栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

7/10,11の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-07-12 23:51:45 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤が推奨したピースオブエイト(牡2歳)が日曜小倉5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父スクリーンヒーロー
母トレジャーステイト(Oasis Dream)
牡 募集価格:2500万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105318/
母トレジャーステイトはジムクラックS(英G2・芝6F)に勝ったApproveの全妹にあたり、自身はダ1400~1600で3勝。Green Desertの系統は欧州の短距離~マイルで有力ですが、ややパワーが勝っているので日本だとダートや洋芝向きになるイメージですかね。Bold Exampleにさかのぼる名門牝系に一流種牡馬が代々配されてきて、繁殖としてもなかなか楽しみな血統です。スクリーンヒーローとの配合はDanzig4×4、ノーザンテースト≒The Minstrel4×5など活力ある父母相似配合になり、早期から動けてパワーと機動力に富むマイラーとして計算できる配合。しなやかさもあるので芝もいけるでしょう。(望田)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2021)』で推奨したケルンコンサート(牡2歳)が日曜小倉1Rの未勝利戦(ダ1000m)を勝ち上がりました。

ケルンコンサート(牡・父Mohaymen・母Gold Glimmer)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019110085/
父Mohaymenはニューイヤーズデイの半弟で、Moon Glitter=Relaunch4×4をもつTapit産駒。現役時はファウンテンオブユースS(米G2・ダ8.5F)など北米G2を4勝、初年度産駒は現2歳。牝祖RecognizableはディスタフH(米G2・ダ7F)など北米重賞3勝で、Lady Be Goodにさかのぼる名牝系。なかなか好配合で、5月に森厩舎に入厩しすでに坂路で時計を出している。(望田)

■木曜門別9Rウィナーズチャレンジ3 フィリオデルソル(一口・望田)
■日曜福島7R1勝クラス クリーンスイープ(一口・望田&栗山、POG・望田)
■日曜小倉8R1勝クラス リャスナ(一口&ディープ・栗山)
■日曜函館10R津軽海峡特別 シハーブ(一口・望田)



ピースオブエイトは活力ある父母相似配合で、母トレジャーステイトも母の全兄Approveも走った馬だし、トレジャーステイトはスクリーンヒーローと相性のいいNever Bend≒Bold Reasonを5・5×4でもち、出来が良ければ推奨しやすい馬でしたが、現時点での完成度もわりと高いんじゃないかと思いますね
もっとパワーマイラーっぽく完成するイメージもあったんですが、そんなにガチムチしてないし身のこなしもしなやかで、母がもつMill ReefとBold Exampleのニックス(ナスキロラトロ)とOasis DreamのSir Ivor≒Droneが呼応したようなナスキロ柔さを感じさせ、弱点が少なくレースが巧い1800型という印象で中距離でも楽しめそう(・∀・)



ケルンコンサートは必殺のUnbridled×Lady Be Goodのニックス(カフェファラオ、スマートダンディー、ラペルーズなど)ですから、ダートで一変は予想できたというかそもそもダートのマイラーだろうと思ってたんですが、そう思ってた方は少なくなかったようでなかなか穴人気してたので馬券は買いませんでした(^ ^;)
あと父のMohaymenはMoon Glitter=Relaunch4×4ですからそこにDeputy Ministerを合わせるのもダートのセオリーで、雨の京都ダ1400で強そうな馬です



クリエイター産駒は予想どおり大箱のマイル以上に向いたダート馬が出ており、フィリオデルソルは母オーラレガーレがダ1000~1200で4勝(全て逃げ切り)したスピード馬で、こちらから短距離にも対応できるスピードを受け継いでいるといえます
とはいえTapit系らしくストライドでジワっとスピードに乗っていくので、次走は中2週でブリーダーズゴールドジュニアCになりそうですが、外回り1700はもっと合っていると思われるので楽しみです

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする