栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

9/20~24の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2023-09-25 15:44:01 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したドライスタウト(牡4歳)が水曜浦和11Rのテレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3・ダ1400m)を勝ちました。

★YGGオーナーズクラブ
父シニスターミニスター
母マストバイアイテム(アフリート)
牡 募集価格:1980万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019101667/
現役3勝ヨハンの半弟で、母マストバイアイテムはJRA3勝(ダ1000~1200m)。叔父には現役3勝サンライズセナがおり、ダートでの活躍が目立つファミリーです。シニスターミニスターとの配合はMr.Prospector5×3に、Deputy Ministerとフジキセキのニックスなど、両親のダート適性を引き出せる父母相似配合になります。A.P.Indy系らしく馬格と伸びがあってストライドで走れる体質で、成長力にも富む配合なので、ダ中距離上級で長く楽しめる馬でしょう。(望田)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2023)』で望田潤が推奨したオコタンペ(牡2歳)が土曜阪神3Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

オコタンペ(牡・父ニューイヤーズデイ・母ラーゴブルー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021105849/
デニムアンドルビーやキタノコマンドールの甥で、母ラーゴブルーは交流重賞マリーンC勝ち。牝祖フェアリードールからはトゥザヴィクトリーやトゥザワールドなど活躍馬が多数出る。新種牡馬ニューイヤーズデイはハーツクライ肌との配合が成功するとみているので、まずはこれを推奨。芝ダ兼用でナスペリオン的ストライドで走る力強いマイラー。(望田)

■土曜中山12R2勝クラス サーマルソアリング(一口&POG・望田)
■日曜中山11Rオールカマー3着 ゼッフィーロ(ディープ・望田)



ドライスタウトをピックしたのは「Deputy Minister×フジキセキ」の砂黄金ニックスを軸にした父母相似配合であることが主な理由で、以下の牝系図のようにマストバイアイテムそのものが優秀な繁殖なのですが、シニスターミニスター、ドレフォン、アジアエクスプレスとDeputy Ministerの血を引く種牡馬が、意図的かどうかはわかりませんが配されているのも事実なんですよね(☆はDeputy Ministerの血を引く種牡馬)

ビッグマリーン(フジキセキ)
└マストバイアイテム(アフリート)
 ├ヨハン(m.ヨハネスブルグ) JRA4勝
 ├ノーリス(m.アジアエクスプレス☆) JRA3勝
 ├ドライスタウト(m.シニスターミニスター☆) JRA現役5勝
 └サンライズフレイム(m.父ドレフォン☆) JRA現役3勝





オコタンペが勝ち上がったので、母系にトニービンの血を引くニューイヤーズデイ産駒(略して元旦トニー)はめでたく出走全てが勝ち馬に…というかJRAで勝ち上がった元旦産駒は全て元旦トニーです(^ ^;)

Street Cryの母Helen Streetとトニービンの血脈構成が似ていることがニックスの根拠ですが、資質としてはStreet Cryが勝つことが多いようで、たとえばドゥラメンテ×Street Cryのサーマルソアリングがダートに転じるとぶっちぎりはじめたり、ハーツクライ×Street Cryのチェーンオブラブがドバイゴールデンシャヒーンを鬼脚で追い込んだり、そういうことが起こるのがHelen Street≒トニービンなんですよね






Lady RebeccaはAlzaoの母、Pass a Glanceはリリズムの母、父はともにLyphard

あとサトノグランツが勝ったので、例のAlzao≒リリズムのニアリークロスの最新版を…こうしてみるとチェリーコレクトが優秀な繁殖やという見方もできますが、サトノダイヤモンドでもリアルスティールでも重賞勝ち馬が出ており、リリズムをもつ繁殖はディープ系種牡馬の救世主となりうるかも
3歳のプッシュオンってのもMonsunの奥深さが感じられて、菊花賞路線でプッシュしようかと思ってたんですが秋出てきませんでしたね…

コメント (4)
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