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東京オリンピックは「う・つ・て・な・し」

2021-04-29 13:39:12 | フットボール・スポーツ
東京都や京都府、大阪府、兵庫県で緊急事態宣言発令下でゴールデンウィークが始まりました。
が、昨年もそうだったように市民にはステイホームを呼びかけるほか、
県単位ではおせっかいにも遊びに行くな来るなと越県行動の自粛要請がされています。

また今年は飲食店の時短に次ぐ時短に加え、酒類提供停止や河原でのバーベキュー禁止なども
自治体から要請されてるようで、人流を抑えたいとはいえ、どうにも医科学的な根拠を感じない、
力業の連続と同調圧力に依存するだけの対策が続いております。

いつものことですが緊急事態宣言もまた、その発令・解除の基準については決まっているようで、
判断となると極めて情緒的で説得力ある根拠に欠ける印象でしたが、今回は更に政治色の強さも感じます。

おそらく東京都は予定通り5月11日で緊急事態宣言を解除するのでしょう。
その後すぐに国際オリンピック委員会・IOCのバッハ会長が来日するからです。
発令・解除に根拠があるとすればこういう政治的なスケジュールなのですね。


そうやって東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて準備が着々と?
いやザルっぷりを晒しつつ、すったもんだしつつ、準備が進められておりますが。

まあ、こんな状況でオリンピックなんか開催できるワケないし、政府や都は責任を持って中止すべきだ、
との声がたくさん湧いておりますね。

ソレはわかるのですが実際、日本側としては新コロの状況・医療現場の状況を鑑みて
中止の提言くらいはできるのでしょうが、あくまで主催はIOCであって、
開催の可否を日本側が決められるモノではありませんから。
IOCがヤルと言っている以上、開催準備を進めるしかない立場に過ぎないのだと思います。

医療も含めた実施体制については無理矢理でもヤルしかありません。
特例特例の連続で国と都の、そしてオリンピック様の権威を振りかざして強引にでも進めるのです。


で、大会組織委員会、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の
各代表による5者会談がテレビ電話会議で行われたのだそうです。

なんだ、リモート会議できるじゃないですか。
バッハ会長はなんでわざわざ来日するのですかね。
もちろん、リモートじゃわからない現場の様子を見たりとか実務的なことはあるでしょうが、
なんかもっと重要なコトを伝えに来るとか、なんでしょうか。。

ソレはともかく、会談の内容としては、コレまで言われてきたコトだったようですね。

観客数の上限について取り決めは6月に先送り。悠長に思いますがそんなものなのでしょうか。
むしろ、もはや無観客しかないだろうってカンジだと思うのですけども。

来日する選手は出発前96時間以内にワクチン接種を2回受け、すぐに練習等が可能、毎日PCR検査を行う、
選手以外の関係者については入国後3日間の隔離が必要、と。

全ての国・地域で選手・関係者用にワクチンが十分手配できるのかさえ不明ですが、
いざとなればアレですかね。日本がこっそり確保していた分を海外の選手用に廻すとかですかね。

じゃあ陽性だったらどうすんのかというと、指定病院を30ほど確保して対応の見込みなんですが、
まだその病院の確保はまだまだ絶賛調整中のもよう。こんな状況ですもんね。

ていうか、病院側も対応できるのでしょうか。
今でさえ不要不急の手術は延期しろ、みたいなことになっているのに、加えて、
オリンピック関係者の対応を優先しろ、ってことになりかねないじゃないですか。
ソレでも国や都の要請なら従うのでしょうか。

そもそも、選手やチームスタッフに陽性者が出たらどうするのでしょうか。
濃厚接触疑いの他の選手などもあわせて隔離して、競技は辞退せざる得なくなりそうです。
まあ、PCR検査したフリして全部陰性ということにしてしまえば済むハナシではありますがね。


大会組織委員会では、医療スタッフ確保のため、看護士500人の動員を日本看護協会に要請したのだとか。
よくもまあこんなときにそんな傲慢な要請ができたものですが、組織委員会としてはしょうがないでしょう。
ダメもとでも要請しなきゃいけない立場ではあります。

