いや、送別会続きの怒濤の1週間もようやく終わりました。
どんだけ消化器官を疲弊させ、脳細胞を死滅させたことでしょうか。
思えば、昨年の今頃はどうだったでしょう。
人事の異動などは普通に行われていたと思いますが、
送別会などの宴はこんなにやってなかったんじゃないでしょうか。
お花見だって自粛、なんて言ってましたからね。
さて、疲弊するといえば国民生活ですけれども。
ちょっとでもTPPに、いやTPP推進にポジティブなことがあると
嬉嬉として記事にアピールする日本経団連新聞ですが、
30日の朝刊1面にしっかりこうした記事を掲載しておりましたね。
チリ大統領「TPP、年内妥結を期待」 日本の参加全面支援
来日中のチリのピニェラ大統領は29日、米国やオーストラリアなど
9カ国が交渉する環太平洋経済連携協定(TPP)について
「年内に妥結し、2013年に発効させたい」と述べた。
日本の参加については「全面的に支援する」と言明した。
中南米33カ国が参加する新たな地域機構が昨年末に発足したことを踏まえ、
急成長する同地域の経済統合にも意欲を示した。
(以下略)
TPPについて日本は事前交渉の段階でなかったかと思いますが、
参加を全面支援するとリップサービスされて大喜び。
それ以外は大した内容がない記事ですが、ま、それだけでも
日経としたら1面の真ん中に持ってくる価値のあるものなのですね。
そしてその日の1面トップといえば、逃凶電力に関するこの記事です。
東電、実質国有化へ 1兆円資本注入を申請
東京電力は29日、政府の原子力損害賠償支援機構に対して1兆円の資本注入を申請した。
福島第1原子力発電所の事故に伴う賠償支払いのため、約8459億円の追加支援も要請した。
資本注入されれば政府の公的管理下に入る。東電と機構は再建に向けた「総合特別事業計画」
を3月末までに枝野幸男経済産業相へ提出する予定だったが、かなめとなる勝俣恒久会長の
後任人事が難航。計画の重要部分が白紙のまま資金援助だけ求める異例の事態になった。
今後、新会長の人選を急ぎ、4月半ばまでの提出を目指す。
(以下略)
はー?
資本注入に1兆円要請、賠償支払いに約8459億円の追加支援も要請?
あの、確か電気料金の値上げも計画してますよね?
普通、そのどっちかでしょうよ、やるとしたって?
ま、国民としたらどっちも認める気はありませんけどね。
でも、それを、値上げと2つの公的資金支援要請を同時に行うとはね、
どんだけ身の程知らず、恥知らずなんでしょうか。
東電ときたら、どんだけ身銭切ったっていうんでしょうか。
まるで事故の反省してるようにも見えないし、
胃が痛くなるようなリストラだってしてないでしょう。
記事によれば、
東電が資本注入の要請を迫られたのは、原発の廃炉費用が今後膨らむことや、
原発停止による火力発電の燃料費が急増しているため。
ってことなんですが。
あの、どっかの原発が廃炉になるたんびに公的支援しなきゃいけないのですか?
それって電力会社が自前でやるんじゃないのですか?
原発ってコストが安いはずですよねえ?
で、火力発電の燃料費増は値上げで賄おうとしてませんでしたっけ。
資本注入までしてもらって二重取りってことですかそうですか。
んで、この資金要請が認められれば、
公的支援額は合計で3兆4000億以上になるんだそうで。
なんでそんなもん、国民がタダで東電なんかに負担しなきゃいかんのですか。
しかも電気料金値上げでしょう。
え、絆?
