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原発再稼働に同意しながら事故への責任を負う覚悟はない

2014-10-30 00:43:26 | 社会・経済


ハワイのキラウエア火山をモチーフにしたパンケーキだそうです。


 東京都・原宿に、ハワイの"キラウエア"をイメージしたパンケーキが新登場

 ヒップスターインターナショナルが運営する「モエナカフェ」はこのほど、
 ハワイにある活火山"キラウエア"をイメージした新作パンケーキ3種の販売を、
 ハワイの店舗と東京原宿店で開始した。

 同店は、ハワイのグルメアワード「ハレアイナ賞2014」の朝食部門で、
 オープン1年目でクチコミNO.1を受賞したパンケーキの専門店。
 日本では6月に東京原宿店、8月に京都店がオープンした。

 このほど発売する新作パンケーキは、"キラウエア"をイメージしたもの。
 パンケーキを3段に高く積み重ね、上にフルーツやホイップクリームをたっぷりトッピングした。
 ケーキの上から落ちるクリームやソースが、"キラウエア"の流れ出る溶岩を表現している。

 パンケーキは、「いちごとフルーツ 生クリームスペシャルパンケーキ」(1,980円)、
 「バナナとナッツのチョコレートパンケーキ」(1,780円)、京都店オープンにちなんで開発された
 「抹茶とあずきのパンケーキ kyoto」(1,780円)の3種。


アイディアは買いますけどね。
さすがにこのタイミングでの発表は能天気過ぎではないでしょうか。


 ハワイ・キラウエア火山の溶岩が民家到達、家財搬出など避難も

 米地質調査所(USGS)のハワイ火山観測所は、ハワイ島のキラウエア火山から
 流れ出た溶岩流が28日に民家の敷地内に到達したと発表した。
 民家を飲み込む恐れがあるという。

 溶岩の予想到達域に位置する民家約50軒には避難準備が呼びかけられており、
 多くの住民が家財を徐々に運び出している。

 6月27日に流れ出た溶岩は9月下旬にいったん動きが止まったが、数週間前に再び流れ始めた。




パンケーキ程度で目くじらたてることもないのでしょうが、
ちょっとタイミングに気を遣う訳にはいかなかったのでしょうか。
それとも、ちょうどよかったんですかね。


さて、溶岩が襲ってきたとしたら、人間にはなすすべなんてないのですけれども。
仮に原発が絶対安全ですっつったってマグマは防げないでしょう?

ま、上記のキラウエア火山のような事態は、日本では考えにくいのでしょうが。
でも、何があるかわかりませんからねえ。

このニュース見て、危機感とか持ってます?
薩摩川内市議会に九州電力のみなさん?


その、九州電力の川内原発再稼働の件ですが。

先日、市議会が再稼働に同意する決定をしたばかりですが、
事故が起きた場合の最終的な責任については国が背負うべき、としているのですってね。

なんとまあムシのいいことでしょう。

自治体も九州電力も国や国民の税金を最初からアテにしているのですから、
これじゃあ、原発運用に危機感とか責任感とか持てるワケないじゃないですか。

この程度の当事者意識と、てきと~な運用で儲かるのですから、
そりゃあ原発は一度味わったらやめられないってことになりますわね。


んで、これに対して国はなんて言ってるのでしょうか?
お、おう、やったろう、ってなカンジなのでしょうか。

こちとら国民は、事故とか廃炉とかへの負担が増すのこそ、やってられないのですが。

未だに原発は発電コストが安いなんていいながら、
事故処理や廃炉に際限ない負担を強いられるのですよ。

いったいどうして、原発のコストが安くて、そうすっと電気料金が抑えられて、
なんてことが言えるのでしょうか。


で、アレでしょ、実際に事故が起きようものなら自治体も国も事業者もそれぞれが、

 「で? どうすんの」

ってな具合で責任を押しつけ合って誰もナニもしようとしない。
結局は誰も責任をとらずに済んで、国民が負担を背負う羽目になるのです。

住民の避難や生活再建、賠償や情報公開も含めてです。
福島で起きていることをまた繰り返すことになるワケのです。

原発ムラの住人はどんなミスをしようとも責任を負うことがなく、
そのツケは公的資金ってことで国民が負担するのです。

こんな原発行政を続けようとか、ふざけんなバカ。
 

閣僚スキャンダルの連続はアベちゃん政権への圧力か

2014-10-29 00:02:21 | 国際・政治
SMバー問題に外国人企業からの献金も発覚した、
東電株大量保有者であるにも関わらず経産大臣に任命された宮沢センセー、
辞任はしないと表明しましたね。

ま、任命されたばかりでナニもしてませんからね。
そういうことでアベちゃんも官房長官の菅センセーもバックアップしてますが。


でもねえ、やっぱもう無理なんじゃないですかねえ。

だって宮沢センセーってだけでみんな、SMの図を妄想しちゃうのですから。





コレですよ!?
コレを妄想しちゃうのに、本人は仕事をし続けられるとは、にわかには信じがたいのですが。

え、こうして辱めを受けるのも本人にとってはプレイなんですか。
そしたら確かに、本人もやりがいがあるのかもしれませんけどもねえ。


そんなカンジで、改造したばかりのアベちゃん内閣ですが、
女性の活用といいながら政治資金問題で松島センセーと小渕センセーの
女性2閣僚が既に辞任し、残る女性閣僚も極右団体との関係が取りざたされ、
海外からは極右政権と見なされているところなんですが。

その女性閣僚の一人、有村センセーも脱税企業から献金を受けたとの指摘が持ち上がりました。
それ自体は違法なのかどうなのかよくわかりませんが、いずれにしても脇が甘いといいますか。

政治とカネ、政治資金問題に対して世間の目が厳しくなっているのに、
そうしたことへの注意がされてないのは今時の議員としてどうなんでしょうか。

しかし、自民党なんてみんな叩けばこの程度のホコリは落ちてくるのでしょうがね。


そして、環境大臣の望月センセーが深夜の緊急会見をしたのですけど、
アレは何だったのでしょうか。

収支報告書での誤記載についての釈明をし、責任は死んだ妻のものとし、
でも辞任はしないよってことで、深夜の緊急会見ってことでエボラ関連なのか、
はたまた原発事故の深刻な状況なのかと憶測を呼んだに関わらず、
かなりズッコケな会見内容でしたが。

アレですかね、辞任したり問題を指摘されてるセンセー方を反面教師に、
野党やメディアから指摘される前に自ら政治資金問題を公表することで、
問題があったらすぐにそれを認めて謝るという殊勝さのアピールなのでしょうか。
辞任もしないし、それ以上の追求は勘弁ね、という狙いだったのでしょうか。

しかも、最も報道されにくい時間をわざと狙って会見を催したとしか思えない、
そういうところがまた姑息と言いますか。


ところで、内閣改造後にこれだけ閣僚に関するネタが続くってのは、
アベちゃん政権が見切られてる、それで圧力がかかっている、ってことなのでしょうか。

何者かの意思で、こうした波状攻撃をアベちゃんが受けてるように見えるのですけど。

だって、改造前であれば、何か閣僚に問題が指摘されようとも強弁でやり過ごし、
メディアにも追求させなかったのですがね。

そうしたメディアコントロールもできなくなってきた、
それにはやはり何らかの背景があるように思えてなりません。

これも、アベちゃんをとっとと退陣させようという圧力なのでしょうか。
だとすれば、誰が、どうして、なのかと。


やっぱ、極右議員を登用し過ぎたからですかねえ?
それで日本に懐疑の目が向けられ、信用をなくしているので利用価値がないとか。

韓国や中国を刺激し過ぎて、アメリカにとって邪魔になってきたとか。

やっぱりアメリカが、TPP交渉が進まないのでシビレ切らしたとか。

あるいはここにきて、アベちゃんが増税をためらってるんじゃね?
と、財務省が疑い始めているとか。


そんなこんなで、政権へのダメージ、印象悪化をなんとか食い止めるための、
エボラ報道はカモフラージュだったのじゃないかという妄想もするってものです。
 

安全性? 避難計画? それでも原発は動くよ

2014-10-28 22:41:38 | 社会・経済
最近、アサヒる新聞やテレビ朝日が叩かれているワケですが。

これは、慰安婦や原発に関して反原発の姿勢が見られるメディアへの、
権力側からの攻撃とも思えるのでして。

そして最近、アサヒる新聞もテレビ朝日も権力に屈することになったのかなと、
そんな状況なんですが。


 テレ朝「報ステ」プロデューサーら7人処分へ 川内原発報道の不適切編集

 テレビ朝日は28日、報道番組「報道ステーション」の
 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)での事実誤認報道に絡み、
 番組プロデューサーら計7人を減給やけん責処分にすることを明らかにした。
 処分は29日付。また、取締役報道局長が役員報酬5%(1カ月)を自主返上する。

 同局によると、番組制作を担当した番組プロデューサー、番組ニュースデスク、
 社会部担当記者の3人を減給3カ月、管理職に当たる報道局ニュースセンター長ら
 4人をけん責処分にする。

 問題となったのは9月10日の放送。原子力規制委員会の田中俊一委員長の
 記者会見での発言を不適切に編集し、事実誤認もあった。
 規制委がテレ朝に訂正を求め、古舘伊知郎キャスターが同月12日の番組内で謝罪。
 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は今月10日、
 番組の審議入りを決めていた。

 同局の吉田慎一社長は28日の定例会見で、
 「BPOがこの事態を重視し、取り上げたことを非常に重く受け止めている」と述べた。


凄いですねえ。

誤報とか、意図的編集とか、別にこの番組に限らないことで、
他局でも見られることなんですけどね、こうなるともう、
原発に不利なことを言うなという見せしめなんでしょうね。


そんな原発関連では、こんな記事がありましてね。
ま、元経産官僚の言い分ってヤツですけども。


 岸博幸が語る原発再稼働「電気料金が倍で本当にいいのか」

 経済をわかりやすく解説してくれることで定評ある、
 元官僚の岸博幸・慶應大学教授に、日本経済の現状を聞いていく短期集中連載。
 今回は、経済的な観点から見た原発再稼働問題について聞いた。

 すでに41%の世帯が年収300万円以下

 ――東日本大震災以降、日本の原発は止まったままです。
   元資源エネルギー庁で働かれていた岸さんから見ると、
   原発は再稼働すべきなんでしょうか?

 岸 原発に関しては、経済的な観点で見れば短期的には絶対に必要です。
   反対する意見に惑わされてはいけないですよね。
   原発に反対する人の理由は、「原発は危ないから」というもの。
   それは分かりますが、じゃあ交通事故で人が亡くなるから、
   クルマは使うのをやめましょうということになるのか?
   そういうこともありますが、何よりも大事なポイントは、
   原発を再稼働しないと国民皆が貧しくなっていくということなんです。
   原発が停まり始めた震災から3年で、企業向けの電力料金は3割、
   家庭向けは2割も上がっています。もし原発を再稼働しなければ、
   もっと料金を上げざるを得ないというのが事実です。

   もちろん原発を新設することに反対する気持ちはわかるのですが、
   少なくとも既存の原発については、安全が確認されたものは使うべきです。
   それだけでも電力料金はある程度抑えられます。
   逆に、それすら動かせないと電力料金が今後更に上がっていきますから、
   企業からすればコストが増します。利益が減るということ。
   それは家計に置き換えてみても同じです。家計の電気代が上がる分、
   支出が高くなるので、実質的な収入が減るということです。

   つまり企業も家庭もますます貧しくなっていきます。
   今、国税庁の数字で言えば、2013年末で勤労者の年間所得の平均は
   414万円ですが、実は勤労者全体の41%の世帯が年収300万円以下なんです。
   この年収300万円以下というのは、社会保障や税金を差し引くと、月の手取りが
   20万円を割るんですよ。これで奥さんと子どもがいる家庭は大変ですよね。
   今、こういう家庭が多いからこそ、国全体の消費動向が悪いという結果になっているんです。

   重要なのは、原発を動かさなければ電力料金が上がり、
   こうした低所得層がダイレクトな影響を受けるということです。
   なので、個人的にまず大事だと思うのは、低所得の家庭を守らなければいけない。
   そのためには、安全が担保された既存の原発については再稼働を急ぐべきだと考えています。

   もちろん、原子力という狭い世界だけで考えると、危険なものは使わない方が
   良いに決まっているんですよ。でもエネルギー全体を俯瞰して考えると、
   日本みたいに資源がない国、輸入に頼っている国は、資源の輸入元も
   多様化しなければいけない。エネルギー政策は常に多様化を追求していますから、
   多様化の観点から言えば、原発は必要なんです

 原発を動かさず電気代が2倍になってもいいのか?