しかし、オリンピック開催に向けてココが最大の難関です。
医療スタッフが確保できるのかと。

コレも、国や都の要請なら、オリンピックのためならと、要請には従わざるを得ないのでしょうか。
いくらなんでも無理筋な気がしますが、果たしてどんなウルトラC(オリンピックだけに)があるのでしょう。

地域医療に悪影響がないことが前提と組織委員会は言いますが、なーに、
その気になればあの手この手で看護協会を脅してでも動員させるでしょう。


ところで、そんな東京オリンピック・パラリンピックの医療体制を巡り、
都知事の百合子センセーと丸川「ルーピー」五輪大臣が責任の押し付け合いの様相。

まず丸川ルーピー大臣が定例会見で都への不満を示したのですが、

 「私が知る限り、東京都がこの厳しいコロナの状況で(大会を)開催するのに、
 どのように取り組んでいくのか、具体的なことを私たちにお示しいただいていない。
 残念ですけど、感染症の専門家にご相談しているのかも明確ではない。
 現場を預かるのは東京都ですから、おそらく現場の状況を一番分かっている。
 この状況を打開するために何ができるか。どういう資源があるのか。
 東京都がまず、一方では大会の主催者であり、一方では医療の現場を預かっている。
 この両方の責任をどのように果たすのか、明確な発信なり、方向性なりを示していただかないと、
 私たちもそれをどのようにご支援していいのか、非常に戸惑っている」


なにもわざわざ表だって言うことでもないように思いますが。

ていうか、丸川ルーピー大臣ってなんでこんな傍観者然としているのでしょうか。
五輪大臣っていうポストそのものの必要性も、もとから疑問ではありましたがね。

そして当然、百合子センセーは「やっとるわ」と反発ですよ。
まあ、大きな事業を進める上では関係者間でのすれ違いも衝突もたまには起きるものですけどね。


そんなこんなで、東京オリンピック・パラリンピックまで3ヶ月を切りましたよ。
どうなりますかねえ。

いやね、自分はオリンピックは好きじゃないですけど、開催しきって欲しいんですよ。
そうして、もう総理の菅センセーも言わなくなりましたが、新コロに打ち勝ってもらいたいのですよ。

オリンピックがきっかけで感染拡大しようとも、とにかく開催はしたとの事実をもって、
今のマスクだのアクリル板だの自粛だのといった新コロ関連の様々な制約をチャラにしてもらって、
飲食も自由でマスクレスな元のノーマルに戻りたいのですよ。

なんですが、政府と都のゴリ押しでできることはあるかもしれませんが、
普通に見れば無理なことばっかりです。

特に医療スタッフの確保においては絶望的な感さえありますが、
強権振りかざして地域医療から強奪するのですかねえ。

あり得なくもない気がしますが、今の日本国内での新コロ第4波を前にしては、
オリンピックも「打つ手なし」な状況なのでしょう。

だとしたら潔く、ちょうどバッハ会長も来日するので、滝川クリステルでも呼んで、
「う・つ・て・な・し」とプレゼンしてもらったらどうでしょう。

 

緊急事態宣言の発出・解除や施策の科学的評価は行っているのか

2021-04-26 22:48:07 | 社会・経済
 高須院長「絶交します」 名古屋市長選の河村氏の当確受け

 大村秀章愛知県知事のリコール活動団体会長で、美容外科「高須クリニック」の
 高須克弥院長は河村たかし氏の名古屋市長選の当選について
 「まあ良かったです、とは思うが、義理で市長選が終わるまで我慢していた。
 リコールをしようと言い出したのは河村さんなのに、私が言い出したとうそをついたことは許せない。
 いざという時に逃げる人とは今日をもって友達をやめて、絶交します」と話した。
 (後略)


「絶交」て。。 子供かよと。
人間たるモノ、年を取ると幼児に戻るなんてことも言いますけども。

名古屋市長に再選した河村センセーも、YESナチス高須センセーも、
大量の署名ねつ造が発覚した愛知県の大村知事リコール運動について、
お互いがお互いこそを首謀者で自分は協力しただけとの食い違う立場を取って降りますが、
果たして絶交するほどに間柄が崩壊してるのかはよくわかりません。

ひょっとして違う誰かのせいにするつもりで小芝居してるような気もしますがね。
ま、邪推ですが。


さて、近いと言われてもいた解散総選挙については、自分も以前、4月26日解散で5月選挙か、
なんてことを書いたりもしたのですが、そうはなりませんでしたね。
ま、25日に投開票が行われた国政選挙で自民党が3選全敗となりますとさすがに。

そんなこんなで25日には名古屋市長選のほかに国政の衆院・参院でも、
北海道・長野・広島で補選・再選が行われ、いずれも野党側勝利・自民敗北となりました。

まあ、普通にそうなりますよね。
今の自民党政権の信用のならなさではねえ。

新型コロナウィルス感染対策の体たらく、東京オリンピック・パラリンピックのゴタゴタと、
ソレらを修正・解決できないでいる一方、このコロナ禍で議員や役人は大宴会するわ。

広島では大量に現金、ソレもおそらく前首相のアベちゃんや現首相の菅センセーからと思われる
資金でもって票を買い集め、結局は公職選挙法違反で有罪、議員辞職となった河井あんりセンセーの
事件がありながら、33%くらい?の低投票率でしたので、コレは組織票に勝る自民・公明が
強いのかと思いましたが、野党側の勝利でした。

この投票率で自民敗北、それも3選全敗となると、さすがに菅センセーの求心力も危ぶまれ、
やっぱ選挙にはあのヒトだね!なんて、アベちゃん再登場の機運も出てきちゃうのでしょうか。


25日といえば新コロ感染拡大による3度目となる緊急事態宣言が東京・京都・大阪・兵庫で開始されましたが。

自分はクルマで通り過ぎただけですが、25日の横浜・みなとみらい周辺は、
例えば赤れんが倉庫やコスモワールドなど、人手は多かったですよ。
いくらかは、東京から流れ込んだ人々だったりするのではないでしょうか。

だって、今回の緊急事態宣言では大型商業施設に休業要請が出されておりまして、
都内でお店やってなかったら、隣接県の繁華街に行こうとは誰しも考えることですから。
そうなると都内の商業施設はただお客を他県に取られただけになりそうですが大丈夫でしょうか。

いくら緊急事態宣言と言っても、もはやソレだけ市民への説得力というのは落ちてるんですよね。
ここをどう行動変容させるかなのですが、まあ、やってることといったらひたすら自粛要請で、
看板を付け替えているだけで、なんの対策のアップデートもないのですから当然でしょう。

東京都の百合子知事は、越県するなと言ってるんだから守れ!なんてキレ気味なんですが、
そりゃないと思いますよ。市民からしたら「守る」ようなルールなどないからです。

百合子知事が言ってるのは「要請」であって、市民からすれば納得したら従うくらいのもので、
「守る」べき命令とか法律とか、強制力のあるモノではない筈です。


人の流れ、その量を抑えたいのはわかるにしても、飲食店には酒類提供やめさせるとか、
ネオン等の夜の照明の消灯を求めるとか、やってること自体が無茶苦茶です。
そんなんじゃ行政の言葉への愛想も尽きるってモノでしょう。

ソレにしちゃ、素直に要請に従って営業や酒類の提供を自粛する事業者も多いのですがね。
でも、こんな行政側にいちいち従うことなく、営業するなり酒を提供するなり、
堂々とやればいいのに、と外からは思うのですけども、なかなか難しいらしいですね。
一般の方からのクレームが入るリスクとか、商店会の意志があるとかで。
同調圧力恐るべしです。


まあ、5月11日までの予定の緊急事態宣言、どっかの予備校みたいに短期集中、
なんて言うのですけども、そしたら今度こそ、この2週間ちょいくらいの対策の評価、
こういったモノをしっかり出してもらいたいモノです。

酒類提供自粛がそうでない場合に比べどれほど効果があったのか、
ネオン消灯でどれくらい夜の人流を抑えることができたのか、見廻り隊についてもですよ。

この1年でもさんざん、ホニャララ宣言とかチョメチョメ週間とか全国で乱発してきましたが、
その効果についてはまともに評価され公表されたことってあるんでしょうか。
情緒的にではなく科学的にです。

ソレがない限り、施策の効果検証と次の対策は打てないと思うからなのですが、
どうも見てる限りは宣言の発出・解除の判断も情緒的で根拠が見えないまま、
対策としてはただ自粛の強弱に過ぎず、あとは日本人の同調圧力頼みです。
なんか、効いてるのかどうかわかんないけど飲食店の時短、時短、みたいなカンジでしょ。

施策の評価など本来ならやってる筈だと思うんですよ。
役所も優秀な人達の集まりなんですから。

だと思うのですが、評価していながら結果が散々なので公表してないのか、
もしくは本当に評価というプロセスを行ってないのですかねえ?忙しくて?
宴会してるような人はいるみたいなんですがねえ。

 

ぶぶバーガーでもどうどすか

2021-04-24 22:58:02 | 国際・政治



25日から東京・京都・大阪・兵庫の4都県で緊急事態宣言が始まりますね。
飲食業者には酒類提供自粛が求められるという、アル・カポネ時代かよという、
斜め上を行く要請がされるようなんですがね、なんて無慈悲なんでしょうか。

こんなことして仮に緊急事態宣言期間を経て新規陽性者数が減ることになったとしても、
飲食店での飲酒と新規感染が結びつく科学的根拠が得られるのでしょうか。

そうこういってる大阪では、多人数であったり深夜に及ぶ出あったりという、
不適切な会食を行った大阪市職員が1000人以上いたとのことですね。

市民には自粛だの時短だのを要請し、見廻り隊とかで市民を監視しておきながら自分らは大宴会ですよ。
いい気なもんです。

行政側がこの体たらくでは今や、ナニを要請しようとも説得力なんてないじゃないですか。
ソレでいて、今回の緊急事態宣言での時短や休業や酒類提供自粛などの要請に、
事業者や一般市民は従う必要があるのでしょうか?


さらに政府も酷いもんですよ。
政府ももちろん、市民に外出や会食の自粛を呼びかけている立場じゃないですか。

ところが先日の総理の菅センセーが訪米した際、外務省はアメリカ側に対して、
夕食会のセッティングを要望していたっていうのですからね。

そりゃ外務省としてはジョーとガースーの仲良しぶりをアピールしたかったとはいえ、
国民に言うことと自分らがやることがまるで違うじゃないかという、
コレまた国民への説得力を大いに毀損するモノですが、大丈夫なのでしょうか。

んで、夕食会の要請はアメリカさんにけんもほろろに断られ、その代わりがハンバーガーだそうです。
コレ、バイデンとのミーティングで用意されたのですが、結局は手を付けることもなく。

ってなことを日本の大マスコミは、食事に手が付かないくらい会談が盛り上がった!
とか言うのですけども、ただバイデンが手を付けなかったから、
菅センセーとしても手を付けられなかっただけでしょうに。

だいたいが、夕食会の代わりにハンバーガーです。
コレって京都でいう「ぶぶ漬けでもどうどすか」じゃないんですかね。

お前らに用意できるのはここまでだ!さっさとカエレ!
みたいな、アメリカさんに露骨に袖にされてしまった感がありありです。

ソレを、会談が盛り上がってハンバーガーに手が付かなかった!
と報道する日本の大マスコミのサラリーマン記者魂には涙ぐましいモノがありますね。
実態はぶぶバーガーなのに。

いや待てよ。
そうではなく、我等がアメリカさんとしては、菅センセーのことをしっかり調査し、
パンケーキ好きと認識したうえでのおもてなしがハンバーガーだったのかもしれませんね。


ところで日米首脳会談で訪米した総理の菅センセー、
せっかくの訪米だってんで、ファイザー社の社長と「電話」会談したそうですが。

んで、菅センセーからファイザー社にワクチン追加供給を要請したのですが、
その電話会談の成果について菅センセーは、

 「国民全員分が9月までに供給される目処が立った」

って言ってるのですけども!

いや、ファイザー社は前向きに協議するくらいにとどめているワケで、
菅センセーの前のめりな発言は、いくらやってる感アピールとは言え実際と違いませんか?
っていうか、事実をねじまけてますよね? ウソ言ってますよね?

コレ逆にファイザー社から抗議されるんじゃないかと心配になりますが大丈夫なのでしょうか。


しかし日本でワクチン接種が進まない、ワクチン確保さえままならないワケですが、
やっぱりアレなんですかねえ、アメリカでは日本人を含めた東洋人へのヘイトクライムが
相次いでいると言いますが、企業レベルでも日本は後回しにされちゃっているのではないでしょうか。

日本はソレを、感染者数が欧米に比べて少ないから!なんて言いますが、
実際のトコロは欧米の製薬会社からは優先度が低く設定されているのでしょうね。

だって東洋人ですし。
東洋系はおそらく、人種においては世界でも最下層なんでしょうからね。

そして日本は島国です。
日本との往来を減らすのは地続きでないぶん、容易と思われてしまうでしょう。
じゃあ、ワクチン供給の優先度が低くなるのもわかります。

とは言え、ファイザー社の社交辞令を大袈裟に曲解してまで、ワクチン確保の目処が立った!
なんて言っても、別になんもいいことないと思うのですが。
むしろ今後、政府にとってのダメージになりかねませんかね。

まあ25日には地方で再選挙や補欠選挙を控えてますのでね、
ちょっとでも訪米の成果をアピールしたかったのかもしれませんけども。


しかしワクチン供給の目処が立った?ということについては、自分は疑っているモノの、
9月にはホントに十分な供給があるかもしれませんけどね。

でもそうでなかったとき、菅センセーはどういう言い訳をするのか、
しかと見届けようじゃ、あーりませんか。(チャーリー浜調)

百合子センセーのアンタッチャブルズか見回り隊

2021-04-22 21:51:05 | 社会・経済



新型コロナウィルス感染拡大により東京・大阪・京都・兵庫の4府県に、
3回目となる緊急事態宣言の発出を固めた総理の菅センセー、

 「感染拡大防止を阻止」

したいんだそうです。

いっやあぁ。。。
いやいや、そんな意地悪くツッコむつもりはないのですけども、、、

まぁね、言い間違いなんだろうと思いますよ。
思いますけど要は菅センセー、あまり責任を持って言葉を発してないのでしょうね。

以前も記者会見で演説の最後、

 「以上、ワタシの挨拶とさせていただきます」

なんて言ってましたもんね。
ただ役人から提示された原稿を読んでりゃいいくらいのもので、中身は大して理解してないんですよ。

しかし菅センセーが言い間違えるのはしょうがないとして、
ソレをそのままテロップにしちゃうNHKとかどうなんですか。

もしくは、あえて、そのまま見せたのですかね。
視聴者の皆さん、日本の総理なんてこんなザマなんですよという。どうなんでしょうか。


ところで3回目となる緊急事態宣言は、政府の方針では4月25日〜5月11日と、
まるまるゴールデンウィークに適用される見込みです。

市民にとってはせっかくの大型連休ではありますが、行動自粛を呼びかけやすい期間でもあるので、
適用しやすいってのはあるでしょうね。旅行・観光関連業界はたまったもんじゃないですが。

しかし、新コロでこういう事態になって1年経ちましたがいまだに、
なんちゃら宣言と言っても結局は自粛や時短営業の強弱の繰り返しとの印象が強く、
もはや市民の行動変容が見込めるかというとなかなか難しそうです。

言われているように、商業施設の一斉休業でもしない限りは、
マスクして手指消毒して感染対策!と自身の行動を正当化して市民は動いちゃいますからね。
どんな緊急事態宣言になるのでしょうか。


