岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
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2月24日 「放射線に関する副読本を配布しないように」と県教委に申し入れ

2012-02-24 | おにき日記





 「さよなら原発1000万人アクション岡山実行委員会」の皆さんが、岡山県庁を訪れ、県教育委員会に、「放射線に関する副読本を配布しないように」と申し入れを行ないました。

 副読本の内容は、放射線の負の部分、内部被曝などの危険性や事故後の半永久的なリスクなどにはほとんど触れず、放射線は自然界に普通に発生・存在していて、医療・科学技術に多く活用されているという正の部分のみを示している一面的な情報だと指摘されています。
 文科省から使用を義務付けられているわけではない副読本を、県の判断で小3から高校生まで全員に配布し(岡山市以外)、教員研修を全校から1名の参加とくまなく実施するのは強化した扱いです。

 岡山市のことも心配でしたので、以前にご様子を聞いていました。岡山市教委は、政令市ということで文科省から直接通知がきたので、各学校に希望部数を調べたら、全体の学校の1~2割が希望した。学校のなかでもクラスごとであったり、学年ごとであったりで、市内全児童生徒配布ではありません。また教員研修は、基本的に中核市以上は独自で行なうのだけど、県からは全県参加というご案内だったので参加しましたいうことです。
 
 申し入れには、放射能汚染から子どもたちを守るために避難してこられた保護者の方もいらっしゃっていました。こうした副読本では、自分たちの子どもたちがこれを勉強することで、どうして避難してきたのかをみんなと共有できるのかが不安。いろんな情報があるなかで一部を抜きとって先生に渡して、他にもいろんな情報があるので勉強して授業をしてと言われても無理がある。このような偏った情報の副読本で子どもたちに授業されるのは痛まれない気持ちであり、やめてほしいと。

 申し入れの様子はUSTREAMでみることができます。



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