 ――日本において原発は最低限持っていなければいけないオプションということですよね。

 岸 そうですね。そうした多面的な見方を示さずに、原子力の危険性ばかりを
   報道するメディアがあります。それは間違っていると思いますね。
   そうしたメディアの言うことを主婦の人ほど鵜呑みにして、
   反対する人が多いのですが……。

 ーー子どもを守らなければいけないという本能が、そうさせるのではないでしょうか?

 岸 そうした気持ちはもちろんわかります。でも、主婦の人に聞きいてみたい。
   「原発はやめましょう、その代わり電気代は近い将来2倍になっても、
   給料が増えなくてもいいですか。もしくは既存の原発を動かします。
   その代わり電気代は下がります。どっちがいいですか?」と。

   このように原子力だけの話で聞いたら、みんなが反対するに決まっているんですよ。
   原発反対と言っている人たちには、もう少し経済全体のことを考えて
   どうするかっていう議論をしてほしいし、そうした反対派の世論を恐れて、
   原発をゼロにした場合の現実を提示しない政府の対応も問題が大きいと思いますよ。

 ――短期的に既存原発の再稼働は必要ということですが、
   長期的にはなくせるものなんでしょうか?

 岸 それは技術進歩の度合いによって決まりますから、正直、予想するのは難しい。
   ただ、個人的には将来もある程度は必要だろうと思っています。
   もし技術が飛躍的に進歩して再生可能エネルギーの発電効率や蓄電池の性能が
   凄く良くなって、太陽光で発電した電気を溜めていつでも使えるようになれば
   別ですけど、なかなかそうはならないと思います。
   そうであれば、原発は将来的にも必要ですよね。

 東電ばかりが電力会社じゃない! 電力会社の強い使命感

 ――もう一つ再稼働するに際して心配なのが、原発の運用上の不安があると思います。
   今までと同じやり方だと心配という人が多いのも事実なのでは?

 岸 東京電力は確かにダメな会社でした。でもそれが電力業界のすべてだと
   考えるのも違うと思います。例えば東日本大震災の時、
   福島原発よりも震源地に近かった東北電力の女川原発は無事だった。
   ここはちゃんと津波の高さを想定して、原発の敷地の高さを15mにし、
   非常用電源も高いところに設置するという安全面を意識した対応がされていました。
   その結果、無事だったわけです。震災から3ヶ月の間は被災者の避難所として
   開放していたほどですからね。

   先日、その女川原発を見学に行ったんですけど、東日本大震災を踏まえて、
   防潮堤の高さをこれまでの海抜17mから29mにまでかさ上げしようとしています。
   こうした現場を見ていると、東電の福島原発は確かにいい加減だったけれど、
   電力会社全体はそんなことはないと思っています。

   基本的に電力会社の人たちは、生活に必要な電気を途絶えさせてはいけない、
   という使命感が強い。だから、キチンと安全性を高めている原発については、
   国民生活の安全性を守るためにも再稼働していくべきなんです。


ということで、まぁご立派。

ご立派過ぎて、いちいち突っ込む気にもなりませんが、
例えば「安全が確認された」ってのは、どういう状態を言うのでしょう?

