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放射能汚染だけが震災瓦礫広域処理の疑問ではない

2012-05-31 02:09:26 | 社会・経済
北九州で試験焼却した被災地(石巻)の震災瓦礫の焼却灰から
検出された放射能はごく微量だったとか。


 セシウム濃度基準未満 北九州市がれき試験焼却

 東日本大震災で発生した宮城県石巻市の震災がれきを試験焼却した北九州市は28日、
 焼却灰や排ガスに含まれる放射性セシウム濃度の測定結果を公表した。
 排ガスを浄化するバグフィルターなどに付着した「飛灰(ひばい)」は最大で
 1キロ当たり30ベクレルで、国の埋め立て基準値の8千ベクレルをはるかに下回り、
 市の目標値330ベクレルに比べても10分の1以下だった。
 煙突から出た排ガスからセシウムは検出されなかった。

 北橋健治市長は「想定通りの値。人体や農水産物への影響はなく
 市民に安心いただける結果と考える」とコメントした。

 市は23~25日、市の焼却施設の日明(ひあがり)工場(小倉北区)と
 新門司工場(門司区)でがれき約80トンを焼却試験した。敷地内で測定した
 空間放射線量はいずれも自然界の平常値で、セシウム濃度の公表が注目されていた。

 焼却灰のうち、放射性物質を多く含むとされる飛灰の濃度は日明が
 1キロ当たり30ベクレル、新門司が19ベクレルだった。
 焼却炉に燃え残った「主灰(しゅばい)」は、100ベクレル以下が
 市の目標値だが検出されなかった。

 排ガスについては、バグフィルターを通る前と後のセシウム濃度も公表。
 フィルター通過前は日明が1立方メートル当たり0・08~0・26ベクレル、
 新門司が0・08ベクレルだったが、通過後は2工場とも不検出だった。
 試験焼却に反対する人からはバグフィルターの能力を疑問視する声もあったが、
 市は「通過前後の値から、放射性物質も確実に除去できたと判断される」という。

 市は31日の検討会にデータを示し、専門家などの意見を聴取した上で、
 北橋市長が6月にもがれきを受け入れるかどうかを判断する。


そりゃよかったですね。
試験焼却した瓦礫についてはたまたまそうだった、ってだけかもしれませんがね。


でもこれで、放射能の心配はないから震災が暦の広域処理を進めて大丈夫!
っていう根拠にされてしまうんですかね、この結果が。

んで、なしくずしてきに全国的に瓦礫広域処理が行われる、と。
徐々に福島第一原発に近い被災地の瓦礫も受け入れられる、と。。。


自分は前から言ってるんですけど、放射能の有無うんぬんだけが問題じゃなくて、
被災地が処理したいと言っても許可が下りずにわざわざ輸送コストをかけて
遠いところで処理させることに不合理性はないのかと疑っておりまして。

そこへの合理的説明が無いまま政策が押し進められるという決定プロセスが
まるで不可解で不信感を抱かざるを得ないのであって、ってことはこの政策は
インチキかなにかじゃないかと疑ってしまうのでありまして。


それを、放射能は問題ないんだから受け入れるべきだ絆なんだから!
と主張し、放射能汚染以外の疑問についてはスルーする人たちには、
この新潟県知事の質問を読んでいただきたいものなんですが。


 東日本大震災により生じた災害廃棄物の放射能対策及び広域処理の必要性に関する再質問について


特に、4項目目のこれ、「「がれき処理の全体計画の明示」について」、ね。


 (1)5月10日付けの回答では、「岩手、宮城両県の災害廃棄物の発生量、
 処理量等について見直しを行っているところであり、広域処理の必要量についても
 改めて精査が行われる予定」とのことであるが、これらが未確定な中では広域処理の
 必要性について明確にならないと考えられるので、これらを明らかにした上で、
 改めて4月6日提出の質問に回答いただきたい。また、その際、岩手県及び
 宮城県における可燃物の発生量についても示されたい。

 (2)今回回答いただいた参考資料及び環境省ホームページ等を基に推計すると、
 平成26年3月末における地元未焼却量の推計は98.4万トンとなり、これは、
 広域処理を行わなくとも、平成26年3月末から岩手県では2か月弱、宮城県では
 7か月弱で焼却処理が終わる量である。一方、4月17日付け環境省資料によれば、
 既に162万トンの広域処理が現実的なものとなりつつあるとのことなので、
 これ以上の広域処理は不要ではないか。

 (3)仮設焼却炉を岩手県で2基、宮城県で29基、合計31基が稼働中又は
 設置予定であるとのことだが、これらによって全ての災害廃棄物を本当に
 域内処理できないのか、改めて明確な根拠を示されたい。

 (4)今回回答いただいた参考資料では、宮城県で災害廃棄物を処理する焼却炉に
 既存の焼却炉がないが、なぜ既存の焼却炉も活用しないのか。
 地元で埋立の反対運動があったことが原因なのか。

 (5)仙台市では地域内の処理が進み、他地域の災害廃棄物についても10万トンの
 処理を引き受ける一方、来年12月までには焼却処理を終了するとのことである。
 国は、被災地の災害廃棄物処理を全体的に見通しつつ、被災地域間の災害廃棄物処理の
 進捗の違いを調整して、できるだけ域内処理できるよう調整すべきと考えるが、
 現在どのような調整を行っているか。また、そうした調整を行っていない場合は、
 その理由を示されたい。

 (6)阪神淡路大震災においては、仮設焼却炉は発災後約3か月後には設置され始めて
 いたが、今回仮設焼却炉の大半の設置が約1年後以降と著しく遅れているのはなぜか。

 (7)阪神淡路大震災では、兵庫県内において、可燃物の23%程度が埋立処理がされたが、
 なぜ、放射性物質の濃縮の危険がある東日本大震災の可燃物の埋立処理を行わないのか。

 (8)このように、広域処理の必要性が明確でない中では、むしろ広域処理により生じる
 多額の国家予算を、被災地支援に有効利用すべきではないか。
 (例)岩手県のホームページによれば宮古地区広域行政組合の処理単価が
 1トン当たり16,300円なのに対し、財団法人東京都環境整備公社の
 広域処理単価(運搬費含む)は1トン当たり59,000円となっている。
 広域処理引受量162万トンで差額を算出すると、約700億円となる。)

 (9)なお、環境省は、5月21日に、岩手県、宮城県の広域処理必要量の見直し結果を
 発表しているが、従来の必要量はどのように見積もったのか、また、今回見直しの
 理由と内容について、改めて明確に回答願いたい。


とのことで、自分なんかでは気づかない、また明瞭に伝えられない、
不合理と思える事柄がこんなにも示されておりますよ。

瓦礫の広域処理を認めるべき、と考える人たちにとってこれらは、
問題とはならないことなのですかね。


ま、本来であれば、放射能汚染の影響も、あるかないかわからない、
瓦礫の広域処理を認めるべき、と考える人たちは、影響はないとの
調査結果をひっぱりだしてきたりしますが、やっぱりわからないという立場に
立つべきではないかと思うのですよ。だから、疑うべきではないかと。


とまあ、思うのですが。

タバコの煙に対してこんだけヒステリックな社会なんですから、
放射能汚染の疑いがある瓦礫処理にヒステリックになるのも
不思議はないんじゃないでしょうかね。


タバコはダメだけど震災瓦礫は絆だから受け入れろ、ってのは、
ちょっと自分には理解しがたいところですね。

古賀氏に反論したと思ったらこれだもの

2012-05-30 01:41:41 | 社会・経済
この夏、電気が足りないよー!と、ぬかしている、
電力事業者の関西電力ですが、こんなトラブルがあったようですね。


 海南火力3号機停止=需給に当面問題なし-関西電

 関西電力は28日、海南火力発電所3号機(和歌山県海南市、出力60万キロワット)
 の運転を、同日午前0時12分に停止したと発表した。27日午後8時10分ごろ、
 巡回点検中の作業員がボイラーからタービンに蒸気を送る配管付近で漏水を見つけたため。
 その後、配管から蒸気が漏れていることを確認したという。
 関電管内の28日の最大電力需要見通しは1920万キロワット。
 同3号機を除いた供給力は2181万キロワットで、供給余力が約12%あるため、
 関電は「当面の需給に問題はない」(広報室)としている。


