5/14,15の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2016-05-16 09:03:50 | POG

■『ディープインパクト好配合リスト(2013)』で栗山求が推奨したサトノアラジン(牡5歳)が土曜東京11R京王杯スプリングカップ(G2・芝1400m)を勝ちました。

○サトノアラジン(牡・母マジックストーム)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011104063/
新馬戦を素晴らしい瞬発力で差し切ったラキシスの全弟。ダートOPに出世したエスケープマジック(父 Maria's Mon)の半弟。母はモンマスオークス(米G2・ダ9F)勝ち馬。「ディープ×Storm Cat」はアユサン、キズナ、ヒラボクディープなどと同じ。500kg前後の馬格があればかなり楽しみ。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』と『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)重賞勝ち馬の弟妹編』で望田潤が推奨したピッツィカート(牡3歳)が土曜京都4Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
ピッツィカート(牡)
父ゼンノロブロイ
母ディクシージャズ(トニービン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105976/
牡 募集価格:3500万円
レッドデイヴィスの3/4弟でデルタブルースの甥。母ディクシージャズはトニービン(Hyperion5×3・5)×Dixieland Band(Hyperion4×5・5・6)で自身はHyperion4・6・6×6・7・7・8・8、血統表の3/4はHyperionのクロスで塗り固めた配合です。一方残りの1/4のところにはHaloとニアリーなSir Ivorが入るので、米血主体で体質が硬くないサンデー系種牡馬との配合に向いた繁殖牝馬といえ、レッドデイヴィスの父アグネスタキオンもレッドラヴィータの父スペシャルウィークも血統表の3/4は米血中心です。本馬の父ゼンノロブロイも米血に偏った血脈構成なので(特に芝の大物を出すには)母か母父か母母が欧血中心であることが望ましく、Hyperionが強い欧血トニービンを母父にもつ産駒にはハートビートソングやギンザボナンザが出ています(当クラブでは3年前にヴィルトグラーフをピックしました)。配合パターン的にはレッドデイヴィスに比肩する活躍も期待でき、しぶとさや粘り強さに長けた中距離馬。(望田)

○ピッツィカート(牡、ゼンノロブロイ×ディクシージャズ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105976/
レッドデイヴィスの3/4弟でデルタブルースの甥。この牝系はトニービン×Dixieland BandでHyperionが強く(ディクシージャズはHyperion4・6・6×6・7・7・8・8)、かつSir Ivorの血を引くので、米血の強いサンデー系(アグネスタキオンやスペシャルウィークやダンスインザダーク)との配合で成功してきた。ゼンノロブロイとの配合でもHalo≒Sir Ivor3×5は同じ。しぶとい中距離馬に期待できる。

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』で栗山求が推奨したレッドイグニス(牡3歳)が日曜東京3Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★東京サラブレッドクラブ
レッドイグニス(牡)
父ハーツクライ
母ルンバロッカ(Sri Pekan)
牡 募集価格:3600万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105722/
2代母の父 Fabulous Dancer は父ハーツクライと相性がよく、この血の組み合わせを持つJRA出走馬わずか6頭から、ギュスターヴクライ、カポーティスターという重賞勝ち馬を送り出しています。芝中距離を得意とするアウトオブシャドウも現時点で3勝を挙げており、本馬はその全弟です。母ルンバロッカは伊1000ギニー(G2・芝1600m)の勝ち馬。繁殖牝馬としてはこれまでに、JRAで出走した6頭の産駒のうち5頭が勝ち上がり、そのうちクロスカップリング(父ダイワメジャー)が毎日杯5着、ロッカヴェラーノ(父マンハッタンカフェ)が皐月賞6着、前出のアウトオブシャドウ(父ハーツクライ)が青葉賞8着と、産駒はコンスタントに重賞で上位に食い込んでいます。ギュスターヴクライ、カポーティスターが古馬になって頭角を現したように、完成は遅いかもしれませんが、着実に成長して重賞戦線に加わっていく姿が想像できます。兄以上の活躍を期待したいところです。(栗山)

■日曜新潟11R赤倉特別 ナスノセイカン(POG・望田)
■日曜東京11Rヴィクトリアマイル2着 ミッキークイーン(ディープ・栗山)

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ピッツィカートは一口とPOGのダブル推奨やったので、期間内で勝ち上がってくれてひとまずよかったよかった(・∀・)
例によってスタートがあまりよくなく後方から、イン伸び馬場を外から差し切って着差以上の内容ではありましたが、自身の上がりが35.0ですからそんなに鋭く斬れたというわけではなく、やっぱりこの馬の一番の長所はHyperion的な持続的な脚を使えるところで、だからもう少し前で立ち回れるようになってほしいですかね~
まあこの牝系ですから(母はHyperionイン4・6・6×6・7・7・8・8)まだまだ成長するだろうし、距離ももっと延びていいと思ってます

これから大阪方面へ出かけなければならなくなったので、ヴィクトリアマイルの回顧は今晩に…


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