今日は個人質問2日目でした。政令市移行を機に岡山市の鳥を選定するということで、“タンチョウ”が有力候補。賛成・反対の立場からの質問がありました。「岡山に生息しない“タンチョウ”が、なんで市の鳥に?」との声は、私の周りに多いのです。
県は2700万円を投入して、タンチョウを保護・繁殖している。タンチョウは絶滅危惧種の天然記念物。いなくなったらどうするの? 市の鳥になったら、岡山市もタンチョウに税金を使うようになるのでは。これらも含めて、責任をもって決めていく必要がある。タンチョウがどんな鳥なのか、市民に情報を提供してから、決めてもいいのではというご意見でした。
7月下旬に決まるのではないかという話もありましたが、「市の鳥は時期を決めるのではなく、市民の皆さんに喜んでいただけるようにしたい」という当局の答弁でした
岡山市が1966年に選定した、岡山市の木はクロガネモチ、花木はサルスベリ、花はキク。選考の基準は、①親しみやすい郷土種、②広く市内全域で育てやすいもの、③市のシンボルとしてふさわしいもの。であったようです。http://www.city.okayama.okayama.jp/miryoku/profile/hana/index.html)。 特に性急に決める必要性はありませんが、選考するなら、今回もこのような基準が必要だと思います。
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さて、私の愛読紙「ふぇみん」のインタビュー記事に、映画『THE ダイエット!』監督の関口祐加さんへのインタビュー記事が載っていました。着実に横に育つ私は、「ダイエット」という文字に目がいったのですが、この文字の横に載っているふくよかな女性の写真、「関口さんって…?!」。
もう今から20年くらい前に観て感銘を受けた『戦場の女たち』の監督さんでした。この映画は、パプア・ニューギニアの元「慰安婦」の女性たちを撮影したドキュメンタリー映画です。正直なところ内容まで覚えていませんが、それまで私が抱いていた「慰安婦」や「戦争」のイメージを変える、新鮮な印象の映画でした。関口監督にもお会いしたのですが、当時30歳くらい。私とほぼ同世代の自然体でステキな女性でした。当時は、写真のようにはふくよかではありませんでした(私もなんですが)。
『THE ダイエット!』は、95キロだった彼女自身を被写体にしたコミカルなドキュメンタリーのようです。ダイエット挑戦の様子とともに、肥満の心理を研究する精神科医のセッションを受ける場面もカメラにおさめられているようです。そして……。インタビュアーは、「こんなにも笑えて、身体をテーマにしながら、知的で精神的な映画はないかもしれない」と。機会があったら、必ず観にいこう。