そうですか。

ま、慣れないことすりゃ、こんなこともあるのでしょう。


でも、これって、元経産相官僚の古賀茂明氏がテレビ番組で、


 「火力発電所でわざと事故を起こす、あるいは事故が起きたときに
 しばらく動かさないようにして、電力が大幅に足りないという状況を作り出して
 パニックをおこすことにより、原子力を再稼動させるしかないという、
 いわば停電テロという状態にもっていこうとしているとしか思えない」


との発言をしたことに対して、関電が反発して、
わざわざ自社のホームページに見解を掲載したことがありましたけれども。


 本日のテレビ朝日「モーニングバード」での、
 今夏の電力需給に関する報道内容についての当社からのお知らせ


 本日(平成24年5月17日)、テレビ朝日「モーニングバード」の番組内で、
 大阪府市統合本部特別顧問・古賀茂明氏の「火力発電所でわざと事故を起こす、
 あるいは事故が起きたときにしばらく動かさないようにして、
 電力が大幅に足りないという状況を作り出してパニックをおこすことにより、
 原子力を再稼動させるしかないという、いわば停電テロという状態に
 もっていこうとしているとしか思えない」というインタビューが紹介されましたが、
 当社として、そのような事を検討している事実は一切ありません。
 当社は、引き続き、追加供給力の確保に最大限努め、
 電力の需給安定に向けた取り組みに全力を尽くしてまいります。

 関西電力株式会社


まあでも、こんな事故がすぐに起こってしまうようでは、
なんだ、古賀氏の言ったことはまんざらデタラメでもなかったんだと、
そう思わせますよね。


しかし、この関電のマジレスっぷりには笑ってしまいますけどね。
よっぽど必死だったんでしょうか。

スキャン代行が違法なワケではないと

2012-05-25 00:11:41 | Mac,ガジェット



自炊の代行業者を提訴していた作家センセー側が、実質勝訴だそうです。


 「自炊」代行差止訴訟、代行業者の事業廃止で取下げ、作家側実質勝訴

 紙の本や漫画をスキャンして私的に電子書籍化する「自炊」の代行は、
 私的複製には当たらず著作権侵害であるとして、東野圭吾さんら7人の作家、
 漫画家が代行業者2社に対し、自著の自炊代行の差止めを求めていた訴訟で、
 原告側弁護団は5月22日、被告の1社が代行事業を廃止して、
 会社自体の解散登記も確認できたこと、もう1社は、既に請求を認め
 原告側の実質勝訴が確定していることから、当初の目的を達成したとして、
 訴訟自体は取下げにより終了する予定と発表した。

 この訴訟は、東野圭吾さん、浅田次郎さん、大沢在昌さん、永井豪さん、
 林真理子さん、東野圭吾さん、弘兼憲史さん、武論尊さんら7人の作家、
 漫画家が提起していたもので、自炊代行に関しては、2011年9月、
 提訴した7人を含む122人の作家、漫画家と出版社7社が連名で、
 「自分たちは複製許諾をしていない」としたうえで代行業者約100社に
 質問状を送付。回答事業者の大半は、今後、無許諾での自炊代行は行わないと
 回答したのに対し、「スキャン×BANK」、「愛宕」の2社が
 今後も継続の意思を示していた。このため、7人が同年12月、
 この2社に対し自著の自炊代行差止め訴訟を提起していた。

 弁護団発表によると、「スキャン×BANK」については、
 訴訟で「1月末日でスキャン事業を廃止し、機器も廃棄した」として
 その証拠を提出、さらに、「会社自体も解散する」と述べていたが、
 5月15日に会社を解散しその解散登記も確認できたという。
 このため、当初の目的を達成したとして、訴訟自体は取下げるとしている。