東京都などは、飲食店に酒類提供自粛を求めると言われていますが、
アル・カポネ時代の禁酒法を連想した人も多いのではないでしょうか。

あの、アメリカでも愚策と言われた禁酒法を思わせる酒類提供自粛って何なんでしょうか。
禁酒法のおかげで逆に酒の闇市繁栄を招きマフィアが力を増した歴史を繰り返すのでしょうか。

つまりねえ、日本にもミニ・アル・カポネが誕生するとまではいかなくても、
そんな措置などいくらでもかいくぐれるワケですよ。
なのにどんだけの効果を見込むのでしょうか。

ソレに、なんでそんなに夜の飲食ばかりを標的にするのでしょうか。
ソレで今まで感染拡大がどれだけ抑えられてきたのでしょうか。

そういう、医科学的な根拠とか、これまでのなんちゃら宣言等の評価や経験値、
そういったモノが活かされた施策で、有効と思われる施策なんでしょうか。

ということで、甚だ疑問を感じざるを得ません。
いまだに、あまりにも情緒的で場当たり的なカンジがします。
しかも、もう1年もこうなんですよ?


しかし東京都はアレですか、こうして酒類提供の自粛を要請して、
やっぱり夜の飲食店を、東京のアル・カポネを見廻るのでしょうか。

ひょっとして都知事の百合子センセーなんかはいかにも、「見廻り隊」じゃダサいってんで、
映画みたいにかっこよく、「アンタッチャブルズ」なんて言い換えたりしそうですよね。

ちなみに大阪などでは見廻り隊にアルバイトが動員され、
テキトーな診査で済ませているとのハナシがあるようですが、別にソレでいいのです。

見廻り隊なんてただのパフォーマンスであって、そういう事象を作り上げ、
いかにも大いに仕事してる感を演出するモノなんですから、やってるフリのバイトでもいいのです。
なーんだ、ってことはまたパソナが儲けているのですかね。


ただ、今度の緊急事態宣言の適用期間が2週間程度では短いんじゃないかと、
今までの経験からしても思われるのですけども。

でもここは、ゴールデンウィーク明けで解除させる事情があると言われていますね。
その直後に、IOCのバッハ会長が来日するからです。

つまり、バッハ来日のタイミングに合わせて、緊急事態宣言は終わりました!と言いたいのです。
こんな感染爆発の状態でも、オリンピックに向けて新コロ対策は万全とアピールするための方便です。

凄いですね。オリンピック開催のためなら新コロも緊急事態宣言も利用してしまうのです。
だとしたら、科学的な根拠なんか逆に邪魔になるワケです。コレが日本の政治ですよ。

ま、そんなにオリンピックをやりたきゃやればいいと思いますよ。
そうして、新コロに打ち勝った証しになるんでしょう?
あ、ソレはもうないのでしたっけ。

でも、無理矢理に医療従事者を駆り出すことだけはやめてくださいよ。
ソレでオリンピックが開催できるのなら、やればいいのです。

 

まん防とは何だったのか

2021-04-19 22:42:49 | 社会・経済
新型コロナウィルス感染拡大に対する日本の右往左往ぶりがまた顕著になってきていますね。
その象徴と言えば大阪府なのですが、マンボウ「まん延防止等重点措置」の効果がイマイチで、
新規陽性者数の増加が止まらないことで、再び緊急事態宣言を国に要請するのだそうです。

大阪府と言えば最近では、「不要不急の手術の延期」なんてことを言い出しまして、
コレは医療崩壊なのか!?なんて、医療崩壊の定義もあやふやではあるのですが、
コレで医療崩壊でなければナニを医療崩壊と呼ぶのか、という事態に陥っています。

加えて19日には、新コロ重症者数がソレ向けの病床数を上回っているとかで、まさに医療崩壊です。
新コロ重症者の適正な措置もできなければ、通常医療にも支障を来しているのですからね。

日本政府や自治体の首長は新コロに対して先手先手と言いますが、明らかに後手を踏んでばかりです。
大阪府知事の吉村センセーが先手だったのは、緊急事態宣言の解除くらいです。
で、その前のめりで過った判断が今の感染爆発に繋がるのですがね。思い切り失敗だったワケです。

んで、さすがに再び緊急事態宣言を要請とのことですが、確か総理の菅センセーによると、
マンボウってのは緊急事態宣言と同じくらい強力な措置なんじゃありませんでしたっけ?