新しい安全基準をクリアしたのが安全なのでしょうか。
それを審査する専門家(笑)の方々である原子力規制していいんかい?
の長が、安全だとは言わないのですよ。

だったら誰が安全と言うものが安全なのでしょうか。
そもそも、どうやって安全を確認するのでしょうか。


それに、311以前に、その当時の安全基準で稼働していた原発は、
安全ではなかったのですね。

それでも、福島の事故が起こる前は、原発は安全で絶対に事故は起こらない、
なんて言っていたのですよ。

なのに、今度は安全だから信用しろと言ったって、
簡単にそうもいかないのですけど。


あとねえ、経済全体のことを考えろと言うのですけど、
そりゃ庶民だって経済はとても大切ですよ。

でも、ひとたび大事故が起きたら何万人も避難して、
放射能に汚染された土地はほとんど死ぬのです。

今の福島の状況があるのですから、それを否定などできない筈ですし、
そんなことが経済と引き替えで起こっていい筈がないのです。


ま、都市部育ちの都市生活者には、一つや二つの山が汚染でダメになったって、
日本全体としてはたいした変わりがないとでも思っているのでしょう。

それが、自然への冒涜であり人間の傲慢であり、
それがもとでいつかまた自然から大きなしっぺ返しを喰らうのだということを、
どんなに経験しても学習できない。人間ってホントにバカですね。


なんて言ってるウチに、薩摩川内市議会が川内原発の稼働に同意したとかで。
確か、ろくな避難計画もなかった筈ですけど。

それに霧島や桜島などで大規模な火山噴火が起きた場合に大丈夫かとの心配には、
噴火を予知して核燃料を運び出す、のでしたっけ。

凄いですねぇ。
噴火を予知するのも凄いんですが、核燃料を運び出すのって、
そんなにさっさとできるものなんでしたっけ。

それだけで何ヶ月もかかる作業でしょう。
仮に運び出せたとして、どこに持っていくのかもわかりませんが。


ま、いいんじゃないですかねえ、地元が望むのなら。
事故とか起きないといいですねっ!!


でも、やめとけやめとけという声を余所に稼働を決めたんだから、
何か起きても自分たちだけで解決してくださいよ。

政府に頼って税金を使うようなマネはやめてくださいよ。

だって、そんなことをしていたらキリがないのですし、
逃凶電力のような醜い姿はさらしてはならないというのは
わかったうえでの再稼働合意なのでしょう。

それが「ないがしろにされちゃ、事業者のモラルとかあったもんじゃないですし、
結局は事業者が体たらくでも許されるということになってしまいます。

え、それを見込んでいるんですか。やっぱり。
 

宮沢センセーはもう既にやっていけませんから

2014-10-27 23:37:29 | 国際・政治
リベリアに渡航歴のあるジャーナリストが羽田空港で発熱を訴え、
エボラ熱の疑いがあるとのことで搬送され、大した話題になってますが。

なんか、まだ専門施設に搬送されたばかりの時点で騒ぎ過ぎの感もあります。
でもまあ、メディア的には売れるニュース、でしょうからね、
チカラが入るのもわからないでもありません。

それだけに、仮にこれがただの風邪でしたー、
なんてことになったら、さぞかしダズーンとなるのでしょうね。


しかし、いくらなんでもこの時点で騒ぎ過ぎの感はあります。
何か、他のことから国民の目を逸らしたいのじゃないかと疑うくらいです。

例えば、環境大臣の望月センセーの政治資金のこととか。
あるいは、農水大臣の西川センセーの政治資金問題、親族企業への利益供与問題とか。


もちろん、本当にエボラ熱に感染しているとしたら、
日本国内でも感染とは無縁とは言えなくなるのでしてね。

そりゃあこれまでに体験したことのない病原体が
国内に入ってくることになれば、警戒せずにいられません。

数年前のサーズもそうでしたけど、妙に潔癖な対応が各所で必要とされるのでしょう。
それはそれでまた異様な光景になりそうです。


さて、異様と言えばアベちゃん政権です。
経産大臣を辞任した小渕センセーの後任に就いた宮沢センセーが酷過ぎです。

すでにSM大臣として認知されてるだけでこっ恥ずかしいのですからね。
海外からもそう見做されているのに、閣僚としてやっていけるのでしょうか。

ま、そもそもが、東電株をそれなりに保有している時点で、
経産大臣として選出されるのに値しなかった筈なのです。
それをアベちゃんは指名したのですが。


その東電株も現評価額でたった20-30万じゃないか、
という声もありますが、そういった問題ではありません。

多少なりともそんな東電との利害関係にある人間が、
電力会社を管轄する大臣になるというのは、職業的な倫理からして問題な筈です。

少なくとも、コンプライアンスにやかましい昨今の民間企業では、
ありえない人事であり規範であるのに、それを平然としているところが、
今の自民党の傲慢さを現しているというか、異常なところです。


