仮想通貨取引所の大手・コインチェックから、
580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出し、騒ぎになっております。
どうやら不正アクセスによるものとされていますが、
詳しくはまだわかってないのか、明らかになっていません。
仮想通貨のビットコインなどは昨年後半にかけて大幅に値が上がりましたが、
その後は大きく下げるなど変動を繰り返し、現状では投機的な側面が大きく、
手を出すにはリスクが高いモノです。
それにこうした流出事故などもあり、数年前にはマウントゴックスの流出事件もありましたし、
商品そのもののリスクや不安定性だけでなく、市場自体がまだ脆弱で未成熟で、
信用を置きがたいとの印象をまた強くしたのではないでしょうか。
ただ、未成熟だからこそのチャンスもあるのでしょうから、
この分野へ参入することについては自分的には否定的ではないのですが。
コインチェックの場合は推奨されていた安全対策をを施してなかったとのことで、
このことについて会社は、技術者が足りず対応できていなかった、と言ってるんですが、
そうすっと、その部分を未整備のままサービスインした、ってことになります。
今どきのIT系の若い企業がとりあえずサービスを早くローンチだけして、
足りない部分があれば後から補完していく、といったことはよく見られることと思いますが、
顧客のお金を預かるサービスでそれはどうなんだ?というのはツッコミどころですね。
まあ、かなりイケイケで進めていたようですので、そんな態度だったのかもしれません。
最近はやれフィンテックだってことで、周りからチヤホヤ持ち上げられていたでしょうしね。
セキュリティを並に整備してところで今回の流出が起きなかったという保証はありませんけども、
それについての瑕疵というのは大いにあり得ます。
そうすると、最低でも顧客への補償はしないといけないところで、
会社も自己資金から?460億円ほどの補償すると表明しているのですが、
果たして補償しきれるのかどうか。
その時期は明言してませんし、補償の方法については自社サービスのウォレットを通じて?
支払うということにしているそうなんですが。。 どんなマジックを使うのでしょう。。
といったことで、おかげでまた改めてサイバーセキュリティの重要性が叫ばれるのですが。
そりゃ、こんだけインターネットが日常に入り込んだ生活をしているのですから当然っちゃ当然です。
一方で日本の企業というのは、サイバーセキュリティに対する投資が少ないとも言われる中、
昨年末に、政府で参与なども務めたサイバーセキュリティ専門家の経歴詐称等の騒ぎがありました。
経歴詐称の斎藤ウィリアム浩幸氏 なぜ自民党は重用したか
「内閣府のショーンKか」と、政界では大騒ぎになっている。
内閣府と経産省で参与を務めていた斎藤ウィリアム浩幸氏なる人物が、経歴を詐称していたというのだ。
内閣府は13日付、経産省は15日付で参与を辞任した。
「本人から自己都合で辞表の提出がありました。参与は非常勤で、報酬は日額で支払っていましたが、
額については公表していません」(内閣府)
「サイバーセキュリティーの分野で国際的に活躍し、ダボス会議でもヤング・グローバル・リーダーズに
選出されるなど知名度も高い方なので、参与に就任してもらいました。
すでに内閣府の参与を務めていたので信用してしまいましたが、これまで政府や学会、
民間企業で多くの役職に就いてきて、なぜ誰も詐称に気づかなかったのか不思議です」(経産省)
斎藤氏は2013年12月に内閣府参与に就任。
14年から20年オリ・パラ東京大会の科学技術タスクフォース構成員、
15年から文科省の教育再生実行アドバイザー、16年10月からは経産省参与を務めてきた。
本人の著書などによれば、カリフォルニア生まれの日系2世で、
16歳でカリフォルニア大学リバーサイド校に合格。
UCLA医学部を卒業するも医師は1日で辞め、ベンチャー起業家になった。
10代でソフトウエアのプログラミングを始め、生体認証システム技術を開発し、
マイクロソフト社など160社以上の企業とライセンス契約を結ぶ。
04年に自社をマイクロソフトに売却して「ビル・ゲイツも認めたカリスマ起業家」ということになっている。
NPO法人「日本医療政策機構」の理事、財団法人「日本再建イニシアティブ」の評議員、
公益財団法人「日産財団」理事、博報堂DYホールディングスのアドバイザー、
