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新しいMac miniは改造の敷居が高くなってるらしい

2014-10-22 23:26:53 | Mac,ガジェット


ええぇ~~~っ!?

新型Mac miniは、メモリの換装ができないのかい? (マスオさん風)


 Mac miniをiFixitが解剖 メモリはハンダ付けでユーザーによる増設は無理

 米Apple製品の修理を手掛ける米iFixitは10月20日(現地時間)、
 Appleが16日に発表・発売した新しい「Mac mini」の解剖リポートを公開した。
 解剖したのは3モデル中最もスペックの低い「1.4GHz Mac mini」。

 RAMがロジックボードにハンダ付けされており、
 ユーザーが自分でメモリ増設できないことがはっきりした。
 Mac miniは購入時にプロセッサ、メモリ、ストレージをカスタマイズできるが、
 購入後の増設はできないということになる。

 HDDはHGST製の2.5インチ。Fusion Drive用のスペースもあるが、
 ユーザーによる換装はAppleのサポート外になる。


 恥ずかしがりMac miniは、裸にされたくないみたい

 そういう事、したくないの。

 っていうことなんでしょうか。
 どうやら新型Mac miniの内部へのアクセス方法は、
 従来とちょっと違い、ガードが固くなっているみたいなんです。

 Mac mini(Mid 2010)~Mac mini(Late 2012)までは裏蓋をスライドさせ、
 浮き上がらせることで簡単に内部へアクセス可能。
 これにより、ユーザーはメモリの差し替えが可能でした。
 しかし、新型Mac miniはというと、従来とは違いオープンツールが
 必要になっているようです。

 フランスのMacGenerationに掲載された、
 「Apple Storeの分解ガイドの写真」には、
 底面カバーには吸盤カップを付けて押すような記述があるようです。

 そして分解でお馴染みiFixitの分解レポートでは、
 隙間に差し込むタイプのオープンツールを使って裏蓋をあけています。

 さらにその下にはユーザーからのアクセスを拒むカバーが。
 ご丁寧にトルクスネジです。

 このようにかなり厳重にガードされているようですね。
 従来のMac miniのように、すぐに開けられて、
 メモリへアクセスできるという手軽さはありません。
 なお、今回のモデルからMac miniのメモリは基板に直付けされているため、
 ユーザーが拡張することはできなくなっていますのでご注意を。
 ストレージに関しては変更できるようですが、
 従来と同じくアップルとしては保証外となるとのこと。

 手軽にスペックアップできるようなものではなくなってしまったMac mini。
 まるで、久しぶりに合った恋人が、何故かよそよそしくなっていたかのような…。
 つらい。


と、いうことで。
今まで手軽に出来たメモリの増設はできないのだそうです、あちゃー。

裏蓋を明ければ簡単にメモリ増設可能!
っていう手軽さが魅力の一つだったのですけどもね。
ちょっとMac miniの機動性が損なわれてしまうようで残念です。


それに、そうやって自分でメモリを増設する方が、
アップルにカスタマイズしてもらうよりも圧倒的に安かったのですし。

それに、使用しているうちに増設したくなることだってありますから、
そういった意味でも後からのメモリ増設は不可ってのは、
ユーザーにとってはストレスになるかもですねえ。


しかし、なんだってこんなことになったのでしょう。

アレですかね、メモリ換装が簡単過ぎて、勝手にメモリ交換したり、
あるいは自分みたいに勝手に改造して安くカスタマイズする輩が多くて、
アップルとしてはその分、商売あがったりになっちゃうものですから、
それを阻止して食い扶持を確保しよう!ってことなんでしょうか。

そしてメモリ増設がどうしても必要になったときには、買い換えてもらおう!
そうしようそうしよう!みたいなバカ会議でも開かれたのでしょうか?


でもまあ、上の記事によるとストレージ用のスペースはあるようで、
頑張れば自作でストレージの換装・増設はできるのですかね。

とはいえ実際にMac miniにSSDを増設する改造を行った者としては、
こうして改造の敷居が高くなるのは寂しいものがありますね。