栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」
血統屋の「一口馬主好配合馬ピックアップ」ですが、東京サラブレッドクラブから7頭取り上げて先ほどBBSにアップしました～
けっきょくディープインパクト産駒は一頭も入れていません
もちろん走りそうなのはいると思いますが、他の種牡馬の仔にもっと魅力的な配合が7頭いたということです
血統・配合の競馬総合サイト【血統屋】
http://www.miesque.com/
さ～て仕事終わったし飲みいくぞ～♪
今日は飲みが入ってるのはわかってたので、中性脂肪オヤジはここまでワカメうどん一杯で耐えてきました(^ ^;)
レース結果など詳しいことは栗山ブログをご覧くださいということで…海外はいつも丸投げしちゃいます(^ ^;)
ヒルノダムールがフォワ賞２着～栗山求ブログ
http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2011/09/post-b8a9.html
Sarafinaは細身で柔くていかにもDarshaanの斬れる牝馬どすえ～という馬で、メタボ博士と「4頭立てで超スローやろうから牝馬の斬れにやられちゃうかなあ…」という話はしていたんですが、たとえばJCに出てもブエナビスタと斬れ比べをやれるぐらいの脚はありそうです
しかしあの狭いところをこじ開けてくるのには驚きました
St Nicholas AbbeyはSadler's WellsにTop VilleとKrisとNever Bendをもってきた配合ですからこれは正統派サドラーというか目黒記念勝つオペラハウスという感じで、ま～上がりの競馬ではヒルノダムールに譲るでしょう
ヒルノダムールは春天の回顧で欧州に行って欲しいと書きましたが、やっぱり母系の血から適性は高かったですね～
ナカヤマフェスタもスローの上がりの競馬ではこんなもんで、Duncanに負けた去年ぐらいは走っていると思いますよ
これで人気が下がるようなら、現地に行く人に馬券頼みたいぐらいです
今日のところはDarshaanにナデ斬られましたが、こないだの愛チャンピオンSでSnow Fairyが凄い斬れ味でこりゃ交わしちゃうだろうという勢いで追いついて、しかしそこから同じ脚色になってけっきょくSo You Thinkが抜かせず振り切ったように、牝馬の斬れを牡馬の地力が封じるようなレースになれば…という手応えは残った前哨戦ではなかったかと
Reliable ManはDarshaan×Sadler's WellsですからSarafinaの逆配合ですが、これもやっぱりサドラーらしからぬ柔さしなやかさがあって、Darshaanは日本でもサニングデールやダノンシャンティの母系に入って成功していますが、フランス競馬特有のスロー向きの斬れが素晴らしいということを再認識させられました
中山11R 京成杯AH
◎8.フィフスペトル
○5.エアラフォン
▲12.メイビリーヴ
△7.レインボーペガサス
×1.コスモセンサー
×2.オセアニアボス
注9.タマモナイスプレイ
キンカメ産駒は外回り向きの持続力ある末脚が武器だが、母系にロベルトが入るとパワー小脚型になってカウアイレーンのように小回りを俊敏に差すタイプも出る。◎も母系のロベルトやネヴァーベンドのパワーで瞬時に加速できるので東京より中山向きで、中山マイルは東風S1着、朝日杯2着、ダービー卿4着(大外枠で終始外を回るロス)と高値安定。京王杯SCで脚を余したノリは今度は開幕週で好位を取りにいくはず。△はパワー粘着型で高速馬場は歓迎ではないし、○も柔らかなストライドで外回りベターの差しだから、内枠で巧く立ち回りそうな馬にも注意を払いたいが、バクシンオー×サンデーでグランプリボスのような緩慢さがあって、前走をみるとマイルが合っていそうな▲の逃げ残りが特注だろう。
阪神11R セントウルS
◎3.ファリダット
○1.エーシンリジル
▲14.ダッシャーゴーゴー
△5.テイエムオオタカ
×7.サンカルロ
×13.ラッキーナイン
注4.グリーンバーディー
注9.エーシンヴァーゴウ