ファーストリテイリングのアドバイザー、国際司法裁判所のコミッショナーなど数々の肩書を持っているのも、
UCLA医学部卒のカリスマ起業家という前提があってこそだろう。
「ところが、この華々しい経歴がウソだったというから驚きました。
目立ちたがりで、『オレを使ってくれ』という売り込みがすごかったと聞きます。
参与という公的な肩書で信用させ、次々と要職を得る“わらしべ長者”のようなことをしていたのではないか。
本当の経歴がよく分からない怪しげな人物を重用してきた自民党は赤っ恥どころの話ではありません。
参与として知り得た国家機密を漏洩していた疑惑も囁かれており、それが本当なら大問題です」(経産省担当記者)
斎藤氏は21日、自身のHPで経歴詐称を認めて謝罪。こう説明している。
<ITの世界に魅了され、追求する中で医師の道を中途で断念したというエピソードを
披露することを繰り返すうちに、事実と異なる経歴を語ってしまったことは私の過ちでした。
UCLAの医学部を卒業し、医師免許を取得したという事実はございません>
機密情報を漏洩していたという疑惑については
<国会事故調の委員又は参与として知り得た機密情報の漏洩に関与しているのではないかという
疑惑については、事実無根です>と否定した。
斎藤氏は日本学生支援機構の推薦を受けて、紺綬褒章も叙勲されている。
今年6月からは日本航空の執行役員も務めていたが、
「本人から申し出があり、22日付で辞任しました」(広報部)という。
世耕経産相は22日の会見で「提出された経歴には虚偽に当たるようなことはなかった」と言っていたが、
本人の申告をうのみで参与に就けるというのも不可解だ。
そもそも最初に内閣府参与の肩書を与えたのは誰なのか。これも新たな“アベ友案件”ではないのか。
「政界ショーンK」の闇は深そうだ。
齋藤ウィリアム浩幸氏は、人気テレビに出演していたワケではなく一般の認知度は低いので、
経歴詐称疑惑もショーンKのような騒ぎにはならなかったようですが。
この問題については、山本一郎氏の記事が詳しいです。
紺綬褒章、ダボス会議、経産省参与。齋藤ウィリアム浩幸氏の虚像と嘘
内閣府・経済産業省参与の齋藤ウィリアム浩幸氏の問題続々、この状況で国家機密は本当に守られるのか
山本氏はかなりの危機感を持って書いているようですね。
そもそもの疑問としては、
・彼は本当に「サイバーセキュリティの専門家」なのか
・彼は本当に福島第一原発事故の国会事故調「最高技術責任者」だったのか
・彼は本当に「アメリカで医師資格を持つ人物」なのか
・もしも懸念が事実だとすれば、なぜ内閣府や経済産業省の参与をしているのか
とのことです。
経歴詐称関連では、
・医師ではなかった
・東京電力福島原子力発電所事故調査委員会「最高技術責任者」とは、
いわゆる「情シス担当」のことだった
・若くしてMicrosoft社に事業を売却したとの事実も怪しい
と言えそうです。
いや、原発事故の「最高技術責任者(CTO)」って言ったら原子力やそのプラントの知見がある専門家、
と考えるのが普通だと思うんですが、パソコン等の運用管理でした、とはねえ。
また、企業役員の辞任も、経歴詐称疑惑が持ち上がってから迅速に行われていることからも、
斎藤氏の怪しさを募らせます。
実は自分の周りには、斎藤氏に講演を依頼などした人間が何人かいるのですが、
そのときのテーマはというと、やはりサイバーセキュリティだったり、
アントレプレナーシップだったりするのですが、
彼らによると斎藤氏は話もうまく面白いなど、講演の評価は高いのです。
我々はサイバーセキュリティの専門ではないので、そのハナシとなったときに、
山本氏が疑問に思うようにどこまで信憑性ある内容だったのかまでの知見はないので、
その部分のオーディエンスの評価はわからないのですけども。
なので自分も、斎藤氏をイベントなどの出演者候補にと調べたことはあるのですが、
そうした経歴のことを堂々とWEBや著書などに載せているものですから、
まさかそんなトコロでわかる人ががチラっと見たらウソだとわかることを書いてるとは、
とても思いませんでしたよねえ。
一部、斎藤氏がブログでも表明しているとおりですが、しかし、アメリカ育ちの人にとっては、
これだけ「自分を盛る」ことに抵抗はないってことなんでしょうかねえ。
ちなみに斎藤氏のサイトには、ICT用語を英語から日本語に解説するページがあるんですが、
ここに "CTO" が見られないのは残念であります。
