栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

雑感18/10/17

2018-10-17 16:09:56 | 血統予想

昔から鯖寿司が好きなんで、京都に帰省するとみんな持ってきてくれるんですよね…モロにかぶった




◆Wild Againな逃げ

2017年~18年10/14までの「産駒が逃げたときの勝率ランキング」(逃げ回数20以上)をTARGETで算出して見ると

キングカメハメハ 30.7%
ルーラーシップ 29.0%
ロージズインメイ 27.3%
ヨハネスブルグ 27.1%
カジノドライヴ 26.4%

ちなみにハーツクライは30位で[30-18-19-94]勝率18.6%、これらと比較してみても、ジャスタウェイ産駒の逃げたとき[3-1-1-4]勝率33.3%単回値268というのは、まあ母数が小さいにしてもなかなかの数字

ジャスタ産駒がハーツ産駒と決定的に異なるのはデビュー戦からうなりながらハナに立ってしまうような気性で、それはおそらく母父Wild Again譲りだろう…ということはよく書いています

紫菊賞は「ジェンティルドンナと7/8同血の◎ロジャーバローズが、内回りの機動力では▲アドマイヤジャスタより上だろう」という予想やったんですが、そんなにペースダウンしていないのに向正でアドマイヤジャスタはうなりながら前に取りついてしまい、ああいうのはハーツ産駒にはなかなか見られないシーンですよね

ちなみにジャスタウェイ産駒はここまでJRAで12勝をあげており、その4角順位を列記すると3,1,1,2,1,2,2,5,7,1,7,6となります


◆ディープ×グルームダンサー

土曜にレッドランディーニが2勝目をあげ、以下のように母系にグルームダンサーの血を引くディープインパクト産駒は出走8頭中7頭が勝ち馬で4頭が2勝以上となかなか高率(ちなみにブラックタイド産駒ではオープン馬のプランスペスカのみが該当)





このニックスはウインドインハーヘアとグルームダンサーの血脈構成がニアリー(Lyphard,Sir Ivor≒Red God,Wild Riskなどが共通)なのが根拠ですが、とはいえBurghclereが持つ「HyperionとDonatelloとFair Trial」のスタミナの血を押さえたニアリークロスではない

スマートレイアーはそこを、ホワイトマズルの母父Ela-Mana-Mouでニアリークロスしているわけですね



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする