東京都や京都府、大阪府、兵庫県で緊急事態宣言発令下でゴールデンウィークが始まりました。
が、昨年もそうだったように市民にはステイホームを呼びかけるほか、
県単位ではおせっかいにも遊びに行くな来るなと越県行動の自粛要請がされています。
また今年は飲食店の時短に次ぐ時短に加え、酒類提供停止や河原でのバーベキュー禁止なども
自治体から要請されてるようで、人流を抑えたいとはいえ、どうにも医科学的な根拠を感じない、
力業の連続と同調圧力に依存するだけの対策が続いております。
いつものことですが緊急事態宣言もまた、その発令・解除の基準については決まっているようで、
判断となると極めて情緒的で説得力ある根拠に欠ける印象でしたが、今回は更に政治色の強さも感じます。
おそらく東京都は予定通り5月11日で緊急事態宣言を解除するのでしょう。
その後すぐに国際オリンピック委員会・IOCのバッハ会長が来日するからです。
発令・解除に根拠があるとすればこういう政治的なスケジュールなのですね。
そうやって東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて準備が着々と?
いやザルっぷりを晒しつつ、すったもんだしつつ、準備が進められておりますが。
まあ、こんな状況でオリンピックなんか開催できるワケないし、政府や都は責任を持って中止すべきだ、
との声がたくさん湧いておりますね。
ソレはわかるのですが実際、日本側としては新コロの状況・医療現場の状況を鑑みて
中止の提言くらいはできるのでしょうが、あくまで主催はIOCであって、
開催の可否を日本側が決められるモノではありませんから。
IOCがヤルと言っている以上、開催準備を進めるしかない立場に過ぎないのだと思います。
医療も含めた実施体制については無理矢理でもヤルしかありません。
特例特例の連続で国と都の、そしてオリンピック様の権威を振りかざして強引にでも進めるのです。
で、大会組織委員会、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の
各代表による5者会談がテレビ電話会議で行われたのだそうです。
なんだ、リモート会議できるじゃないですか。
バッハ会長はなんでわざわざ来日するのですかね。
もちろん、リモートじゃわからない現場の様子を見たりとか実務的なことはあるでしょうが、
なんかもっと重要なコトを伝えに来るとか、なんでしょうか。。
ソレはともかく、会談の内容としては、コレまで言われてきたコトだったようですね。
観客数の上限について取り決めは6月に先送り。悠長に思いますがそんなものなのでしょうか。
むしろ、もはや無観客しかないだろうってカンジだと思うのですけども。
来日する選手は出発前96時間以内にワクチン接種を2回受け、すぐに練習等が可能、毎日PCR検査を行う、
選手以外の関係者については入国後3日間の隔離が必要、と。
全ての国・地域で選手・関係者用にワクチンが十分手配できるのかさえ不明ですが、
いざとなればアレですかね。日本がこっそり確保していた分を海外の選手用に廻すとかですかね。
じゃあ陽性だったらどうすんのかというと、指定病院を30ほど確保して対応の見込みなんですが、
まだその病院の確保はまだまだ絶賛調整中のもよう。こんな状況ですもんね。
ていうか、病院側も対応できるのでしょうか。
今でさえ不要不急の手術は延期しろ、みたいなことになっているのに、加えて、
オリンピック関係者の対応を優先しろ、ってことになりかねないじゃないですか。
ソレでも国や都の要請なら従うのでしょうか。
そもそも、選手やチームスタッフに陽性者が出たらどうするのでしょうか。
濃厚接触疑いの他の選手などもあわせて隔離して、競技は辞退せざる得なくなりそうです。
まあ、PCR検査したフリして全部陰性ということにしてしまえば済むハナシではありますがね。
大会組織委員会では、医療スタッフ確保のため、看護士500人の動員を日本看護協会に要請したのだとか。
よくもまあこんなときにそんな傲慢な要請ができたものですが、組織委員会としてはしょうがないでしょう。
ダメもとでも要請しなきゃいけない立場ではあります。
しかし、オリンピック開催に向けてココが最大の難関です。
医療スタッフが確保できるのかと。
コレも、国や都の要請なら、オリンピックのためならと、要請には従わざるを得ないのでしょうか。
いくらなんでも無理筋な気がしますが、果たしてどんなウルトラC(オリンピックだけに)があるのでしょう。
地域医療に悪影響がないことが前提と組織委員会は言いますが、なーに、
その気になればあの手この手で看護協会を脅してでも動員させるでしょう。
ところで、そんな東京オリンピック・パラリンピックの医療体制を巡り、
都知事の百合子センセーと丸川「ルーピー」五輪大臣が責任の押し付け合いの様相。
まず丸川ルーピー大臣が定例会見で都への不満を示したのですが、
「私が知る限り、東京都がこの厳しいコロナの状況で(大会を)開催するのに、
どのように取り組んでいくのか、具体的なことを私たちにお示しいただいていない。
残念ですけど、感染症の専門家にご相談しているのかも明確ではない。
現場を預かるのは東京都ですから、おそらく現場の状況を一番分かっている。
この状況を打開するために何ができるか。どういう資源があるのか。
東京都がまず、一方では大会の主催者であり、一方では医療の現場を預かっている。
この両方の責任をどのように果たすのか、明確な発信なり、方向性なりを示していただかないと、
私たちもそれをどのようにご支援していいのか、非常に戸惑っている」
なにもわざわざ表だって言うことでもないように思いますが。
ていうか、丸川ルーピー大臣ってなんでこんな傍観者然としているのでしょうか。
五輪大臣っていうポストそのものの必要性も、もとから疑問ではありましたがね。
そして当然、百合子センセーは「やっとるわ」と反発ですよ。
まあ、大きな事業を進める上では関係者間でのすれ違いも衝突もたまには起きるものですけどね。
そんなこんなで、東京オリンピック・パラリンピックまで3ヶ月を切りましたよ。
どうなりますかねえ。
いやね、自分はオリンピックは好きじゃないですけど、開催しきって欲しいんですよ。
そうして、もう総理の菅センセーも言わなくなりましたが、新コロに打ち勝ってもらいたいのですよ。
オリンピックがきっかけで感染拡大しようとも、とにかく開催はしたとの事実をもって、
今のマスクだのアクリル板だの自粛だのといった新コロ関連の様々な制約をチャラにしてもらって、
飲食も自由でマスクレスな元のノーマルに戻りたいのですよ。
なんですが、政府と都のゴリ押しでできることはあるかもしれませんが、
普通に見れば無理なことばっかりです。
特に医療スタッフの確保においては絶望的な感さえありますが、
強権振りかざして地域医療から強奪するのですかねえ。
あり得なくもない気がしますが、今の日本国内での新コロ第4波を前にしては、
オリンピックも「打つ手なし」な状況なのでしょう。
だとしたら潔く、ちょうどバッハ会長も来日するので、滝川クリステルでも呼んで、
「う・つ・て・な・し」とプレゼンしてもらったらどうでしょう。
が、昨年もそうだったように市民にはステイホームを呼びかけるほか、
県単位ではおせっかいにも遊びに行くな来るなと越県行動の自粛要請がされています。
また今年は飲食店の時短に次ぐ時短に加え、酒類提供停止や河原でのバーベキュー禁止なども
自治体から要請されてるようで、人流を抑えたいとはいえ、どうにも医科学的な根拠を感じない、
力業の連続と同調圧力に依存するだけの対策が続いております。
いつものことですが緊急事態宣言もまた、その発令・解除の基準については決まっているようで、
判断となると極めて情緒的で説得力ある根拠に欠ける印象でしたが、今回は更に政治色の強さも感じます。
おそらく東京都は予定通り5月11日で緊急事態宣言を解除するのでしょう。
その後すぐに国際オリンピック委員会・IOCのバッハ会長が来日するからです。
発令・解除に根拠があるとすればこういう政治的なスケジュールなのですね。
そうやって東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて準備が着々と?
いやザルっぷりを晒しつつ、すったもんだしつつ、準備が進められておりますが。
まあ、こんな状況でオリンピックなんか開催できるワケないし、政府や都は責任を持って中止すべきだ、
との声がたくさん湧いておりますね。
ソレはわかるのですが実際、日本側としては新コロの状況・医療現場の状況を鑑みて
中止の提言くらいはできるのでしょうが、あくまで主催はIOCであって、
開催の可否を日本側が決められるモノではありませんから。
IOCがヤルと言っている以上、開催準備を進めるしかない立場に過ぎないのだと思います。
医療も含めた実施体制については無理矢理でもヤルしかありません。
特例特例の連続で国と都の、そしてオリンピック様の権威を振りかざして強引にでも進めるのです。
で、大会組織委員会、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の
各代表による5者会談がテレビ電話会議で行われたのだそうです。
なんだ、リモート会議できるじゃないですか。
バッハ会長はなんでわざわざ来日するのですかね。
もちろん、リモートじゃわからない現場の様子を見たりとか実務的なことはあるでしょうが、
なんかもっと重要なコトを伝えに来るとか、なんでしょうか。。
ソレはともかく、会談の内容としては、コレまで言われてきたコトだったようですね。
観客数の上限について取り決めは6月に先送り。悠長に思いますがそんなものなのでしょうか。
むしろ、もはや無観客しかないだろうってカンジだと思うのですけども。
来日する選手は出発前96時間以内にワクチン接種を2回受け、すぐに練習等が可能、毎日PCR検査を行う、
選手以外の関係者については入国後3日間の隔離が必要、と。
全ての国・地域で選手・関係者用にワクチンが十分手配できるのかさえ不明ですが、
いざとなればアレですかね。日本がこっそり確保していた分を海外の選手用に廻すとかですかね。
じゃあ陽性だったらどうすんのかというと、指定病院を30ほど確保して対応の見込みなんですが、
まだその病院の確保はまだまだ絶賛調整中のもよう。こんな状況ですもんね。
ていうか、病院側も対応できるのでしょうか。
今でさえ不要不急の手術は延期しろ、みたいなことになっているのに、加えて、
オリンピック関係者の対応を優先しろ、ってことになりかねないじゃないですか。
ソレでも国や都の要請なら従うのでしょうか。
そもそも、選手やチームスタッフに陽性者が出たらどうするのでしょうか。
濃厚接触疑いの他の選手などもあわせて隔離して、競技は辞退せざる得なくなりそうです。
まあ、PCR検査したフリして全部陰性ということにしてしまえば済むハナシではありますがね。
大会組織委員会では、医療スタッフ確保のため、看護士500人の動員を日本看護協会に要請したのだとか。
よくもまあこんなときにそんな傲慢な要請ができたものですが、組織委員会としてはしょうがないでしょう。
ダメもとでも要請しなきゃいけない立場ではあります。
しかし、オリンピック開催に向けてココが最大の難関です。
医療スタッフが確保できるのかと。
コレも、国や都の要請なら、オリンピックのためならと、要請には従わざるを得ないのでしょうか。
いくらなんでも無理筋な気がしますが、果たしてどんなウルトラC(オリンピックだけに)があるのでしょう。
地域医療に悪影響がないことが前提と組織委員会は言いますが、なーに、
その気になればあの手この手で看護協会を脅してでも動員させるでしょう。
ところで、そんな東京オリンピック・パラリンピックの医療体制を巡り、
都知事の百合子センセーと丸川「ルーピー」五輪大臣が責任の押し付け合いの様相。
まず丸川ルーピー大臣が定例会見で都への不満を示したのですが、
「私が知る限り、東京都がこの厳しいコロナの状況で(大会を)開催するのに、
どのように取り組んでいくのか、具体的なことを私たちにお示しいただいていない。
残念ですけど、感染症の専門家にご相談しているのかも明確ではない。
現場を預かるのは東京都ですから、おそらく現場の状況を一番分かっている。
この状況を打開するために何ができるか。どういう資源があるのか。
東京都がまず、一方では大会の主催者であり、一方では医療の現場を預かっている。
この両方の責任をどのように果たすのか、明確な発信なり、方向性なりを示していただかないと、
私たちもそれをどのようにご支援していいのか、非常に戸惑っている」
なにもわざわざ表だって言うことでもないように思いますが。
ていうか、丸川ルーピー大臣ってなんでこんな傍観者然としているのでしょうか。
五輪大臣っていうポストそのものの必要性も、もとから疑問ではありましたがね。
そして当然、百合子センセーは「やっとるわ」と反発ですよ。
まあ、大きな事業を進める上では関係者間でのすれ違いも衝突もたまには起きるものですけどね。
そんなこんなで、東京オリンピック・パラリンピックまで3ヶ月を切りましたよ。
どうなりますかねえ。
いやね、自分はオリンピックは好きじゃないですけど、開催しきって欲しいんですよ。
そうして、もう総理の菅センセーも言わなくなりましたが、新コロに打ち勝ってもらいたいのですよ。
オリンピックがきっかけで感染拡大しようとも、とにかく開催はしたとの事実をもって、
今のマスクだのアクリル板だの自粛だのといった新コロ関連の様々な制約をチャラにしてもらって、
飲食も自由でマスクレスな元のノーマルに戻りたいのですよ。
なんですが、政府と都のゴリ押しでできることはあるかもしれませんが、
普通に見れば無理なことばっかりです。
特に医療スタッフの確保においては絶望的な感さえありますが、
強権振りかざして地域医療から強奪するのですかねえ。
あり得なくもない気がしますが、今の日本国内での新コロ第4波を前にしては、
オリンピックも「打つ手なし」な状況なのでしょう。
だとしたら潔く、ちょうどバッハ会長も来日するので、滝川クリステルでも呼んで、
「う・つ・て・な・し」とプレゼンしてもらったらどうでしょう。