とはいえ、全国一律500円アップ(10年間)として入っている。防災事業の様子は地域によって異なりますし、目的税的とはいえ実は一般財源ですから、その一律アップをどうして国が定めるのか。こうしたことが度々起こったらどうなるのか。判断は自治体がするのであって、だから「条例改正」をするのだとは言われますが…。
 議決にあたっての判断は、岡山市の市民生活としてどうなのかという観点からと思っています。財政についてはまだまだ勉強が必要な私ゆえ、判断にいたる材料を集め整理するだけでもけっこう四苦八苦ですが、一つひとつ。議員になって、議場ではじめて賛否を問われたときの緊張感は未だに鮮明であり、今もそれは変わることがありません。



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