岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

2月18日 面白く、温かな気持ちに。「外国籍県民かながわ会議」視察

2012-02-18 | おにき日記





 外国籍県民かながわ会議の視察です。7期目(1期2年)ということ。写真の男性が委員長(カンボジア)で、女性が副委員長2名(韓国・朝鮮、ドイツ)です。写真の表情のように笑顔と温かさのある会議の様子でした。

 会合でいいなぁと思ったのは、委員の距離がとても近い机配置。敷居が高い雰囲気ではなく、伝えたい本当のことが話し合える距離感。委員の日本語レベルは皆さんとても高かったのだけど、それでも、はじめは自分の想いを表現できにくい人も。時間をゆったりとるから想いをきちんと話してくださいねと、委員長が会合の当初に言われ、そういう姿勢で臨まれてきたそうです。
 会合視察のあと、写真の3人の方と話しをしたのですが、色々な意味で恵まれている(日本語レベルも含めて)人が委員なので、ここに来ることのできない人たちの想いが反映できる会議となるよう意識をしたいし、そういう方が参加できる仕組みづくりも一つのあり方だと。外国人に選挙権がないなかの社会参画の場として、意欲的に参加しておられました。

 今日の会合の前半は、「かながわ国際政策推進懇話会」との合同会議。今、7期の委員さんたちがまとめつつある提言をプレゼンテーションしての意見交換がありました。短いながらもとても濃密な時間で、横に居て、刺激的で高揚しました。岡山市でもこういう場の設定が必要ですね。防災、社会、教育と3部会から、「なるほど~」と深く思える提言があり、教育の「自分が自分らしく」育まれる視点とその方策は、とりわけ岡山に生かしていきたいところです。

 いろんな学びがありました。「委員の皆さんが自発的に進められています」と、いい距離感で委員の方々に接しておられた神奈川県国際課の皆さんに感謝します。

   *        *        *

 さて、今日の会合は、〈神奈川県地球市民かながわプラザ〉でありました。5F建ての県の施設で、平和な国際社会づくりに地域から貢献していくことをめざして作られたということ。常設の「国際平和展室」、「こどもの国際理解展示室」などがありました。国際理解や平和を自分のこととして実感をもって学ぶことのできる場があり、いいなぁ。写真はブラジルの暮らしのひとコマ、庭。なんのための風車かわかりますか(^^)。 



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