栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

1/8~10の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2022-01-11 10:54:32 | 共有クラブ

京サラの募集がスタートしていますが、今日明日中にはピックするつもりですのでしばしお待ちを…
ノルマンディー二次も締切をにらんで、来週前半までには全部チェックします

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』と『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で望田潤が推奨したキングズソード(牡3歳)が月曜中山6Rの新馬戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

★ユニオンオーナーズクラブ
父シニスターミニスター
母キングスベリー(キングヘイロー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019103943/
牡 募集価格:1800万円
キングズガードの全弟で、母キングズベリーはNorthern Dancer4×4・5とSquander4×4を持ちJRAで3勝をあげました。シニスターミニスターは強いクロスを持たないので、強いクロスを持つ繁殖との配合が成功しやすく、インカンテーションの母はNative Dancer4・5×5、ヤマニンアンプリメの母はTurn-to4×4、マイネルバサラの母はNorthern Dancer3×4です。またSquanderと3/4同血のPast Exampleはインカンテーションの母系にも入るので、シニスター産駒としても信頼度の高い配合といえます。全兄より長いところに向きそうなイメージですが、これも馬の出来はいいので、ダ1800で上級~オープンは計算できるでしょう。(望田)

キングズソード(牡・父シニスターミニスター・母キングスベリー)
キングズガードの全弟で、母キングズベリー(JRA3勝)はNorthern Dancer4×4・5とSquander4×4。シニスターミニスターは強いクロスを持たないので、強いクロスをもつ繁殖との配合が成功しやすい。インカンテーションの母はNative Dancer4・5×5、ヤマニンアンプリメの母はTurn-to4×4だ。全兄より長いところに向きそうなイメージだが、馬の出来はこれもいいです。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したロードヴァレンチ(セン3歳)が土曜中山2Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

★ロードサラブレッドオーナーズ
父エスポワールシチー
母アンダルシア(アルカセット)
牡 募集価格:1500万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019103507/
母アンダルシアはJRA上級馬をコンスタントに産んでいる繁殖で、その父アルカセットはKingmambo系のJC勝ち馬。父エスポワールシチーは活力あるゴールドアリュール系で、繁殖にあまり恵まれていないわりにはに中央地方で活躍馬を出しています。インペリシャブルやショームなどNureyev≒Sadler's Wellsのクロスも成功しており、Nureyevの血脈構成をクロスしているアルカセット肌との配合も良いと思います。ニキーヤやブライアンズタイムやKingmamboのパワーの血がよく活きていて、フリオーソ×アルカセットという似たような配合で準オープン馬ミスズフリオーソが出ていますが、あれに近いイメージですかね。成長力と底力に富むダート中距離馬で、上級で息の長い活躍を期待できます。冬の中山ダートに強そう。(望田)

■土曜中京11RすばるS ピンシャン(POG・望田)
■土曜中山12R2勝クラス ヴィオリーナ(一口・望田&栗山、ディープ・望田)
■日曜中京10R新春S グレイイングリーン(ディープ・望田)
■日曜中京11Rシンザン記念3着 レッドベルアーム(一口・栗山)





キングズソードは「全兄より長いところ向きでダ1800で上級」、ロードヴァレンチは「冬の中山ダートに強そう」と推奨コメントで書いたのですが、どちらも人気やったので馬券にはしませんでした(^ ^;)

キングヘイロー肌の活躍が目立つ昨今ですが、キングスベリーは名血Squanderの4×4をもっており、SquanderはBusanda≒Better Self2×3でPrincequilloとEight Thirtyを引くので、A.P.IndyとDeputy Ministerをもつシニスターミニスターとの配合は決まりますよね



ロードヴァレンチは父エスポワールシチーがゴールドアリュール×ブライアンズタイム、母父アルカセットがNureyev≒Niniski3×2ですから、私がよく言う「NureyevとRobertoとMr.Prospectorの砂黄金トライアングル」で、このNashua≒Nantallahパワーを増幅するトライアングルは冬の中山ダートで強いことは以前から指摘しています

1月中山に行われるダ1800のOP特別ポルックスSは、22年21年とダノンスプレンダーが連覇しましたが、父系がKingmamboで母父がRobertoなので典型的なトライアングル配合ですよね





またハナ差2着に激走した14人気クレスコブレイブはゴールドアリュール産駒で母父がMr.Prospector系、クロスがNureyev≒Sadler's Wells3×3

3着にも15人気エイコーンが突っ込んできましたが、これ昨年のポルックスでもダノンスプレンダーの2着やったんですよね…父フリオーソがRoberto×Mr.Prospector×Nureyevのトライアングルで、自身はMr.Prospector3×5・5

ちなみに私はブライアンズタイム×ゴールドアリュール×ジェイドロバリーのドリュウの人気のなさに目がくらんでしまい、もっと人気薄が2着3着にきて唖然とするしかなかった(^ ^;)クレスコもエイコーンもお手馬やのになにやっとるんだか…

コメント (11)
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