発表されたばかりの2020東京オリンピックのエンブレムが、
ベルギーにある劇場のロゴマークと酷似しているとの指摘を受けていますね。
コレが2020東京オリンピックのエンブレム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9b/d62e77b737dbbfd2db7ef748709894b5.jpg)
コチラがベルギー・リエージュ劇場のマーク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/ac/da5883aedcc2d46300aeecc8b707cb64.jpg)
うーむ。
似てますね。確かに似ています。
パクリなんじゃねえの?
との疑惑を受けるのも致し方ないくらい似ています。
このパクリ疑惑について、オリンピック大会組織委員会は、
世界の商標登録を調査した上での決定なので問題ないとしています。
政府では官房長官の菅センセーも相変わらず「問題ない」と答弁しています。
確かに、世界中にあるいろんなデザイン・マークとは、
たまたま似てしまう、ってことはあるかもしれません。
2020オリンピックのエンブレムもそうかもしれません。
そして、商標をしても問題をクリアしている、ということならば、
問題ない、と言えるかもしれません。
ですが、似たデザインがあるとわかった以上は、
それをリスペクトする態度を持つのが通常のビジネス上での通念と思うのですが、
ただ「問題ない」とするのはいかがなものでしょうか。
しかも、そうした発言を政府の官房長官という立場で発言するというのは、
逆に、知的財産に対する日本の姿勢や見識が疑われかねないと思うのですが。
新国立競技場の建設について、コストの問題でプランを見直すべきじゃないか、
との問題があったとき、組織委員会も政府も、いまさらデザインを変えるようでは
国際的な信用を損ねる、なんてことを言っていた一方で、
このエンブレムデザインについてはそうした国際的信用を損ねる、
との危機意識が働かない感性というのは、なんとも理解しがたいものです。
まぁそれでも自分も、いやいやたまたまリエージュ劇場のマークと
「似ちゃった」だけとの見解も出来るだろうと、擁護的な態度を持っていたのですが、
次のスペインで使用されたマークを見てしまうと、そういった感情も薄れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d4/938df1693b9078733355f6d1fa57b8a8.jpg)
なんと言いますか、あぁ、2020オリンピックエンブレムのデザイナーは、
研究熱心だったんだなぁと言いますか。
リエージュ劇場との併せ技?ってことで、デザイナーはいろいろ研究して、
インスピレーションを得ていたのだなぁと言いますか。
色使いといい赤い丸といい、リエージュ劇場よりは、
コチラと酷似しているほうが問題に思えるのですけれども。
しかもこのスペインのデザイン事務所によるデザイン、
これ、東日本大震災の復興支援活動のマークだったんですから、
気分的に良くないじゃないですか?
日本を助けようとしてくれた想い、そのデザインを、
当の日本人がパクっちゃったのかよ?というね。
2020オリンピックエンブレムのデザイナーは、SNSを閉じたりとか、
外からの接触を断っているようでして、なんかまあ、その時点で、
やっぱりパクリなんすかねえ?との後ろめたさをうかがわせているのですが。
それでも、大会組織委員会や政府は問題ない、と言ってるワケでしょう。
しかしですね、オリンピックの商標については、JOCというか、
電通は凄い厳しいんですよ。
例えばスポーツじゃなくても何らかの大会かコンテストかに、
「なんちゃらピック」ってなタイトルをつけたいとするじゃないですか。
そうすっとオリンピックの権利の侵害だと言って、
電通はすぐいちゃもんをつけてくるのですよ。
了見狭いとまでは言いません。
権利主張することも必要でしょう。
そんだけ自らが持つ権利については厳格で他者に情け容赦ない一方で、
今回のエンブレムデザインについては、これだけ他に似ていると指摘があるのに、
「問題ない」とする態度って、いかにもダブルスタンダードでズルく都合良く、
他人に厳しく自分に甘い、っていうふうに思われませんか。
だったら「なんちゃらピック」にも寛大になってほしいものですけどね。
どうなんでしょうか、JOCに電通の人?
