アプレザンレーヴ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006103421/
母レーヴドスカーはサンタラリ賞(仏G1・芝2000m)勝ち馬で、Sir Gaylord4×4にRivermanやKalamounが絡むからナスキロ的柔らかさが満載の血統で、フランス牝馬らしい斬れ者だったと思われる
産駒にナイアガラやレーヴダムールがいるが、阪神JF(2着)で見せたレーヴダムールの斬れ味は、ジリなファルブラヴ産駒とは思えないもので、あれはどう見ても母のナスキロ譲りだ
アプレザンレーヴの父シンボリクリスエスもファルブラヴ同様Seattle Slewを引くので、母のナスキロを継続した形になる
父似の胴長脚長の体型で、長い直線で追われるごとにストライドが伸びて、いかにも東京2400m向きの斬れ方をする馬だ
昨年はディープスカイがここからNHK→ダービーをぶっこ抜いたが、筆者なら皐月はパスして、ここから青葉→ダービーでいくが、さて
ストロングリターン
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102934/
サンカルロは母父がCrafty Prospectorなので体型はマイラーっぽいが、シンボリクリスエス産駒らしい柔らかストライドで、スプリングSでもよく追い込んでいるが本質的には東京>中山。東京ではナカヤマフェスタとブレイクランアウトにしか負けていない
そのサンカルロと東京マイルでビッシリ叩き合ったストロングリターンもシンボリクリスエス産駒で、母の父がミスプロ系でちょっとマイラー入ってるところもよく似ている。サンカルロよりほんのちょっと弱いがこれも東京ならなかなか走る馬で、前走は中山で届くかどうか微妙だなと思っていたが、外を回らされたのに能力で2着まで押し上げてきた
阪神の外1800mなら、「サンカルロよりほんのちょっと弱い」ぐらいの評価は必要だろう