▲が強いのはわかるが大目標を次に控え、開幕週の外枠でこの人気。香港勢はグリーンは昨年の勢いはなく、ラッキーは59キロと先行脚質だからこの外枠は有難くない。サンカルロは1400mベストで1200mでゴチャゴチャすると捌ききれない心配が常にある。あとは前走よりは楽に行けそうな△の逃げか、器用な○のイン差しか、どちらも3着で引っかけるならアリだが頭まではどうか。◎は短距離女王ビリーヴの息子で芝1200mは勝ち鞍はないが全て上がり1位でゴール前は凄い脚。09年高松宮6着もイン残りの競馬を大外ブン回しで上がり1位だった。先週のユタカは勝ちまくっていた頃のようなメリハリのきいた追い込みをみせていたし、開幕週でこの枠で人気薄なら捨て身のイン差しだろう。一頭分スペースがあればビュンと抜け出す芸当は可能ではないかと思うし、どこから入っても難解なレースだけにここから一発狙い。
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Sadler's Wells≒NureyevとRobertoが出会うとNantallah≒Nashuaのニアリークロスになるので両者のパワーの要素がONになりやすく、この組み合わせにはエスポワールシチー、フリオーソ、ヴィクトリー、ブラックホーク、ブルーコンコルド、オーロマイスター、メイショウトウコン、アンドゥオール、トーセンブライト、ロックドゥカンブ、トウカイトリック、マイネルチャールズ、テイエムアンコール、エイシンアポロン、オウケンサクラ、マイネルスケルツィ、コスモヘレノス、ルルパンブルー、マイネヌーヴェルなどがいて、ザックリくくると急坂＞平坦、小回り＞大回り、芝道悪◎ダート◎というイメージです(詳細は下記エントリ「急坂小回り適性を増す…」参照)
キンカメ産駒は外回りの持続戦向きというのがスタンダードなのですが、これはMiesqueのハイインローやマンファスのEl Gran Senor≒NijinskyやMill Reefのナスキロ斬れがONになることで出てくる傾向であって、RobertoをもってくるとKingmamboが持つNashua≒Nantallah3×5的パワーを増幅することになるので、フィフスペトル、カウアイレーン、キングストリート、レオパステル、モアグレイスなど、カメのスタンダードとはちょっと違うタイプが出てきます
ま～フィフスペトルの場合は母母Lilac GardenもNashua≒Nantallah3×3だし、しかも母ライラックレーンはNijinsky3×3にNever Bend≒Nanticious3×3だしで、米血パワーがONになる仕掛けはやりすぎなほどで、だから中山マイルでしか◎が打てない馬といってもいいぐらいなんですが、そんなときに限ってアプリコちゃんにヤル気出されるとは…
今日の走りをみてもマイラーには見えないんですが、馬体が絞れたからなのかパンパンの高速馬場が好きなのか、ま～未だに何考えてるかようわからん女です(^ ^;)
レインボーペガサスは持続戦になったのが勝因だと関屋記念の回顧で書きましたが、サンデーとナスキロ(ミルジョージ)でデインヒルを日本向きに柔くカスタマイズしたというコンセプトはナカヤマフェスタと同じで(父タキオンのぶん距離適性は短めですが)、脚質というか持ち味はやっぱり似たところがあって、開幕週の高速馬場でビュンと抜け出すような瞬発力はもともとないし、ナカヤマフェスタがスローのヨーイドンだと並のオープン馬なのと同じで、どちらももっとタフな馬場で持続戦になって強い馬なのはたしかでしょう
京成杯とは逆にセントウルは意外に落ち着いたラップになってしまいましたが、しかしこの枠でラッキーナインが内から抜けてくるというのがまず予測不可能
いずれにしてもこれだけの機動力があるということは、私は1400mがベストじゃないかとみていたんですが、1200mが忙しいとか短いということはないですね～
サンカルロが1200m戦でよく不利を受けるのは1400mがベストだからで、1200mだと思惑よりポジションが後ろになってしまうし思惑ほどビュンと反応できないので、今そこに入りたいというところで何かに先に入られてしまうのです
しかし去年のウルトラファンタジーもそうですが、香港馬は阪神でも中山でも初コースで自分の庭のように上手いこと立ち回るなあ～と、そのへんに層の厚いところで揉まれてきてる強さ逞しさを感じます
凱旋門のプレップレースについては別エントリで
急坂小回り適性を増す「サドラー×Roberto」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/37a469d13edcbc1cbef75fe14efe526f
ラッキーナインLucky Nine
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/f505428040580f780d1db8ac9e1a60f7?fm=entry_awp
