あらためて重賞回顧を
ヒカルカザブエはジャングルポケットにもサンデーサイレンスにもあまり似ていなくて、あのちょっと寸詰まりにも見える体型と実直に伸び続ける脚質は、祖母の父Augument(ワシントンDC国際S)のAureoleやHerbagerのステイヤーの血が強く出ているように思えますね。メジロパーマー(Aureole4×5)を思わせるところがありますよこの馬は
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005102454/
しかもここは前の組が手薄で(実際行った行ったの決着)、鞍上には阪神大賞典のような積極策を期待していただけに、スタート直後にはこりゃダメだと落胆し、直線の追い込みには驚かされ、いずれにしてもちょっと納得しかねる部分がありました…
Hyperion的な脚質のステイヤーだとすると、直線先頭に立ってからの「抜かせない強さ」が持ち味なはずで、しかもそういう脚質に転換するキッカケを大賞典で掴んだはずなのに、なぜまた追い込みに逆戻りしてしまうのか
そこが何より解せないです
ステラリードは道中かかり気味で蹄鉄打ち直しの影響もあったかなという気はしますが、ザレマのイメージでいくなら平坦大回りより急坂小回りで大きく狙うべき馬だったかなあ~とも反省
タガノエリザベートはポツンと最後方で折り合いに専念し、直線はこれまでにないような斬れでまとめて差し切りました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007106604/
ゼンノロブロイの姪で、祖母ローミンレイチェルはバレリーナS(米G1・ダ7F)に勝った快速馬で、しかもスペシャルウィークにStorm Catを入れるとマイラーっぽい馬が出やすいのは以前書いた通りで、まあこの距離で弾けても不思議はないのですが、今日のように脚をタメられれば1800mぐらいはこなしそうな感じはしますよ~
ジャンポケ×サンデー
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/76e5ef1b9a7707117ec2cab12ae65423
スペシャルウィーク×Storm Cat
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/92bff44dc9f92aaafbeb5db3d8996d7b