そんな宮沢センセー、SM、東電株に続き、
外国人からの献金問題が取沙汰されています。

問題だらけなんですが、こうした事実だけでなく、
センセー本人の資質にも問題があることが明らかになってきましたね。

どの問題をとっても、それに対する回答がことごとく説明にも言い訳にもなってません。
コトの重要さ、危機意識は如何なものなんでしょうか。


SMバーのときは、

 「自分は行っていない」
 「割合安くて会話もできるので」

行っていない、って問題ではなく、そんな用途を政治活動として認めてしまう、
もしくはチェックしていない、そういう意識が問われているのです。

まぁもちろん、宮沢センセー自身は行ってない、なんてことも眉唾で、
本当は行ってるんだろ?との疑いを十分に持たれていますし、

 「そういう性癖は持っていない」

とかじゃないのですよ。
行きたければ行ってもいいのですけど、政治資金を使うな、ってハナシです。


そして東電株については、

 「東電の応援といった意味があるので、売らずに持ち続ける」

とか、株を保有していることが政策決定に影響しないとのことですが、
そう言い切れるとしてもコンプライアンス上、倫理上、
常識的には許されることではないのです。

宮沢センセーが東電株を大量保有してるなんてのはわかってたのですから、
アベちゃんもわざわざなんでこんな人選をしたのでしょかねえ。

宮沢センセーのほうとしても、その任務を受けるというなら、
しかるべき対処があった筈ですが、それをないがしろにしてるというのは、
職責と国民の目を甘く見てるってことだと思うのです。

要は国民はバカにされているワケですよ。
SM議員にですよ?


そして今度の外国人献金問題。

 「知らなかった」
 「返金した」
 「おそらく、その方とは面識がない」

だからなんなんですか。
違法の疑いが強い事実が残ることは変わりありませんし、
それで許されると考えているとしたら、そういう意識がおかしいです。


ま、宮沢センセー本人としても、任命したばかりの政権としても、
もう辞任との判断を下しづらい状況かもしれませんが、
これだけ出てきちゃうとですよ、仕事どころじゃないでしょう。

東電株の大量保有って時点で任命されるべきではありませんでしたし、
SM問題でもう、言うことなすことの信用はナシですよ。

別に、SMバーに行くからといって、仮にそういう性癖があるからといって、
人としてダメとか仕事がダメとか決めつけるつもりはありませんけれども、
どうしたって周囲からは色眼鏡で見られてしまうものです。


海外からも疑念を持たれるのですし、明らかに国益を損ないますね。

国益を損なうとアサヒる新聞を糾弾した政権としては、
見過ごせない事態の筈なんですけどもね。

官房長官の菅センセーは、外国人献金について、
気づいてすぐに対処したのだから問題ないと言ってますが、
SM大臣との国内外からの評価は覆しようがありませんよ。


任命したばかりでホントにナニもしてない時点で辞任、ってのも、
評価を下げる十分な一因になりますけどね。

でも、SM大臣と言われ続けるよりはマシなんじゃないでしょうかねえ。


かといって、身辺が奇麗な自民党議員がいるのかというと、
それはそれで怪しいものですが。
 

企業努力と生活防衛を台無しにする酒税改正

2014-10-26 22:41:29 | ニュース
警視庁が在特会会員を含む5人を障害容疑で逮捕しんたんですってねえ。

ウヨには甘々の公権力が、どうしたんだろ?
と疑問意思ったのは自分だけではないでしょう。

妄想するに、政治資金問題で小渕センセーが経産大臣を辞任して、
後釜に据えられた宮沢センセーがSMバー問題でまた叩かれてまして。

しかも、海外メディアでも大々的に報じられるというね、
まさに国益を損なうくらいのスキャンダルになっているのですが。


で、アレですかね。
政府としては。

こうした海外でのアベちゃん政権への評価を挽回すべく、
右翼勢力に厳しく対応するよとの、パフォーマンスによって、
アベちゃん政権は極右だよねとの評価に対処しようとした、
そうしたパフォーマンスだったのでしゃないかという。