ソレはともかく、山本氏も指摘するような疑問を抱える、そのような人物が、
日本で瞬く間に信用を得て、政府や企業の要職に就くようになったのは、驚きであります。
自分では仕事で講演などイベント出演を依頼する候補者の下調べをときどきするのですが、
斎藤氏って、ここ数年で急に登場してきた印象なんですよね。ま、自分がただ知らなかっただけで、
サイバーセキュリティに対する社会的な問題意識の高まりとシンクロしただけかもしれませんが。
しかし山本氏や日刊ゲンダイの記事からは、斎藤氏がセキュリティの専門家というのも疑問らしく、
コレはちょっと穏やかでありません。
山本氏が記事で、こう指摘する通りです。
また、国会事故調の事例でもみられる通り、政府内での立場を利用して得られた
国家の機密情報を海外の事業者を含む第三者に提供した疑いが持たれます。
どのような情報が齋藤ウィリアム浩幸さんに提供されたのか、
その情報は本当に政府外に流出しなかったか調査し検証する必要はあるでしょう。
で、すみませんね陰謀脳で。
ソレらしい根拠や兆候の指摘などできないまま妄想するとですよ、
こんな短期間で急に専門家としての評価を得て政府の要職にも就くことができるようになった、
コレはどういうことかというと、斎藤氏が何者かというと、経歴詐称どころではなく、つまり、
送り込まれた工作員、スパイである可能性はないのかと。
自分の拙い想像力ではそれしか出てこないのですけども。。
だってこんな急激に政府に入り込めたり専門家としての評価を得られるなんて、
スパイみたいに何らかの後ろ盾がないと難しくないですか。
スパイとして役人や政治家を取り込んで、そして内閣参与などに潜り込めたとも言えるし、
そこで肩書きという裏付けができて堂々と経歴詐称もできるってもの、だったりしないのでしょうか。
それにしても日本人というのは人の経歴や肩書きが大好きなんでありますが、
役所も企業もそういうのをありがたがって、つけ込まれたカタチになるのでしょうかねえ。
そんなカンジで、ちょいとケチが付いた日本のサイバーセキュリティですが。
ん、ひょっとしてコインチェックの流出は、サイバーセキュリティ業界が巻き返し荒稼ぎしようとして、
大規模な事件を起こしたんじゃ。。
なぁーんてことはないですかね?
誰か専門家(笑)の入れ知恵で。
すみませんね陰謀脳で。
580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出し、騒ぎになっております。
どうやら不正アクセスによるものとされていますが、
詳しくはまだわかってないのか、明らかになっていません。
仮想通貨のビットコインなどは昨年後半にかけて大幅に値が上がりましたが、
その後は大きく下げるなど変動を繰り返し、現状では投機的な側面が大きく、
手を出すにはリスクが高いモノです。
それにこうした流出事故などもあり、数年前にはマウントゴックスの流出事件もありましたし、
商品そのもののリスクや不安定性だけでなく、市場自体がまだ脆弱で未成熟で、
信用を置きがたいとの印象をまた強くしたのではないでしょうか。
ただ、未成熟だからこそのチャンスもあるのでしょうから、
この分野へ参入することについては自分的には否定的ではないのですが。
コインチェックの場合は推奨されていた安全対策をを施してなかったとのことで、
このことについて会社は、技術者が足りず対応できていなかった、と言ってるんですが、
そうすっと、その部分を未整備のままサービスインした、ってことになります。
今どきのIT系の若い企業がとりあえずサービスを早くローンチだけして、
足りない部分があれば後から補完していく、といったことはよく見られることと思いますが、
顧客のお金を預かるサービスでそれはどうなんだ?というのはツッコミどころですね。
まあ、かなりイケイケで進めていたようですので、そんな態度だったのかもしれません。
最近はやれフィンテックだってことで、周りからチヤホヤ持ち上げられていたでしょうしね。
セキュリティを並に整備してところで今回の流出が起きなかったという保証はありませんけども、
それについての瑕疵というのは大いにあり得ます。
そうすると、最低でも顧客への補償はしないといけないところで、
会社も自己資金から?460億円ほどの補償すると表明しているのですが、
果たして補償しきれるのかどうか。
その時期は明言してませんし、補償の方法については自社サービスのウォレットを通じて?
