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企業努力と生活防衛を台無しにする酒税改正

2014-10-26 22:41:29 | ニュース
警視庁が在特会会員を含む5人を障害容疑で逮捕しんたんですってねえ。

ウヨには甘々の公権力が、どうしたんだろ?
と疑問意思ったのは自分だけではないでしょう。

妄想するに、政治資金問題で小渕センセーが経産大臣を辞任して、
後釜に据えられた宮沢センセーがSMバー問題でまた叩かれてまして。

しかも、海外メディアでも大々的に報じられるというね、
まさに国益を損なうくらいのスキャンダルになっているのですが。


で、アレですかね。
政府としては。

こうした海外でのアベちゃん政権への評価を挽回すべく、
右翼勢力に厳しく対応するよとの、パフォーマンスによって、
アベちゃん政権は極右だよねとの評価に対処しようとした、
そうしたパフォーマンスだったのでしゃないかという。

だって、この傷害事件って8月のことでしょ。
それから2ヶ月近くたってやっとこさこの処分ってのは、
さすがにSM大臣問題は対外的にやべえとなって、
それに慌てて対応した、そんなタイミングとしか思われません。

実際のところはわかりませんが、そんな妄想を招きますね。


そんな政権も増税には余念がないようでして。

消費税増税はなんだかんだ言って既定路線なんでしょうし、
一方で法人税減税を進めるというのも納得いかねえなあ、
といったときに、ビール類の酒税見直しで、ビールと発泡酒、
そして第3のビールとの税率格差をなくそうとしているとのことでして。

つまり、ビールに比べて税率の低い発泡酒や第3のビールの税率を上げるよと、
そうしてビールとの税率の差を少なくするよ、と。


ナニを考えているんでしょうね。

麦芽の含有量で税率に違いを儲けたのはお宅らでしょうに、
第2、第3のビールが売れてるとなるとそっちからも同じ分だけ
税金を取るように変えますとか、企業努力を国民の生活を
なんだと思っているんでしょうか。

景気は上向かない、物価は上がり税負担は増す、
そんな状況で国民が生活防衛のために支出を減らす、
その一つがビールでなく発泡酒や第3のビールを選ぶことでもあるワケです。
自分のように。

それを、税率を変えて、発泡酒や第3のビールからもっと税金を取ります、
なんていうのは、ただ国民をいじめるだけで正義ってもんが感じられません。


こうした反発に慌てたのか、ビールの税率を下げようかな?
みたいなことを匂わせているようなんですけれども。


 酒税 発泡酒など引き上げ ビール引き下げ検討

 政府は、税率の差の縮小を目指している「ビール系飲料」の酒税について、
 第3のビールと発泡酒の税率を引き上げる一方で、
 ビールは引き下げる方向で検討していて、来年度の税制改正に向け、
 税率を変える時期などを与党側と慎重に協議していくことにしています。

 「ビール系飲料」にかかる酒税は麦芽の比率などによって税率が違うため、
 350ミリリットル缶の税額は、第3のビールが28円、発泡酒が47円、
 ビールが77円となっています。
 政府は、よく似た酒で税率が違うのは税負担の公平性から問題があるうえ、
 販売量に影響を与え税収の減少につながっているとして差の縮小を目指していて、
 第3のビールと発泡酒の税率を引き上げる一方で、
 ビールは引き下げる方向で検討を進めています。

 また、将来的には「ビール系飲料」の税率を統一することも目指すことにしています。
 「ビール系飲料」の税率を巡って、与党内では見直すべきだとする意見がある一方で、
 第3のビールと発泡酒の値上がりにつながる見直しは消費者の理解を得られないとして、
 慎重な意見もあります。

 このため政府は、来年度の税制改正に向け税率を変える時期や差を
 どこまで縮小するのかなどについて、与党側と慎重に協議していくことにしています。


アホですね。

 「よく似た酒で税率が違うのは税負担の公平性から問題がある」?

先に決めたのはお前らだろっての。

そんで、その制度を特に悪用したわけでない、メーカーの努力によって、
発泡酒や第3のビールといったジャンルが生まれたのに、
今度はそれを潰そうってことです。

いや、売れてるところから税金を搾り取ろうってことです。
まったく自助努力っってのがないのですね役人は。

自らが知恵を出して効率よくしたり、コスト削減などせずに、
法律を変えて消費者からカネを巻き上げることしか考えていません。

まぁこうして、いやいや、第2・第3のビールの税率を上げるだけじゃなくて、
ビールの税率も下げるからよろしくね?なんていうのは、
ただの体のいい弁解にしか聞こえませんよ。

一時的に国民の理解を得ようとしているのでしょうけれど、
実際にそうなるかわわかりませんからね。


だいたいそうなったら、ビールだろうが発泡酒だろうが、
そうした区別はなくなるってことなんですかねえ。

こうなってくると、第4のビールの誕生を期待したいものですが。


しかし役人ってのはホント、人のやる気を削ぐことしかしないんですね。
日本中が閉塞感にあるのも、まったく頷けるなと、改めて思いましたよ。

そんで、消費税増税10%は行うのですよね、やっぱり?
 

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