だって、この傷害事件って8月のことでしょ。
それから2ヶ月近くたってやっとこさこの処分ってのは、
さすがにSM大臣問題は対外的にやべえとなって、
それに慌てて対応した、そんなタイミングとしか思われません。

実際のところはわかりませんが、そんな妄想を招きますね。


そんな政権も増税には余念がないようでして。

消費税増税はなんだかんだ言って既定路線なんでしょうし、
一方で法人税減税を進めるというのも納得いかねえなあ、
といったときに、ビール類の酒税見直しで、ビールと発泡酒、
そして第3のビールとの税率格差をなくそうとしているとのことでして。

つまり、ビールに比べて税率の低い発泡酒や第3のビールの税率を上げるよと、
そうしてビールとの税率の差を少なくするよ、と。


ナニを考えているんでしょうね。

麦芽の含有量で税率に違いを儲けたのはお宅らでしょうに、
第2、第3のビールが売れてるとなるとそっちからも同じ分だけ
税金を取るように変えますとか、企業努力を国民の生活を
なんだと思っているんでしょうか。

景気は上向かない、物価は上がり税負担は増す、
そんな状況で国民が生活防衛のために支出を減らす、
その一つがビールでなく発泡酒や第3のビールを選ぶことでもあるワケです。
自分のように。

それを、税率を変えて、発泡酒や第3のビールからもっと税金を取ります、
なんていうのは、ただ国民をいじめるだけで正義ってもんが感じられません。


こうした反発に慌てたのか、ビールの税率を下げようかな?
みたいなことを匂わせているようなんですけれども。


 酒税 発泡酒など引き上げ ビール引き下げ検討

 政府は、税率の差の縮小を目指している「ビール系飲料」の酒税について、
 第3のビールと発泡酒の税率を引き上げる一方で、
 ビールは引き下げる方向で検討していて、来年度の税制改正に向け、
 税率を変える時期などを与党側と慎重に協議していくことにしています。

 「ビール系飲料」にかかる酒税は麦芽の比率などによって税率が違うため、
 350ミリリットル缶の税額は、第3のビールが28円、発泡酒が47円、
 ビールが77円となっています。
 政府は、よく似た酒で税率が違うのは税負担の公平性から問題があるうえ、
 販売量に影響を与え税収の減少につながっているとして差の縮小を目指していて、
 第3のビールと発泡酒の税率を引き上げる一方で、
 ビールは引き下げる方向で検討を進めています。

 また、将来的には「ビール系飲料」の税率を統一することも目指すことにしています。
 「ビール系飲料」の税率を巡って、与党内では見直すべきだとする意見がある一方で、
 第3のビールと発泡酒の値上がりにつながる見直しは消費者の理解を得られないとして、
 慎重な意見もあります。

 このため政府は、来年度の税制改正に向け税率を変える時期や差を
 どこまで縮小するのかなどについて、与党側と慎重に協議していくことにしています。


アホですね。

 「よく似た酒で税率が違うのは税負担の公平性から問題がある」?

先に決めたのはお前らだろっての。

そんで、その制度を特に悪用したわけでない、メーカーの努力によって、
発泡酒や第3のビールといったジャンルが生まれたのに、
今度はそれを潰そうってことです。

いや、売れてるところから税金を搾り取ろうってことです。
まったく自助努力っってのがないのですね役人は。

自らが知恵を出して効率よくしたり、コスト削減などせずに、
法律を変えて消費者からカネを巻き上げることしか考えていません。

まぁこうして、いやいや、第2・第3のビールの税率を上げるだけじゃなくて、
ビールの税率も下げるからよろしくね?なんていうのは、
ただの体のいい弁解にしか聞こえませんよ。

一時的に国民の理解を得ようとしているのでしょうけれど、
実際にそうなるかわわかりませんからね。


だいたいそうなったら、ビールだろうが発泡酒だろうが、
そうした区別はなくなるってことなんですかねえ。

こうなってくると、第4のビールの誕生を期待したいものですが。


しかし役人ってのはホント、人のやる気を削ぐことしかしないんですね。
日本中が閉塞感にあるのも、まったく頷けるなと、改めて思いましたよ。

そんで、消費税増税10%は行うのですよね、やっぱり?