ベルギーにある劇場のロゴマークと酷似しているとの指摘を受けていますね。
コレが2020東京オリンピックのエンブレム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9b/d62e77b737dbbfd2db7ef748709894b5.jpg)
コチラがベルギー・リエージュ劇場のマーク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/ac/da5883aedcc2d46300aeecc8b707cb64.jpg)
うーむ。
似てますね。確かに似ています。
パクリなんじゃねえの?
との疑惑を受けるのも致し方ないくらい似ています。
このパクリ疑惑について、オリンピック大会組織委員会は、
世界の商標登録を調査した上での決定なので問題ないとしています。
政府では官房長官の菅センセーも相変わらず「問題ない」と答弁しています。
確かに、世界中にあるいろんなデザイン・マークとは、
たまたま似てしまう、ってことはあるかもしれません。
2020オリンピックのエンブレムもそうかもしれません。
そして、商標をしても問題をクリアしている、ということならば、
問題ない、と言えるかもしれません。
ですが、似たデザインがあるとわかった以上は、
それをリスペクトする態度を持つのが通常のビジネス上での通念と思うのですが、
ただ「問題ない」とするのはいかがなものでしょうか。
しかも、そうした発言を政府の官房長官という立場で発言するというのは、
逆に、知的財産に対する日本の姿勢や見識が疑われかねないと思うのですが。
新国立競技場の建設について、コストの問題でプランを見直すべきじゃないか、
との問題があったとき、組織委員会も政府も、いまさらデザインを変えるようでは
国際的な信用を損ねる、なんてことを言っていた一方で、
このエンブレムデザインについてはそうした国際的信用を損ねる、
との危機意識が働かない感性というのは、なんとも理解しがたいものです。
まぁそれでも自分も、いやいやたまたまリエージュ劇場のマークと
「似ちゃった」だけとの見解も出来るだろうと、擁護的な態度を持っていたのですが、
次のスペインで使用されたマークを見てしまうと、そういった感情も薄れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d4/938df1693b9078733355f6d1fa57b8a8.jpg)
なんと言いますか、あぁ、2020オリンピックエンブレムのデザイナーは、
研究熱心だったんだなぁと言いますか。
リエージュ劇場との併せ技?ってことで、デザイナーはいろいろ研究して、
インスピレーションを得ていたのだなぁと言いますか。
色使いといい赤い丸といい、リエージュ劇場よりは、
コチラと酷似しているほうが問題に思えるのですけれども。
しかもこのスペインのデザイン事務所によるデザイン、
これ、東日本大震災の復興支援活動のマークだったんですから、
気分的に良くないじゃないですか?
日本を助けようとしてくれた想い、そのデザインを、
当の日本人がパクっちゃったのかよ?というね。
2020オリンピックエンブレムのデザイナーは、SNSを閉じたりとか、
外からの接触を断っているようでして、なんかまあ、その時点で、
やっぱりパクリなんすかねえ?との後ろめたさをうかがわせているのですが。
それでも、大会組織委員会や政府は問題ない、と言ってるワケでしょう。
しかしですね、オリンピックの商標については、JOCというか、
電通は凄い厳しいんですよ。
例えばスポーツじゃなくても何らかの大会かコンテストかに、
「なんちゃらピック」ってなタイトルをつけたいとするじゃないですか。
そうすっとオリンピックの権利の侵害だと言って、
電通はすぐいちゃもんをつけてくるのですよ。
了見狭いとまでは言いません。
権利主張することも必要でしょう。
そんだけ自らが持つ権利については厳格で他者に情け容赦ない一方で、
今回のエンブレムデザインについては、これだけ他に似ていると指摘があるのに、
「問題ない」とする態度って、いかにもダブルスタンダードでズルく都合良く、
他人に厳しく自分に甘い、っていうふうに思われませんか。
だったら「なんちゃらピック」にも寛大になってほしいものですけどね。
どうなんでしょうか、JOCに電通の人?