支払うということにしているそうなんですが。。 どんなマジックを使うのでしょう。。
といったことで、おかげでまた改めてサイバーセキュリティの重要性が叫ばれるのですが。
そりゃ、こんだけインターネットが日常に入り込んだ生活をしているのですから当然っちゃ当然です。
一方で日本の企業というのは、サイバーセキュリティに対する投資が少ないとも言われる中、
昨年末に、政府で参与なども務めたサイバーセキュリティ専門家の経歴詐称等の騒ぎがありました。
経歴詐称の斎藤ウィリアム浩幸氏 なぜ自民党は重用したか
「内閣府のショーンKか」と、政界では大騒ぎになっている。
内閣府と経産省で参与を務めていた斎藤ウィリアム浩幸氏なる人物が、経歴を詐称していたというのだ。
内閣府は13日付、経産省は15日付で参与を辞任した。
「本人から自己都合で辞表の提出がありました。参与は非常勤で、報酬は日額で支払っていましたが、
額については公表していません」(内閣府)
「サイバーセキュリティーの分野で国際的に活躍し、ダボス会議でもヤング・グローバル・リーダーズに
選出されるなど知名度も高い方なので、参与に就任してもらいました。
すでに内閣府の参与を務めていたので信用してしまいましたが、これまで政府や学会、
民間企業で多くの役職に就いてきて、なぜ誰も詐称に気づかなかったのか不思議です」(経産省)
斎藤氏は2013年12月に内閣府参与に就任。
14年から20年オリ・パラ東京大会の科学技術タスクフォース構成員、
15年から文科省の教育再生実行アドバイザー、16年10月からは経産省参与を務めてきた。
本人の著書などによれば、カリフォルニア生まれの日系2世で、
16歳でカリフォルニア大学リバーサイド校に合格。
UCLA医学部を卒業するも医師は1日で辞め、ベンチャー起業家になった。
10代でソフトウエアのプログラミングを始め、生体認証システム技術を開発し、
マイクロソフト社など160社以上の企業とライセンス契約を結ぶ。
04年に自社をマイクロソフトに売却して「ビル・ゲイツも認めたカリスマ起業家」ということになっている。
NPO法人「日本医療政策機構」の理事、財団法人「日本再建イニシアティブ」の評議員、
公益財団法人「日産財団」理事、博報堂DYホールディングスのアドバイザー、
ファーストリテイリングのアドバイザー、国際司法裁判所のコミッショナーなど数々の肩書を持っているのも、
UCLA医学部卒のカリスマ起業家という前提があってこそだろう。
「ところが、この華々しい経歴がウソだったというから驚きました。
目立ちたがりで、『オレを使ってくれ』という売り込みがすごかったと聞きます。
参与という公的な肩書で信用させ、次々と要職を得る“わらしべ長者”のようなことをしていたのではないか。
本当の経歴がよく分からない怪しげな人物を重用してきた自民党は赤っ恥どころの話ではありません。
参与として知り得た国家機密を漏洩していた疑惑も囁かれており、それが本当なら大問題です」(経産省担当記者)
斎藤氏は21日、自身のHPで経歴詐称を認めて謝罪。こう説明している。
<ITの世界に魅了され、追求する中で医師の道を中途で断念したというエピソードを
披露することを繰り返すうちに、事実と異なる経歴を語ってしまったことは私の過ちでした。
UCLAの医学部を卒業し、医師免許を取得したという事実はございません>
機密情報を漏洩していたという疑惑については
<国会事故調の委員又は参与として知り得た機密情報の漏洩に関与しているのではないかという
疑惑については、事実無根です>と否定した。
斎藤氏は日本学生支援機構の推薦を受けて、紺綬褒章も叙勲されている。
今年6月からは日本航空の執行役員も務めていたが、
「本人から申し出があり、22日付で辞任しました」(広報部)という。
世耕経産相は22日の会見で「提出された経歴には虚偽に当たるようなことはなかった」と言っていたが、
本人の申告をうのみで参与に就けるというのも不可解だ。
そもそも最初に内閣府参与の肩書を与えたのは誰なのか。これも新たな“アベ友案件”ではないのか。
「政界ショーンK」の闇は深そうだ。
齋藤ウィリアム浩幸氏は、人気テレビに出演していたワケではなく一般の認知度は低いので、
経歴詐称疑惑もショーンKのような騒ぎにはならなかったようですが。
この問題については、山本一郎氏の記事が詳しいです。
紺綬褒章、ダボス会議、経産省参与。齋藤ウィリアム浩幸氏の虚像と嘘
内閣府・経済産業省参与の齋藤ウィリアム浩幸氏の問題続々、この状況で国家機密は本当に守られるのか