 また「愛宕」については、4月27日に、同社が、著作権侵害ではないと
 主張しつつも、訴訟負担や対外的影響、時間損失などが本業のシステム開発に
 支障を来すとして自炊代行事業を停止。時間の制約もあり請求の許諾を選択したと
 発表し、原告側の実質勝訴が確定している。

 弁護団は、これらの結果、2件の訴訟は、いずれも作家側の実質勝訴で
 終了したとして、ここに報告すると述べるとともに、原告7人の
 「今回の実質的勝訴は当然の結果と受け止める。著者の許諾なく
 大量スキャン事業は行えないという訴訟の結果を理解し、善処をお願いする。」
 とのコメントを発表した。


そりゃようござんした。

作家センセー方、これでご満足ですか?
スキャン代行業者を潰すことができて、満足ですか?


スキャン代行業が消えることによって、著作物でない書類を電子化したいと、
例えば手紙や葉書、メモやノート、写真、そういった思い出の品々の電子化を、
自身でそのリテラシーを持たない人々のニーズまでも摘んでしまいますが、
これで満足ですか?

スキャン代行業者を潰したところで、自分のように私的な自炊は行われますし、
電子化された書籍が不法にネットに流出することがなくなるワケではありません。

そちらの対策はなされてますか?


これですね、「実質勝利」と言っているように、
法的に勝利したのではないのですよね。

ただ、零細なスキャン代行業者がおそらく出版社等の支援も受けているだろう
作家センセー側との訴訟を続ける体力がなく、やむなく撤退したってことで、
別にスキャン代行が違法との見解が出されたのではないのですよ。

スキャン代行業者が違法なことをしたとは認定されてないのです。

が、こうした報道だけ見れば、代行業者が違法なことをしたから
作家センセー側が「実質」勝利したと、思えてしまうかもしれません。


んが、弁護側が言うには、

 「当初の目的を達成した」

ってことのようでして。

これはつまり、スキャン代行業者が事業を廃止したり、
会社的にも解散させることを指しているようで、スキャン代行を止めさせる、
もしくは業者を廃業に追い込むことを目指していたってことですよね。

法的にスキャン代行が違法であることを勝ち取るためではなかったのですね。
スキャン代行という行為、生業を潰したかったと。

なんか、えらい正義感に駆られた作家センセーの行動にも思えなくないですが、
ただ気に入らない行為に難癖つけただけだったんじゃないでしょうか。


自炊が許されて、スキャン代行を依頼することが許されて、
依頼にこたえてスキャン代行して対価を受け取るのは許されないというのは、
いまだに自分では解せないのですけど。

スキャン代行が悪いなら、依頼する方も悪いはずですが、
そちらの議論がこの件でなされないのも解せないのですけど。

世の中的にはそうでもないのでしょうか。

震災瓦礫の広域処理への反対っておかしいの?

2012-05-24 02:08:41 | 社会・経済
このところ、自分のツイッターのタイムラインでは、
311被災地の瓦礫を拒否する人たちを批判するツイートが多いのですけど。

大した放射能汚染が認められない、
放射能瓦礫ではない震災瓦礫であるのに関わらず、
それを拒否する姿勢がわからない、らしいです。


確かにですね、瓦礫に放射能汚染がほとんどないというのであれば、
それが反対する理由にはならないようにも思います。

放射能汚染がほとんどないというのが、本当なら、ですね。


なのに、瓦礫受け入れに反対するとしたら、
放射能汚染はないとの評価が信用できないからでしょうね。

別に、被災地の方を信用できない、って言うのではありません。

福島第一原発事故以来の役人や政府、電力会社を見ていれば、
そりゃ信用ならんって思われてもしょうがないでしょう。


 汚染はないとかいって、本当はあるんだろう?
 調査もいい加減なんだろう?

 なんたって、今まで嘘をつき続けてきたからな!