だとすると、今さら緊急事態宣言といったところで、今までの延長ならナニか変わるのでしょうか?
だとすると、そもそも、マンボウとは何だったのでしょうか?


緊急事態宣言については、東京都も国への要請を目論んでいるようです。
東京オリンピック・パラリンピックを目前に、そうした措置の適用は避けたいところなんでしょうが、
今のままでは悪化するばかりなのが目に見えてますからね。大阪を見れば明らかです。

んで、都知事の百合子センセーは、飲食店の見廻り隊!に同行したとのことなんですけども。

東京都といえば、飲食店等商業施設に向けて感染防止徹底宣言ステッカーなるものを配布し、
感染防止対策が万全で安心なお店との表示をさせていたのですが、ソレでは不十分なのでしょうか。
とするともはやあのステッカーは無意味ってことになるのでしょうか。

ま、とっくに無意味でしたけどもね。
別に生活者はステッカーの有無なんて気にして店を選んでませんでしたからね。

もうね、東京も大阪も感染対策に有効な手立てを打てないでいるのですね。
で、できることといえばパフォーマンスくらい、って状況が続いているのです。


東京都の周辺の埼玉・千葉・神奈川もこれからマンボウが適用されることになっているのですが、
この3県の首長は今のところ、緊急事態宣言の要請は考えていないと言います。

これからマンボウ適用ってときにその次の措置の要請を考えるより、マンボウの効果を見るとのことですが、
マンボウの効き目がないのは大阪・兵庫に東京を見ればわかりそうなもんなのですがね。

なんで、どいつもこいつも、こんなに悠長なのでしょうか。
どこが先手先手なのでしょうか。

政府や自治体はあたかも、感染拡大は市民に緩みがあるからだ的な考えで時短や自粛を要請してますが、
緩んでいるのは政府と自治体ではないのでしょうかね。

だって、ユルユルな措置の宣言・解除の繰り返しじゃないですか。


ところで、東京オリンピック・パラリンピック開催まで100日を切ったってことで、
脳天気なセレモニーが開かれるなどしているのですけども。
新コロ対応より、なんでこんなことにばかり一生懸命なんでしょうか。

先日も総理の菅センセーが、日米首脳会談でアメリカのバイデン大統領から
「開催の努力」への支持をもらったとか、オリンピックに向けて浮かれているようであります。

また先日はIOCのコーツ委員が、

 「東京オリンピックは絶対に開催する」

と発言したとかで、日本では好意を持って受け入れられているようです。

たかだか一委員の発言一つがそんなに重要とは思えませんし、
IOCの公式な声明とも思えませんが、日本としては都合良く解釈する材料になっております。
でもね。

自分はコレ、IOCによる東京オリンピック・パラリンピック開催の支持だとは思えないのですよね。
むしろ、開催は日本のオリンピックに向けての新コロ対策如何でであると言っているのではないかと。

つまり、開催できなくなる要因があるとすれば、日本の新コロ対策不十分のせいであり、
オリンピック・パラリンピックが中止となるなら、責任は日本にある、と。

いうことを仄めかしたのではないかと思われるのです。

オリンピックの主催者はIOCであり、その開催可否を決めるのは日本政府でも東京都でもなくIOCです。
そのIOCが、オリンピック中止の責任を日本側に求める伏線なような気がするのです。


最近では自民党の幹事長・二階センセーが、東京オリンピック・パラリンピック中止の可能性について
言及を繰り返してますが、IOCコーツ委員の発言と合わせて考えると、どうにも臭うと思うのですがね。