山本氏はかなりの危機感を持って書いているようですね。
そもそもの疑問としては、
・彼は本当に「サイバーセキュリティの専門家」なのか
・彼は本当に福島第一原発事故の国会事故調「最高技術責任者」だったのか
・彼は本当に「アメリカで医師資格を持つ人物」なのか
・もしも懸念が事実だとすれば、なぜ内閣府や経済産業省の参与をしているのか
とのことです。
経歴詐称関連では、
・医師ではなかった
・東京電力福島原子力発電所事故調査委員会「最高技術責任者」とは、
いわゆる「情シス担当」のことだった
・若くしてMicrosoft社に事業を売却したとの事実も怪しい
と言えそうです。
いや、原発事故の「最高技術責任者(CTO)」って言ったら原子力やそのプラントの知見がある専門家、
と考えるのが普通だと思うんですが、パソコン等の運用管理でした、とはねえ。
また、企業役員の辞任も、経歴詐称疑惑が持ち上がってから迅速に行われていることからも、
斎藤氏の怪しさを募らせます。
実は自分の周りには、斎藤氏に講演を依頼などした人間が何人かいるのですが、
そのときのテーマはというと、やはりサイバーセキュリティだったり、
アントレプレナーシップだったりするのですが、
彼らによると斎藤氏は話もうまく面白いなど、講演の評価は高いのです。
我々はサイバーセキュリティの専門ではないので、そのハナシとなったときに、
山本氏が疑問に思うようにどこまで信憑性ある内容だったのかまでの知見はないので、
その部分のオーディエンスの評価はわからないのですけども。
なので自分も、斎藤氏をイベントなどの出演者候補にと調べたことはあるのですが、
そうした経歴のことを堂々とWEBや著書などに載せているものですから、
まさかそんなトコロでわかる人ががチラっと見たらウソだとわかることを書いてるとは、
とても思いませんでしたよねえ。
一部、斎藤氏がブログでも表明しているとおりですが、しかし、アメリカ育ちの人にとっては、
これだけ「自分を盛る」ことに抵抗はないってことなんでしょうかねえ。
ちなみに斎藤氏のサイトには、ICT用語を英語から日本語に解説するページがあるんですが、
ここに "CTO" が見られないのは残念であります。
ソレはともかく、山本氏も指摘するような疑問を抱える、そのような人物が、
日本で瞬く間に信用を得て、政府や企業の要職に就くようになったのは、驚きであります。
自分では仕事で講演などイベント出演を依頼する候補者の下調べをときどきするのですが、
斎藤氏って、ここ数年で急に登場してきた印象なんですよね。ま、自分がただ知らなかっただけで、
サイバーセキュリティに対する社会的な問題意識の高まりとシンクロしただけかもしれませんが。
しかし山本氏や日刊ゲンダイの記事からは、斎藤氏がセキュリティの専門家というのも疑問らしく、
コレはちょっと穏やかでありません。
山本氏が記事で、こう指摘する通りです。
また、国会事故調の事例でもみられる通り、政府内での立場を利用して得られた
国家の機密情報を海外の事業者を含む第三者に提供した疑いが持たれます。
どのような情報が齋藤ウィリアム浩幸さんに提供されたのか、
その情報は本当に政府外に流出しなかったか調査し検証する必要はあるでしょう。
で、すみませんね陰謀脳で。
ソレらしい根拠や兆候の指摘などできないまま妄想するとですよ、
こんな短期間で急に専門家としての評価を得て政府の要職にも就くことができるようになった、
コレはどういうことかというと、斎藤氏が何者かというと、経歴詐称どころではなく、つまり、
送り込まれた工作員、スパイである可能性はないのかと。
自分の拙い想像力ではそれしか出てこないのですけども。。
だってこんな急激に政府に入り込めたり専門家としての評価を得られるなんて、
スパイみたいに何らかの後ろ盾がないと難しくないですか。
スパイとして役人や政治家を取り込んで、そして内閣参与などに潜り込めたとも言えるし、
そこで肩書きという裏付けができて堂々と経歴詐称もできるってもの、だったりしないのでしょうか。
それにしても日本人というのは人の経歴や肩書きが大好きなんでありますが、
役所も企業もそういうのをありがたがって、つけ込まれたカタチになるのでしょうかねえ。
そんなカンジで、ちょいとケチが付いた日本のサイバーセキュリティですが。
ん、ひょっとしてコインチェックの流出は、サイバーセキュリティ業界が巻き返し荒稼ぎしようとして、
大規模な事件を起こしたんじゃ。。
なぁーんてことはないですかね?
誰か専門家(笑)の入れ知恵で。
すみませんね陰謀脳で。