6月の末日ということで2020年ももう半分が終わりです。
本来であれば東京オリンピックってことで日本全体が浮かれ気分でロケンロールの筈だったのに、
オリンピックイヤーがパンデミックイヤーとなってしまいました。
新型コロナウィルス COVID-19で半年のうちそのまた半分を従来のまともなカタチで過ごせてない、
ってなヒトも多いでしょうに、今度は中国で新型インフルエンザ発生とか。
いやいや、中国の衛生状態によるモノなのか、生物兵器開発のせいなのかわかりませんが、
ここまで続くとさすがに、中国いいかげんにしろ、と言いたくなってきますね。
右では決してない自分でも。
さてまあ、そうこうして大した新コロへの対策もないままウチに国会は閉じ、
河井バカップルはタイホされ、イージスアショアは計画中止に、
海外では南北朝鮮の緊張だったり香港問題だったり大ニュースが続いてますけども。
それぞれブログにポストしたいところではありますが、とりあえず新コロです。
国民への一律10万円の給付金が決まったものの、その手続きの遅さたるや。
自分のところにも申請書類が届いたのがようやく今月に入ってからで、
申請書類送付から2週間経った時点ではまだ振り込まれてはいません。
ま、こんなものなのでしょうけども。
でも急ぐならマイナンバーカードでのオンライン申請が可能!と、
デジタルでマイナンバー万能を誇示した政府でしたが実態はアナログな作業で、
まったくデジタルの効率化がされていません。
こんなマイナンバーでも今後は保険証代わりになるとか運転免許証代わりになるとか
必死に使い途を拡げようとしているワケですが逆に、そんなにマイナンバーカードって
使い途のない代物だったというコトですよね。やめちゃえばいいのに。
ところで、新コロと言えば、鳴り物入りで政府による感染者接触確認アプリ「COCOA」が
リリースされましたが、みなさんスマホにインストールされたでしょうか。
リリース後数日で300万のインストールがあったとニュースになりましたがその後、
あまりこのニュースにお目にかからなくなりましたね。
まあ、そもそもが最初の1ヶ月は試行期間ということでしたから。
ここまでは不具合の報告もされてますが、それでもってバージョンアップされていきますので、
それまでお使いになってる方は人柱ということでね。
ちなみに自分はこの手のモノ、最初はバグがあったり不安定なのに決まっているのですから、
ある程度評価や動作が安定してきた頃を見計らって使うようにしています。
とはいってもこの「COCOA」。
自分は使う気にはなりません。
というのは、政府が個人情報は収集しない、と、わざわざ宣言しているからなのです。
つまり、そういうところがかえって怪しいなと。
だって、普通なら移動や接触に伴う情報を集めようとしますよ。むしろ必要かも知れません。
それをわざわざ集めないなんて言うのは、たぶんウソです。
ウソとわかっているモノを使う気にはなれないってことです。
社会全体の安全のために個人情報も収集しますと、正直に言ってくれた方がマシなのです。
というか、そういうモノだと国民に説得しなければならない正確のモノの筈なのです。
なのに、恐らく自分達に後ろめたいところがあるからなのでしょう、そういうのを隠そうとしているワケですよ。
要は政府を信用していないワケですが、そりゃ信用しませんて。
だって、あの厚労省ですよ。
消えた年金問題もほったらかし、かんぽ不正もほったらかし、子宮頸がんワクチンもほったらかし、
いろいろ問題が噴出しながらナニも解決できてない厚労省が大丈夫と薦めるモノを使えますか。
ソレに、どうも不思議なのは、この接触確認アプリの名称が「COCOA」だって言う割には、
その名称で探せないらしいのですよね。
インストールされるとアイコンには「接触確認アプリ」との名称が表示されます。
さらに、アプリのトップ画面には「COCOA」なんて文字は出てきません。
出なくてもいいのですが、なぜかそこにはアマビエのイラスト。
厚労省がそんなにアマビエを使いたいならもう、アプリの名称は「アマビエ」でいいじゃないかと。
そもそも、「COCOA」なんてネーミングじゃ何のアプリかわかったもんじゃありません。
潔く「接触確認アプリ」でも良かったくらいです。
こういった諸々を考えると、このアプリについてはいわゆるプロダクトマネージャーたる存在が、
いなかったのではないかと思わせます。まるで統制されてませんもん。
そりゃメーカーとかじゃなく役所ですからね。
プロマネなんていないかもわかりませんが、それにしたってプロデュースの貧しさたるや。
そりゃ、どんな事業でも電通とか、広告会社や企画屋に任せたくなるってモノでしょうか。
そして大問題はこのアプリ、厚労省がパーソルプロセス&テクノロジー社に
4000万円甘利で、じゃなかった、4000万円余りで発注したとのことなんですが、
当の開発者達はボランティアで、無償で開発したというのですよね。
じゃあコレが本当なら、4000万円ってなんだったのかと。
役人ができないプロデュース費が4000万円だとしたら、甘利に、じゃなかった、
あまりにお粗末な代物じゃあないですかと。
というか、中抜きどころかネコババもいいところでしょう?
電通が持続化給付金事業で請け負う数百億円に比べれば小さいとはいえ、
税金の使い方に大いに問題ありでしょう。消えた年金の解決もできないくせに。
さあさ、そんなこんなで新コロだけでも大変なのに中国で新型インフルが発生し、
梅雨の時期に早速豪雨も来ていますし、これから大型台風も大地震もあるでしょうし、
ひょっとしたらバッタの大群だって来るかもしれない状況ですし、
原発のトラブルには常にビクついてなければなりません。
まるでモーセの災いみたいですが、さて、日本は神に対してどんな不敬をやらかしたのでしょうか。