GCにチャンネルを合わすと昨年の大阪杯をやっていて、横綱相撲で押し切ろうとするディープスカイの外を、倍速ぐらいのピッチ走法で捲りきるドリームジャーニーの姿が
基本的に小回りコースはピッチ走法、広い(直線長い)コースはストライド走法が有利なわけですが、ペースによってはこれが逆になる場合もあります
ピッチ走法の馬が長い直線のG1を勝った例としては、エルコンドルパサーのJCやファレノプシスのエリ女なんかがあげられますが、東京や京都外でもスローで直線の瞬発力だけの競馬になってしまうと、トップスピードに乗るのが速いピッチ走法が勝ってしまうことがあるのです
毎日杯は1000m通過が62秒3という、外1800mになってから最も遅いペースになりましたが、11.5-11.1-11.5とこれぐらい上がりが速くなると、ルーラーシップのように全身をしならせて徐々に加速していては間に合わず、無駄のない脚捌きでトップスピードに乗るのが速いダノンシャンティが好位から楽々と抜けて完勝
この馬は共同通信2着でも新馬勝ちでも超スローを抜群の反応で差しており、「斬れる」というより「瞬発力がある」というべきでしょうね~
Halo3×3譲りの無駄のない脚捌きは、伯父のSingspielや同じHaloクロスのヴィクトワールピサと似たものがあります
この後はマイルCからダービーとのことで、まあおなじみの松国ローテといえばそれまでですが、この馬はタニノギムレットやキングカメハメハなんかとは違って中山でパフォーマンスが落ちることはないと思うので、今年のメンバーならチャンス十分なのにもったいないと思うのは私だけでしょうか…?
ヴィクトワールピサにできることは、ダノンシャンティにだってできるはずだと私は思います
ヴィクトワールピサとスウィフトカレントの「1/4の違い」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/89659849e6edd8aa0358adc17872e56b