『望田潤のPOG好配合馬リスト(2020)』で推奨したラピカズマ(牡2歳)が日曜札幌1Rの未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がりました。
ラピカズマ(牡・父キンシャサノキセキ・母レイズアンドコール)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105357/
モンドキャンノの全弟で、カリボールやラクアミの3/4同血の弟。母レイズアンドコールはNorthern Dancer4×3を持ち、アイビスサマーダッシュ3着などバクシンオー産駒らしく短距離で活躍した。これはセレクトセールで見ましたが、いかにもな短距離体型で全兄と似たタイプの馬に見えましたよ。もちろん夏デビュー速攻期待。(望田)
土曜札幌10R大倉山特別 ケルティックソード(POG・望田)
火曜盛岡10RマーキュリーC3着 ランガディア(POG・望田)
先週はドゥラメンテ産駒が新潟に5頭出て[2-1-2-0]と大暴れでしたが、わりとみんな父譲りの全身運動で走るので、長い直線で追い出してからのゴール前のフォームがいいので、やっぱり全体としてストレッチランナーな傾向になるのだろうと思います
ドゥラメンテ産駒については「エアグルーヴ牝系は基本晩成だし、幼駒をみるとやはり緩さが目立つので、早期から動けるためには、Nureyevをニアリークロスしデインヒルを注入するような配合がよいのでは」と予測しておきましたが、ここまで勝ち上がった5頭の産駒をみると、ヌレサドで締めるか、デインヒルで締めるか、そしてノーザンテーストのニアリークロスで締めるか、だいたいそんな配合ですかね
ちなみに2着している4頭も、ギャリエノワール(ノーザンテースト≒Vice Regent5×5)、スワーヴエルメ(Kingmambo3×4,ダイナカール4×4)、ニシノカムイ(ノーザンテースト5×4)、フォティノース(Nureyev≒Sadler's Wells5×4とデインヒル)と、やっぱりヌレサドかテーストかデインヒルですね
たとえば母系にフレンチデピュティを持つ(ノーザンテースト≒Vice Regentのニアリークロスをもつ)ドゥラメンテ産駒は以下のようにコンスタントに動いてます
ようはハーツ産駒やディープ産駒と同じような呼吸で、サンデーの血を引くしなやかで緩い中距離型種牡馬を締めるには、Nureyevやデインヒルやフレンチデピュティやノーザンテーストといった頑強なNorthern Dancer系マイラーの血が最も有効なのだというね
しかしドゥラ○○○みたいな馬名がこれからますます増えてくると思うと、年寄りはなかなか覚えられないのですでに憂鬱ですわ…
何気に現役馬は全馬勝ち上がりなんですよね。
ドゥラヴェルデ牡2 父ドゥラメンテ
ドゥラモンド 牡2 父ドゥラメンテ
ドゥラモット 牝3 父ルーラーシップ
ドゥラリュール騸7 父ゴールドアリュール
シルクは明日ピックします