AR共和国杯にはジャガーメイル,トーセンキャプテン,ヒカルカザブエと3頭の「ジャングルポケット×サンデーサイレンス」が出てきました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004107116/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004103185/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005102454/
しかし残りの1/4、それぞれの母の母の違いがちゃんとキャラの違いに出ていて、ここがナスキロクロスで母系の奥にNasrullahが無駄に多く、肉付きのいい体型のトーセンは2000mぐらいがベストで京都の下りも上手に走ります
しかし東京の2500mならば(たとえスローでも)、母の母の部分にもHyperionが強く、Hyperion的な頑健さや持続力や粘り強さで走るジャガーやヒカルのほうを上にみたいですね~
ブライアンズタイム×Storm Catというのは基本パワーで押す血統で、ファレノプシスもパワーとピッチで走った馬で、そこにサンデー系の柔らかさをもってくるというのは、母の特長を活かす上では、今のところあまり上手くいってないように思うのです
ダンスやスペだとNijinskyでStorm Catをいじくれるのである程度パワーを引き出す効果はあるでしょうが、ファレノプシスの全妹アランダにフレンチデピュティを配してネイキッドが出たように、たまには母のアメリカンなパワー増幅の方向に走ってみる手もあるのではないかと、予想とは関係ないですがそんなことも考えたりしますね~
武蔵野Sに出てくるシンボリクリスエス産駒、サクセスブロッケンとマチカネニホンバレは、母系にDeputy Ministerを引く点が共通します
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005106204/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005103778/
この2頭のようにSeattle SlewとDeputy Ministerを併せ持つ馬には、トーヨーシアトル(東京大賞典)、フェラーリピサ、カジノドライヴなどがおり、ダートの各条件での連対率を調べてみると
良:20.4%
稍:22.0%
重:21.7%
不:23.8%
東京:24.8%
中山:20.2%
京都:21.3%
阪神:18.3%
広くて軽い馬場ほど成績がいいことがわかりますね
そもそもSeattle SlewやStorm Catが東京ダートに強いのはボルキロ(Bold RulerとPrincequillo)を引くからで、Storm Cat×Seeking the Gold×Seattle Slewのシーキングザダイヤは東京ダの銀メダルコレクターとして鳴らし、Storm CatにSir Ivorを合わせていたサンライズバッカスも東京が一番斬れました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2001110220/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2002106896/
というわけで、とりあえずシンボリクリスエス2騎を買わねばならないのは当然として、しかし◎はテスタマッタでいってみたい気持ちが強いですね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006110130/
父系がTapit→Pulpit→A.P.Indy→Seattle Slewで、母父系がConcern→Broad Brush。ブロードアピールをナスキロ柔くしたようなマイラーだなあと思っていたのでJDDでは軽くみていたら、2000mでもグイグイ伸びてきたのにはビックリしました(^ ^;)
Pulpitの仔には武蔵野SとアンタレスSに勝ったピットファイターなんて馬もいましたが、この馬も血統や体型や走法からすると、東京マイルが一番斬れそうな気がしますよ~