まぁね、そりゃ東電的には自分たちが悪いなんて思ってないのでしょうけど。
国策にのっとって、国の言うとおりにやってきて、
事故は天変地異のせいですからね。もしくはテロですか。
そんなことで大事故が起きたからといって、
こういうときだけ自分たちのせいにされてもねえ、ってのはあるでしょう。
本当なら法的整理してしまっていいと思うんですが、
まったく役人にしても政治家にしても東電への姿勢ときたら
腰がひけまくっているもんです。
お仲間だからしょうがないですか。
っていうか、どんだけ東電に弱みを握られているのでしょうかね。
東電がその気になっていっさいかっさい原発行政についてブチまけたら、
霞ヶ関も永田町も吹っ飛びかねないのかもしれません。
これまた国民としては、一度そうなったって構わないと思えますけどね。
どんだけ消化器官を疲弊させ、脳細胞を死滅させたことでしょうか。
思えば、昨年の今頃はどうだったでしょう。
人事の異動などは普通に行われていたと思いますが、
送別会などの宴はこんなにやってなかったんじゃないでしょうか。
お花見だって自粛、なんて言ってましたからね。
さて、疲弊するといえば国民生活ですけれども。
ちょっとでもTPPに、いやTPP推進にポジティブなことがあると
嬉嬉として記事にアピールする日本経団連新聞ですが、
30日の朝刊1面にしっかりこうした記事を掲載しておりましたね。
チリ大統領「TPP、年内妥結を期待」 日本の参加全面支援
来日中のチリのピニェラ大統領は29日、米国やオーストラリアなど
9カ国が交渉する環太平洋経済連携協定(TPP)について
「年内に妥結し、2013年に発効させたい」と述べた。
日本の参加については「全面的に支援する」と言明した。
中南米33カ国が参加する新たな地域機構が昨年末に発足したことを踏まえ、
急成長する同地域の経済統合にも意欲を示した。
(以下略)
TPPについて日本は事前交渉の段階でなかったかと思いますが、
参加を全面支援するとリップサービスされて大喜び。
それ以外は大した内容がない記事ですが、ま、それだけでも
日経としたら1面の真ん中に持ってくる価値のあるものなのですね。
そしてその日の1面トップといえば、逃凶電力に関するこの記事です。
東電、実質国有化へ 1兆円資本注入を申請
東京電力は29日、政府の原子力損害賠償支援機構に対して1兆円の資本注入を申請した。
福島第1原子力発電所の事故に伴う賠償支払いのため、約8459億円の追加支援も要請した。
資本注入されれば政府の公的管理下に入る。東電と機構は再建に向けた「総合特別事業計画」
を3月末までに枝野幸男経済産業相へ提出する予定だったが、かなめとなる勝俣恒久会長の
後任人事が難航。計画の重要部分が白紙のまま資金援助だけ求める異例の事態になった。
今後、新会長の人選を急ぎ、4月半ばまでの提出を目指す。
(以下略)
はー?
資本注入に1兆円要請、賠償支払いに約8459億円の追加支援も要請?
あの、確か電気料金の値上げも計画してますよね?
普通、そのどっちかでしょうよ、やるとしたって?
ま、国民としたらどっちも認める気はありませんけどね。
でも、それを、値上げと2つの公的資金支援要請を同時に行うとはね、
どんだけ身の程知らず、恥知らずなんでしょうか。
東電ときたら、どんだけ身銭切ったっていうんでしょうか。
まるで事故の反省してるようにも見えないし、
胃が痛くなるようなリストラだってしてないでしょう。
記事によれば、
東電が資本注入の要請を迫られたのは、原発の廃炉費用が今後膨らむことや、
原発停止による火力発電の燃料費が急増しているため。
ってことなんですが。
あの、どっかの原発が廃炉になるたんびに公的支援しなきゃいけないのですか?
それって電力会社が自前でやるんじゃないのですか?
原発ってコストが安いはずですよねえ?
で、火力発電の燃料費増は値上げで賄おうとしてませんでしたっけ。
資本注入までしてもらって二重取りってことですかそうですか。
んで、この資金要請が認められれば、
公的支援額は合計で3兆4000億以上になるんだそうで。
なんでそんなもん、国民がタダで東電なんかに負担しなきゃいかんのですか。
しかも電気料金値上げでしょう。
え、絆?
まぁね、そりゃ東電的には自分たちが悪いなんて思ってないのでしょうけど。
国策にのっとって、国の言うとおりにやってきて、
事故は天変地異のせいですからね。もしくはテロですか。
そんなことで大事故が起きたからといって、
こういうときだけ自分たちのせいにされてもねえ、ってのはあるでしょう。
本当なら法的整理してしまっていいと思うんですが、
まったく役人にしても政治家にしても東電への姿勢ときたら
腰がひけまくっているもんです。
お仲間だからしょうがないですか。
っていうか、どんだけ東電に弱みを握られているのでしょうかね。
東電がその気になっていっさいかっさい原発行政についてブチまけたら、
霞ヶ関も永田町も吹っ飛びかねないのかもしれません。
これまた国民としては、一度そうなったって構わないと思えますけどね。