ま、そういう、原発事故の関与者への信用がならない、ってのが一つ。

それと、被災地周辺で処理できるにも関わらず、わざわざコストをかけて
遠くへ輸送することはムダじゃないのか、非効率じゃないのかという疑問が一つ。

そして、被災地における復興資源として瓦礫を利用したいにもかかわらず、
そうした地元の要望が国によって却下されることへの疑問が、もう一つです。

これ、合理的な理由があるんですかね?


え、瓦礫があまりにも大量だから、日本全体で処理しなきゃいけない?

それが本当だとしたらですよ、
瓦礫を周辺施設で処理したい、また復興資源として活用したいという、
地元自治体の要望が却下されるのっておかしいですよね?

広域処理が進まないから瓦礫が被災地に大量に残ったままで
被災地の復興が進まない、そう言う人もいるのですけど、
それは正しい評価なのでしょうか。


地元での処理が国によって却下されてるのに、わざわざ他地域へ瓦礫受け入れを求める、
これって、どこに合理性があるんですかね? どう説明できるんですかね?

そこにどうしても疑問を抱かざるを得ないのですが。


瓦礫の広域処理に反対する人たちを批判する側は、
放射能汚染を理由にして反対する姿勢をおかしいと言うのでしょうけどね。

かと言って、他のことが理由で反対というなら理解する、
ってわけでもなさそうですし。

ただ、被災地が大変そうだから受け入れるべきだろ!
と言ってるように思えるのですが、どうなんでしょうか。

放射能汚染がないんだから受け入れるべき、って言われても、
その人たちが汚染はない、なんて言っても、どう信用していいもんだか。


とりあえず、地元で処理できるはずの瓦礫が地元での処理を認められないのに、
わざわざ遠くへ輸送して他地域で処理するという疑問と不効率に対しては、
いったいどう思っているのでしょうか。


ゆくサマー、くるサマー

2012-05-20 21:17:30 | ニュース



竜巻が起こったり雹が降ったり視界を塞がれるくらいの大雨が降ったり、
相変わらず地震が頻発したりと、自然災害を忘れる暇もありませんが、
それでも、今年ももうすぐ暑い夏がやってきます。

しかしその前に、熱いサマーが逝ってしまいました。。。


Donna Summer。

「ディスコの女王」、それが彼女の称号であって、
彼女を一言で言い表すのに最も適した言葉でありますが、
彼女の存在感と音楽界への影響はそれで括るには軽すぎるようにも思います。

何より、現代的な強い女性をテーマにディスコサウンドにのせて歌い、
自らもそれを具現化した存在として先駆的だったのじゃないでしょうか。

ドナがいたからマドンナやビヨンセ、レディ・ガガといった強く、怖い?
女性アーティストが登場する土壌が作られたようにも思います。

それにしても、享年63歳。
ガンを煩っていたということですが、若すぎます。

ご冥福をお祈りします。


そんな惜しまれるサマーとは別に、容赦ない暑さのサマーも
いやおうなく到来するとはわかっているのでありますが。

国内の原発が一基も動いていないということで、
電力不安もささやかれるのですが。


どうやら東電管内は今のところシビアな状況に陥るという言い方は
されてないようですが、それでも電力供給の不安は消せるワケでなく。

一部では、いや、電力は足りている!

ってな声もあるようですが、何も無ければ足りるのでしょうけど、
非常時のための余剰供給力が心許ないのに変わりはないのでしょう。

また、原発の代わりに稼働させている火力発電所も老朽化してるとか、
そういうのをメンテナンス先送りでとにかく稼働させているといった
情報もあり、トラブルも大いに考えられるというのですね。

本来ならば、そうした供給力を満たすためにも、
原発の稼働が必要であるというのは、現実的なところなのかもしれません。


が、火力発電所のコンディションに不安があるというのならば。
火力発電所のメンテナンスはほったらかしになってた、ってことなんでしょうか。

原発が動かないと電力が足りないなんて電力会社と政府は言いますが、
それでも適当な電力供給をするのが事業者でしょう。

インフラ系の独占企業のくせに、今までナニをやってたのでしょう。


原発稼働を容認あるいは推進する方々も、少なくともそうした事業者、
および政府の手抜かりを追求してもらいたいものですがね。